[過去ログ] 次世代言語12 Go Rust Swift Kotlin TypeScript (1002レス)
前次1-
抽出解除 レス栞

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
517
(2): 2018/07/31(火)14:34 ID:U3QRqLaV(1) AAS
直積集合がタプルじゃなくて直積集合の要素がタプルな
んでもってn個の集合の直積を考える場合普通n=1は除外しない
519: 2018/07/31(火)15:33 ID:zoworXJJ(3/8) AAS
>>517
>n個の集合の直積を考える場合普通n=1は除外しない

ええ、それが Python 村の中では「普通」で常識なんですよね
でも Python 村から一歩外に出れば:
  n個の集合の直積を考える、ここで n>=2
が「普通」なんですけど、ご存知でしたか?

たとえば手元の教科書(*1)だと、直積は以下のように定義されています
・2つの集合の直積 A × B = { <x, y> | x <- A, y <- B }
・3つの集合の直積 A × B × C = { <x, y, z> | x <- A, y <- B, z <- C }
・4つの集合の直積も同様に定義される
この本では n=1 は定義されていないし、個人としても定義のしようがないと考えます
で、ML/Haskell/Erlang/Prolog といったタプルというデータ構造が存在する言語でも、
「普通」n=1の直積を除外しており、これが世間の常識です
ちなみに「Python村の常識、世間の非常識」といふ格言、聞いたことありませぬか?

ところで、もちろん内包表記はご存知ですよね?
知らないと>>478氏に「無知晒してる」と嗤われちゃいますよ

*1:論理と計算のしくみ
  外部リンク:www.amazon.co.jp
525
(1): 2018/07/31(火)18:08 ID:zoworXJJ(5/8) AAS
>>522
数学の定義や数式を計算機上で実行するには、
必然的に「解釈」という(あるいは「評価」とも呼ばれる)プロセスを伴いますから、
数学の概念とプログラミング言語との間に乖離(かいり)が存在するのは一般論ですし、
その為に計算機工学という分野で研究成果が積み重ねられてきました

もちろんこうした乖離は一般論ですから、例を探せばいくらでも挙げられるでしょう
たとえば「n個の直積を考える」場合に数学では n=1 や n=0 を除外しないモデルを
構築することは可能ですが(>>517,521)、計算機工学の研究成果を元に設計された
言語だと「n個の集合の直積を考える、ここで n>=2」が暗黙のうちに認知されています
(なぜなら n=1 または n=2 の直積は、一般的には形式的に定義できない為)

ところが、こうした計算機工学の成果である n>=2 を無視し、
そんなのどうでもいいとばかりに「単なる不変な配列をタプルと命名する(>>516)」といふ
深淵の淵へ自ら飛び込んだ稀有な例が Python といふ次世代言語なんですよ

もしも「他のあらゆる言語では計算機工学の常識に沿って設計しているのに、
ある特定の言語ではそれを無視している」という具体例があれば、ご教示願います
たとえば「Python におけるタプルの命名」は、他の言語には見られない唯一無二の例です
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.396s