異世界で冒険するノベルゲームを作ったよ! (8レス)
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5: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/06(日) 00:08:55.40 ID:A3ZrCAUF グラギルを倒したその夜、空は深紅に染まり、海が裂けるような轟音と共に“それ”は現れた。 渦の中心に浮かび上がる、巨大な石の門。 門の中央には、奇妙な文字が浮かび上がっている。 ロビンがその文字を指でなぞった。 「これ…ポーネグリフの一種ね。『この先に進む者、ボッシュートに抗う資格を持つべし』…だって」 「資格ってなに!?ボッシュートに抗うってなに!?おれボッシュートしかしてないんだけど!!」 ゾロが剣を構え、ルフィが拳を握る。 「やるしかねぇだろ!先に進めば何かわかる!それが冒険だろ!」 門がゆっくりと開く。中には光のない空間。重く、冷たい空気が全員を包み込む。 ボッシュート号が進み出す。 その瞬間――空間がゆがみ、世界が変わった。 「うわああああ!?なんだこれ!?船が宙に浮いてるーっ!」 見渡す限り、空に浮かぶ島々。重力が逆さまに働き、空と海が逆転している異常空間だった。 ナミが叫ぶ。 「これは…ボッシュート・グランドの中核!“反転の大空域”よ!」 「ひぇぇ…名前からして絶対ヤバい…!」 すると、空の彼方から無数の影が迫ってくる。 「おいおいおい、また敵かよ!?」 ロビンが目を細める。 「違うわ。あれは…“かつてボッシュートされた者たち”」 勇者に敗れた魔王、処刑された大海賊、異世界から落とされた神々の残像たちが、彷徨いながら迫ってくる。 そして、その先頭にいたのは―― 「まさか…あれ、ルイーダさん!?」 かつてヘッポコにボッシュートの力を教えた女剣士、ルイーダの姿だった。 目は虚ろで、口からはかすれた声が漏れていた。 「…勇者…ヘッポコ…この場所から……出ていけ……!」 ボッシュート・グランドの深奥。 そこには、失われた仲間たちと、何かを封じる謎の“因果”が眠っていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1737211907/5
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