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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む46 (692レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む46 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/
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597: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2017/11/26(日) 23:27:55.08 ID:1WQ1V5QH >>596 つづき 上記は下記のここやね(^^ 「α が代数的な数に限らず実数全体とすると、ロスの定理(とラングの予想の双方)は、ほとんど全ての実数 α に対して成立する」ってことなんだ!(^^ ようやく理解できたよ(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 トゥエ・ジーゲル・ロスの定理 (抜粋) トゥエ・ジーゲル・ロスの定理(英: Thue?Siegel?Roth theorem)、あるいは単にロスの定理 (Roth's theorem) は、代数的数に対するディオファントス近似における基本的な定理である。定量的な定理であり、与えられた代数的数 α が「非常に良い」有理数近似をそれほど多くは持たないかもしれないというものである。 半世紀以上に渡って、この「非常に良い」の意味は多くの数学者によって改良されていった。はじめは1844年にジョゼフ・リウヴィルによって、そして Axel Thue (1909), Carl Ludwig Siegel (1921), Freeman Dyson (1947), Klaus Roth (1955) らの仕事が続いた。 議論 この種の議論における最初の結果は、代数的数の近似に関するリウヴィルの定理で、次数 d ? 2 の代数的数 α に対するディオファントス近似の指数を d と与える。超越数の存在を示すにはこの近似で充分であった(リウヴィル数参照)。 トゥエは d より小さな指数をディオファントス方程式の解に対して適用でき得ることを見出し、1909年にトゥエの定理 (Thue's theorem) から、指数は d/2 + 1 + ε であることを示した。その後、ジーゲルの定理 (Siegel's theorem) によって 2√d、1947年のダイソンの定理 (Dyson's theorem) によって √(2d) と指数の値が改良された。 指数が 2 となるロスの定理は、ε = 0 とすると定理が成立しないという意味で最良である。ディリクレのディオファントス近似定理により、任意の無理数に対し無限個の解が存在するからである。しかし、サージ・ラングによるより強い予想: |α - p/q|< 1/{q^2*log q^(1+ε)} は整数解 p, q を有限個しか持たないという予想がある。 α が代数的な数に限らず実数全体とすると、ロスの定理とラングの予想の双方は、ほとんど全ての実数 α に対して成立する。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/597
598: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2017/11/26(日) 23:28:51.68 ID:1WQ1V5QH >>597 つづき 証明の方法 証明の方法は、多変数の補助函数(英語版) (auxiliary function) を構成することで、多すぎる良い近似の存在の矛盾を導くという方法だった。この種の手法の性質から、ロスの定理は数論において有効ではない(計算可能ではない)。 この種の定理は主としてディオファントス方程式の解の個数を制限することに利用されるため、ロスの定理が有効な結果ではない(計算可能でない)ということは、特に重要である。 (引用終り) (英版) https://en.wikipedia.org/wiki/Roth%27s_theorem Roth's theorem https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9 クラウス・フリードリッヒ・ロス (抜粋) クラウス・フリードリッヒ・ロス(Klaus Friedrich Roth、1925年10月29日 - 2015年11月10日)は、ドイツ出身のイギリスの数学者。ディオファントス近似や不規則偏差理論の研究などで知られる。当時ドイツ領だったブレスラウ(現在はポーランドの都市ヴロツワフ)で生まれ、イギリスで育った。 1945年にハロルド・ダベンポート(英語版)の下でケンブリッジ大学のピーターハウス(英語版)を卒業した。 1952年、自然数の有限密度部分集合は無数の長さ3の等差数列を含むことを証明し、今日セメレディの定理(英語版)として知られているものを作り上げた。彼の最終的な結論は、今日Thue?Siegel?Rothの定理として知られているものにまとめられ、1955年にユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでの講義で発表された。 彼は1958年にフィールズ賞を受賞した。1961年に教授となり、1966年に学長としてインペリアル・カレッジ・ロンドンへ移り、1988年まで務めた。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/598
675: 132人目の素数さん [sage] 2017/11/30(木) 12:03:08.07 ID:vePRVMtG >>671 おっちゃんです。 数論は証明などが難しい結論を一言で述べられることが多いが、 それに至るまでにすることが難しいからやめておけ。 これから解決に取り掛かろうとしていた>>597のサージ・ラングによるより強い予想: |α - p/q|< 1/{q^2*log q^(1+ε)}、αは2次以上の代数的無理数 を満たす有理数 p/q は高々有限個存在する というのについて書かれていると思われる>>597の参考文献の中の Hindry, Marc; Silverman, Joseph H. (2000). Diophantine Geometry: An Introduction. GTM 201. pp. 344-345 の裏表紙に書かれている文章によると、これを読むには 代数的整数論やスキームを用いた代数幾何学その他諸々が必要なんだと。 あと、この本の中身を少し見て、ウッヒョーって仰天して顔が青白くなった。 これを理解するのは Baker のテキスト Transcendental Number Theory や複素幾何などの本を理解するより難しい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/675
676: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2017/11/30(木) 14:13:42.15 ID:7ADafBFy >>675 おっちゃん、どうも、スレ主です。 >数論は証明などが難しい結論を一言で述べられることが多いが、 >それに至るまでにすることが難しいからやめておけ。 おっちゃん、代数弱いからな〜(^^ まあ、BLACKX ◆jPpg5.obl6さんも、何を聞いているかよくわからないが、そう「難しい」と頭から決めつけないで、きちんと事実確認をすべき これ、人生の基本だよ(^^ >これから解決に取り掛かろうとしていた>>597のサージ・ラングによるより強い予想: おい、「これから解決に取り掛かろうとしていた」とは? どういう意味だ?(^^ >Hindry, Marc; Silverman, Joseph H. (2000). Diophantine Geometry: An Introduction. GTM 201. pp. 344-345 >の裏表紙に書かれている文章によると、 へーー、そんな本にすぐアクセスできるんだ。すごい(^^ とーー、google bookのビューか?(^^ >代数的整数論やスキームを用いた代数幾何学その他諸々が必要なんだと。 >あと、この本の中身を少し見て、ウッヒョーって仰天して顔が青白くなった。 ああ、”Diophantine Geometry”と題名にある話か・・ 数論幾何学とくると、マニン先生という連想ゲームになるんだが・・(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E8%AB%96%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6 数論幾何学 スキーム論の出現後、数論幾何は整数環 Z のスペクトル上の有限型のアレクサンドル・グロタンディークのスキームの研究として合理的に定義できよう。 それは(可換環論の現在のことばを用いるために)数論を整数上の多項式環の商である環だけで扱おうとするレオポルト・クロネッカーの野望をはたすものと非常に広くみなされている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%A4%9A%E6%A7%98%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%95%B0%E8%AB%96 アーベル多様体の数論 マーニン・マンフォードの予想 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/676
678: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2017/11/30(木) 14:35:20.32 ID:7ADafBFy >>676 補足 おっちゃん、どうも、スレ主です。 >これから解決に取り掛かろうとしていた>>597のサージ・ラングによるより強い予想: まあ、正直な話、”>>597のサージ・ラングによるより強い予想”は、全く今回は不要なんよ〜(^^ トゥエ・ジーゲル・ロスの定理までで十分なのだが、実はそこも不要なんよ(下記)(^^ PDF A. Ya. ヒンチン(Khinchin)著 連分数 (訳:乙部厳己)(>>514) のP66 定理32だけで、今回の話(>>200 *)としては、十分なのよ!(^^ *注)>>200 http://www.unirioja.es/cu/jvarona/downloads/Differentiability-DA-Roth.pdf DIFFERENTIABILITY OF A PATHOLOGICAL FUNCTION, JUAN LUIS VARONA より f(x) = 有理数で 既約分数p/qで表されるとき f(x)=1/q^ν (ν>2 (PDFのP3のケース3)) 無理数で f(x)=0 このとき、f(x)は、有理数では不連続(従って微分不可)で、零集合を除く殆ど全ての無理数で微分可能な関数となる ことの証明。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/678
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