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現代数学の系譜 カントル 超限集合論2 (1002レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論2 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/
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631: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/03/24(火) 07:52:04.21 ID:1Hky7X6d >>625 追加 (>>597より 引用開始) ここで、出題の列Xと無関係な 見知らぬ "おっさん" が勝手に、n個の列 Y1〜Ynを作って P(d<dmax)=n/(n+1)となるので、列 Y1〜Ynの箱を開けて dmaxを知り、列Xにおいて dmax+1以降のしっぽの箱を開け >>593と同様に 列Xの代表(rXとする)を知り、"rXd=Xd"と推測が的中することになる (確率 P(d<dmax)=n/(n+1) 、即ち 1-ε でw ) これは、全くバカげた話ですw (引用終り) 1.時枝記事は、>>370ご参照 2.”広中−岡のエピソードの教訓”(>>594)から得られる 時枝記事の抽象化 要するに「出題の可算無限長数列Xがあって、数列のしっぽの同値類から、うまく代表rXを選ぶことができて、d番目からさきが一致するようにできる」 というもの。ここに、dが決定番号です 3.見知らぬ "おっさん" が勝手に、数列Yを作って、同じように同値類から決定番号dmaxを得る 1列作った場合、Xとの2列の比較で、d<dmaxとなる確率P(d<dmax)=1/2 n列作った場合、Xとのn+1列の比較で、d<dmaxとなる確率P(d<dmax)=n/(n+1) (つまり、確率1-ε) (n列の場合、dmaxはn列の決定番号の最大値です) 4.さて、dmax+1から先を開けるのを、dmax+1+k(k>=1)から先を開けると改良できる そうすると、d番目からdmax+k までの箱が、ごっそり的中できる。kは任意だから、100兆個でも1000兆個でも、ごっそり的中できる 5.あきらかに、これはおかしい。そもそも、見知らぬ "おっさん"ってさ、出題者と何の関係もないでしょ さらに、箱1つの実数を当てることさえ難しいのに、100兆個、1000兆個・・ の的中が 確率1-εなんてありえな〜い! つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/631
632: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/03/24(火) 07:55:09.59 ID:1Hky7X6d >>631 つづき 6.明らかに、”うまく代表rXを選ぶことができて、d番目からさきが一致するようにできる”がおかしい 何がどう おかしいか? 1)1つは、dが自然数N全体を渡るとき(簡単に一様分布を仮定して)、有限dmaxに対して、確率P(d<dmax)は常に0 ∵ dが自然数N全体を渡るので、自然数N全体に対して、d<dmaxの部分集合は無限小にすぎない 2)”d番目からさきが一致する”を考えてみると、これは”d番目からさき”の無限個の箱の数が一致するってことですw(^^; 列Xと代表rXとの比較で、1つの箱が一致する確率をpとすると、2つならp^2、n個ならp^n、無限ならp^∞=0 つまり、”うまく代表rXを選ぶことができて、d番目からさきが一致するようにできる”確率は0 !! 3)確率は0だからといって、そのような代表rXが存在しないわけではない ただ、回答者がそういう代表rXを選べる確率が0ということ 4)ここに、時枝のトリックがある。つまり、そのよう代表rXは、自然に頭に浮かびます。そして、あたかも簡単に選べるように錯覚する これ、宝くじの原理。当たりくじは、必ずある。自分に選べる気がする。でも、当たりくじを選ぶ数学的方法は無い。当たる確率は0に近い QED (^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/632
633: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/03/24(火) 07:57:11.32 ID:1Hky7X6d >>632 補足 > 1)1つは、dが自然数N全体を渡るとき(簡単に一様分布を仮定して)、有限dmaxに対して、確率P(d<dmax)は常に0 簡単に一様分布を仮定したが、正確には一様分布ではなく、すそが発散するとんでもない分布なのです (説明すると長くなるので、省略します(^^; ) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/633
639: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/03/24(火) 23:45:34.60 ID:1Hky7X6d 無限を考えるとき、人はしばしば間違う そこで、有限の極限を確認するという、真面目な取り組みを心懸けるようお薦めしたい 時枝については、>>552に示している通りです なお、物理学では、ボーアの指導原理「量子数 n が十分大きい極限では,古典力学による記述が可能となる」 プランク定数 h → 0 の極限で量子力学が古典力学に一致する 相対性理論は,光速度を無限大とする極限においては ニュートン物理学と一致する などが有名です (参考) http://www.wattandedison.com/Bohr.pdf 伝熱 2010 年 1 月 ニールス・ボーア(1885~1962)の功績 村上陽一(東京工大) (抜粋) 5. 対応原理 ボーアは量子現象が古典論によっては根本的に説明出来ないものである事を確信しましたが, 彼は古典論を棄て去ったのではなく,古典論は量子論の一つの極限であるはずだという, 両者を結ぶ重要な概念を提案します. この考えはボーアの対応原理(correspondence principle)と呼ばれ, 「量子数 n が十分大きい極限では,古典力学による記述が可能となる」と表現されるものです. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/639
640: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/03/24(火) 23:46:02.58 ID:1Hky7X6d >>639 つづき https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E5%AE%9A%E6%95%B0 プランク定数 (抜粋) 理論 プランク定数は量子論的な不確定性関係と関わる定数であり、h → 0 の極限で量子力学が古典力学に一致するなど、量子論を特徴付ける定数である。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpssj1968/39/2/39_2_17/_pdf 科学哲学39-2(2006) 相対性理論の意味 田中裕 (上智大学) (抜粋) P27 相対性理論は,光速度を無限大とする極限においては (正確には,物体の速度vと光速度の比がゼロとなる極限においては) ニュートン物理学と一致するということがよくいわれる. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/640
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