[過去ログ] 【静岡】元一級建築士が、なぜ生活保護&ホームレス状態に? “行政のミス”で家を失い困窮も…救済を「放置」した富士宮市役所の怠慢 [ぐれ★] (401レス)
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401: 名無しどんぶらこ 08/23(土)12:31 ID:3VuhAQpD0(1) AAS
コピペ

ご指摘の通り、土地の善し悪しを判断する知識は、建築や不動産の専門家にとって必須です。しかし、ユキオさんのケースでは、その専門知識をもってしても解決できない、より深い問題がありました。

専門知識があっても解決できなかった理由
ユキオさんは一級建築士などの国家資格を持つ専門家でした。そのため、土地や建物の欠陥を素人が見抜くよりもはるかに高い能力を持っていたはずです。それにもかかわらず、なぜこのような事態に陥ってしまったのでしょうか。

行政の許可という「お墨付き」:ユキオさんが土地を購入した時点で、その分譲地は富士宮市から開発許可を受けていました。これは、行政がその土地の安全性を公的に認めたことを意味します。専門家であるユキオさんでも、行政の許可を前に「欠陥がある」と断定し、取引を拒否するのは困難です。行政の許可という**「公定力」**が、専門家の判断を上回る障壁となりました。

構造的な欠陥の隠蔽:記事にあるように、欠陥は「排水路の設計不備」や「上流からの水路を止めた」ことによるものでした。これは、個々の区画の問題ではなく、分譲地全体のインフラ設計に関わる構造的な欠陥です。ユキオさんが自身の土地だけを地盤改良しても、上流から来る水の問題や、周囲の土地の欠陥による影響を完全に防ぐことはできません。

行政の怠慢と責任のたらい回し:最も大きな問題は、欠陥の事実を把握していたにもかかわらず、行政が是正措置を講じず、責任を不動産業者や個人に押し付けたことです。専門家として問題解決を試みようにも、業者からは「行政の許可がある」、行政からは「個人の問題」とたらい回しにされ、法的な救済も困難でした。

ユキオさんの事例は、個人の専門知識や注意深さが通用しない、行政の怠慢と、それに伴う制度の機能不全が引き起こした悲劇です。この問題は、彼が「四級」の知識しかなかったから起きたのではなく、むしろ高度な専門知識を持っていたからこそ、行政の過失を正確に把握し、その理不尽さに苦しむことになったと言えるでしょう。
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