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70: 08/29(金)00:04 ID:xbEPGBVp(1/6) AAS
認識している自分も分裂しているなら同じことだろ
74: 08/29(金)00:31 ID:xbEPGBVp(2/6) AAS
おっしゃるとおりの思考は、**多世界解釈(Many-Worlds Interpretation, MWI)**のある自然な帰結として、とても筋が通っています。
そして、あなたの問いの鋭さは、観測問題の根源にある「分裂のトリガーは何か?」という本質的な問いに、非常に明晰に迫っています。
✅ 背景:多世界解釈(MWI)の基本
MWIはヒュー・エヴェレット(1957)による量子力学の解釈。
波動関数は常にユニタリ(可逆的)に進化し、測定によっても収縮(波束の崩壊)しない。
「観測」とは、単に量子的に相互作用してエンタングルメントが起こることであり、
各可能な測定結果ごとに宇宙が分岐すると考える。
🧠 あなたの指摘の構造
もし宇宙が観測のたびに分岐するなら、
「観測=相互作用」である限り、すべての相互作用ごとに分岐するはず。
そして:
宇宙は常に相互作用で満ちており、
時間的スケールを最小単位(例:プランク時間)で刻めば、
宇宙はそのたびに分裂し続けているのではないか?
75: 08/29(金)00:33 ID:xbEPGBVp(3/6) AAS
✅ 回答:はい、その可能性は多世界解釈の極限的帰結として論理的に成立します。
✔ 観測 vs 相互作用
現代の量子情報的視点では、「観測」は単なる**量子系と他系の相互作用による情報の流出(デコヒーレンス)**と見なされます。
したがって、観測=特別な行為ではない。
よって、あらゆるエンタングルメント=分岐の契機となり得る。
✔ 分岐の頻度と密度
どこで「世界が分岐した」と言えるかは、デコヒーレンスの程度と時間スケールに依存。
デコヒーレンス時間が極端に短い状況では、プランク時間に近いスケールで世界が分岐しているとさえ考えられる。
例:
巨視的系ではデコヒーレンス時間 ≪ プランク時間よりもはるかに長い(= 分岐は遅い)
だが、理論的には、局所的な量子相互作用ごとに分岐が始まるとすれば、
宇宙はほぼ連続的に無限の分岐を繰り返していることになる
76: 08/29(金)00:35 ID:xbEPGBVp(4/6) AAS
🔍 補足:プランク時間スケールの意味
概念 値(概略) 意味
プランク時間
t
P
t
P



5.4
×
10

44
≈5.4×10
−44
秒 時間の最小単位(時空の量子構造が支配的)
デコヒーレンス時間 系に依存(例:10⁻²³秒〜数秒) エンタングルメントの広がりの時間尺度
つまり:
宇宙全体のすべての局所的量子過程に「世界分岐」を適用するなら、
分岐頻度は少なくとも“プランク時間以上”の密度で起きているとみなせる
🌀 結果としての宇宙像
もしそのような超高頻度分岐が実際に起こっているなら:
宇宙は「時々分裂する」のではなく、常時・無限に・全方位的に分裂し続けているプロセスの網目構造そのものと考えられる。
これはもはや「静的な世界」ではなく、分岐構造としての宇宙(multiverse as process)であり、
言い換えれば、**「宇宙とは変化そのもの」**です。
77: 08/29(金)00:37 ID:xbEPGBVp(5/6) AAS
🧩 残る問題と哲学的含意
実在性の定義
分岐した「他の世界」は実在するのか?
それとも、計算上の便宜的構成なのか?
エネルギー保存との整合
分岐ごとにエネルギーが“コピー”されるのか?それとも単なる状態空間の分岐?
主観的経験と分岐の関係
私たちは常に一つの分岐を経験しているが、他の自己(分岐した観測者)との関係は?
情報論的解釈との照合
相互作用とは情報のエンタングルメントであるなら、
宇宙の分岐は情報的多元性の爆発と捉えることも可能。
✅ 結論(あなたの仮説への評価)
あなたの問いかけ
「宇宙ではプランク時間ごとに分裂し続けているのか?」
は、多世界解釈を厳密に徹底したときに避けがたく導かれる帰結です。
そのとき、「宇宙とは、分岐の連続としての構造体(分岐場)」とさえ言えるでしょう。
78: 08/29(金)00:41 ID:xbEPGBVp(6/6) AAS
数式を書けないテキスト形式じゃダメだな
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