PCエンジン総合スレッド Part85 (73レス)
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(1): 09/19(金)20:03 ID:sxP6FwKZ(14/23) AAS
Super System Card
発売日 1991/10/26
メーカー希望小売価格 9,800円

旧来のCD-ROM2システムをスーパーシステムにパワーアップさせるシステムカード。
起動画面にSUPERの文字が追加される。
またシステムカードバージョンは3.0に上がりCD-ROM2 BIOSがアップデートされている。
スーパーシステムを内蔵しているDuo等には不要だが、別に挿しても普通に動く。
20: 09/19(金)20:09 ID:sxP6FwKZ(16/23) AAS
>>18
このカードはDuoよりも少し後の発売であり、古参ユーザに新システムを体験してもらうのを待たせるという、NEC HEの殿様商売ぶりが如実に表れたカードである。もっともスーパーシステム対応ソフトの供給もあまり芳しくはなかったので、結局は年末商戦に間に合いさえすれば多少の前後は構わないだろうという本音があったのかもしれない。
この大事な時期に、ノーマルロムロムとスーパーシステムに両対応したソフトを出したメーカーは本当に偉いと思う。

で、これが旧来のシステムカードと何が変わったのかというと端的にはバッファRAMが増えただけである。
ただメモリを増やしただけでSUPERと謳ったのである。
ちゃんとビデオスペックが倍に増強されたスーパーグラフィックスと比べたら、なんたる安直さであろうか?
ターボグラフィックス16にも劣らない微妙な命名だと言いたくなる。
しかしバッファRAMが4倍になったからといってCD-ROM2×2M(CDロムロム・ツーメガ)システム、などと呼ぶわけにもいかないので、安直でもPCエンジンソフトで割とお馴染みの接頭辞たるスーパーという単語が登場してくるのは仕方ないのだろう。なにしろ分かりやすいし。
実際のところ2Mbitメモリの威力はかなり大きく、このスペックがなければCD-ROMの大容量とCD-DAやADPCMをあまり活かせないソフトしか作れなかったわけなので、スーパーシステムは偉大であってこれでPCエンジンの進化が概ね終結したのも納得は行く。
この後はソフトハウスが努力して良いソフトを出しまくるだけでいいのだから。

なお、名前にスーパーが付いて実際にあらゆるスペックが超パワーアップして良ソフトにも恵まれ圧倒的トップシェアを獲ったスーパーファミコンの発売日はこれより遡ること1年ほどの1990/11/21。
そして本体価格は25,000円であった。
安いのは大事だね。
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