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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む46 (692レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む46 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/
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422: 132人目の素数さん [sage] 2017/11/20(月) 16:45:28.40 ID:sVbA75bK >>421のリンク先の証明は個人的には すんなり頭に入ってこないので、 微分可能な点の方から攻める方針でやってみたら、次の定理が得られた。 定理:f:R → R に対して、B_f={ x∈R|limsup[y→x]|(f(y)−f(x))/(y−x)|<+∞ } と置く。 もし R−B_f が高々可算無限個の疎な閉集合の和で被覆できるならば、f はある開区間の上で リプシッツ連続である。 この定理を使うと、f:R → R であって、「xが有理数のとき不連続、xが無理数のとき微分可能」 となるものは存在しないことが即座に分かる。一応やってみると、そのような関数 f が存在したとすると、 R−Q = 無理数全体 = (fの微分可能点全体) ⊂ B_f となるので、 R−B_f ⊂ Q = ∪[p∈Q] { p } …(1) となる。(1)の右辺は疎な閉集合の可算和だから、上の定理が使えて、f はある開区間(a,b)の上で リプシッツ連続になる。特に、(a,b)の上で連続になる。QはR上で稠密だから、x∈(a,b)∩Qが取れる。 仮定から、fは点xで不連続であるが、しかしx∈(a,b)より、fは点xで連続であり、矛盾する。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/422
423: 132人目の素数さん [sage] 2017/11/20(月) 18:28:51.02 ID:Brtx3QWc >>421-422 あ、まだ詳細な証明を書いて確認してはいなかったんだけど、例えば f(0)=f(1)=1、 任意の既約な有理数 x=p/q∈(0,1) に対して f(p/q)=p/q、 超越数aを任意に取り任意の無理数 x∈(0,1) に対して f(x)=a というようにして区間 [0,1] で定義された実関数 f(x) を考えていたんだけど、x=0,1 のときはともかく、 x∈(0,1 )が無理数、b=p/q∈(0,1) が有理数のときも |(f(x)−f(b))/(x−b)|=1 となって間違いなのか。 3以上の任意の正整数nに対して |( f(x)−f(b) )/(x−b)|=|(a−p/q)|/|(a−p/q)|<1/(q^n|a−p/q|) を満たす既約分数 b=p/q∈(0,1) は可算無限個あって 分母の正整数 q>p も当然可算無限個あるから、直観的に条件を満たしているかと思っていたんだけど、 実際は可算無限個の既約分数 p/q∈(0,1) に対して q^n|a−p/q|<1 なのか。 だけど正整数 n≧3 を任意に取って a→+∞ としても、q^n|1−p/(aq)|<1/a を満たす 既約有理数数 b=p/q∈(0,1) が可算無限個あるというのが何か直観に反するな。 1 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/423
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