[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む45 (835レス)
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376(8): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/04(土)13:19 ID:sjIJjomh(8/26) AAS
>>372 つづき
<おちこぼれ達のための補習講座11>
(πと√2による同値類の考察)
1.πと√2による無限列の同値類を考えよう
2.補題1:π−√2は有限小数にはならない。
Proof:t=π−√2 として、√2=π−tで、2=(π−t)^2となる。
もし、tが有限小数=有理数なら、πが有理数係数の代数方程式の根になるので、πが超越数であることに反する。
3.πと√2とを、十進法表示したときの各桁の1〜9の数を順に入れて、無限数列を作るとする
数列 Rπ =(3,1,4,1,5,・・・)
数列 R√2=(1,4,1,4,2,・・・)
4.形式的冪級数を作る
A[[X]]π =3+1*X+4*X^2+1*X^3+5*X^4・・・
A[[X]]√2=1+4*X+1*X^2+4*X^3+2*X^4・・・
5.補題1より、差 A[[X]]π−A[[X]]√2 は、なお形式的冪級数である。
6.一方、例えば、数列 Rπを数列のしっぽの同値類(Uπとする)の代表として、
同値類に属する任意の数列は、<補習講座10>の記号に倣って
A'[[X]]π=A[[X]]π−ΔP(X) と表わすことができる。
7.補題2:A'[[X]]π=A[[X]]π−ΔP(X) はゼロ級数(0,0,0,0,・・・)には成り得ない。ΔP(X)がm次多項式とすると、必ずm+1以降のどこかにゼロでない項が存在する。
(逆に言えば、ΔP(X)=A[[X]]π−A'[[X]]π となる)
Proof:ΔP(X)は定義より、有限次数の多項式であり、A[[X]]πは定義より、真性の形式的冪級数であるから。その後の命題は自明。
8.同じことだが、補題2より、ΔP(X)は多項式環に属し、有限次数であるから、必ずしっぽが残る。同じことは√2についても言える。
つまり、co-tailπとco-tail√2とが存在することが証明された。
(∵co-tail(しっぽの先)が存在しないということは、ゼロ級数(0,0,0,0,・・・)が実現できることになり、補題2に反する)
9.補題2以降は、任意の同値類について成り立つ。
以上
377(1): 2017/11/04(土)13:21 ID:FlBMOH6D(2/10) AAS
>>376
これは酷い
378(1): 2017/11/04(土)13:42 ID:ASJ8jdbh(3/9) AAS
>>376
> 8.同じことだが、補題2より、ΔP(X)は多項式環に属し、有限次数であるから、必ずしっぽが残る。同じことは√2についても言える。
> つまり、co-tailπとco-tail√2とが存在することが証明された。
いきなり無定義のco-tailπなるものが証明されたらしいのだが、ナニソレ?
380(1): 2017/11/04(土)13:49 ID:ASJ8jdbh(4/9) AAS
>>376
そして多項式環の性質はどこで役に立ってるんでしょうか・・・
Xのべき乗という無駄な記号が追加されただけでは・・・
383(5): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/04(土)15:13 ID:sjIJjomh(10/26) AAS
>>376 つづき
<おちこぼれ達のための補習講座12>
(決定番号の箱は、「開けちゃった」又は「開けちゃいました」の定理)
1.時枝記事はいう (>>19より)
”第k列 の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける:s^k(D+l), s^k(D+2),s^k(D+3),・・・.
・・・ s^k(d)が決められるのであった.”
2.つまり、(D+1) 番目から先の箱だけで、どの同値類に属するかが分る
(D+1) 番目からのずっと先、どこからかで、しっぽが一致する数列が存在するべきだ
3.いま、簡単のために、例えば同値類 Uπに係る出題が成されたとする
代表を<補習講座11>の数列 Rπ =(3,1,4,1,5,・・・)(形式的冪級数 A[[X]]π =3+1*X+4*X^2+1*X^3+5*X^4・・・)とする
(D+1) 番目からのずっと先、例えば(D+1+ j) 番目( j>1) から先が、数列 Rπとしっぽが一致することが分るわけだ
4.ということは、同値類 Uπの中には、同じように、
(D+1+j) 番目から先のしっぽが数列 Rπと一致する元もあれば、
(D+1+j+1) 番目から先のしっぽが数列 Rπと一致する元もあれば、
(D+1+j+j') 番目(j'>1) から先のしっぽが数列 Rπと一致する元もあるはずだ。
5.ところで、いままで簡単のために、代表を数列 Rπとしていたが、数学的に一般には代表はRπである必要はなく、平等に同値類 Uπの中から選ばれるべきだ
6.そうなると、<補習講座10>で示したように、多項式を選ぶのだから、(D+j+j') 次以上の多項式が選ばれる確率が、圧倒的に高い
7.もし、代表が、<補習講座10>における(D+j+j') 次以上の多項式が選ばれた場合、決定番号dは、d >=(D+1+j+j') となる
8.この場合、しっぽの箱を開けて、属する同値類 Uπが分った瞬間に、決定番号d>=(D+1+j+j') まですでに開けられてしまっており、”決定番号の箱は、「開けちゃった」又は「開けちゃいました」の定理”成立(=時枝解法不成立)となる
つづく
417(1): 2017/11/04(土)22:56 ID:ASJ8jdbh(8/9) AAS
>>416
> という同値の定義だから、「ここから先のしっぽ」とは言えない定義だからね
何を言っているのか分からないです。
スレ主が>>376で存在を証明した co-tail なるものの定義をきちんと述べてください。
> 動物に例えれば、馬のしっぽだとか、ウサギのしっぽだとかで、同値類を考えるということだが
動物の例えは不要です。
> この同値の定義からは、しっぽの先の毛のまた先の残渣のような部分でも一致していれば、”同値”ってことだから
何を言っているのか分からないです。
> 代表元と同じ同値類に属する任意の元との関係で、残渣は決して空集合にならないということを証明した。それが、”co-tail”だと
残渣=co-tailなんですか?じゃあ残渣なるものをきちんと定義してください。
> つまり、”co-tail”の存在と時枝記事の同値の定義とは、表裏の関係だと思っているよ
何を言っているのか分からないです。
455(6): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/05(日)16:16 ID:1Ii8pHae(5/6) AAS
>>453 つづき
3.上記を踏まえて、co-tailの定義
1)>>376にならって、ある超越数trから作られる形式的冪級数を、A[[X]]tr としよう。
2)A[[X]]trを代表元として作られる同値類を、U_trとしよう。
3)U_trの任意の元を、A'[[X]]trとして(注 ∀A'[[X]]tr ∈U_tr)、A'[[X]]tr=A[[X]]tr−ΔP(X) (>>376の通り。ΔP(X) は、有限次多項式。なお、上記2項2)ご参照。)
4)補題4より、A'[[X]]trについて、「時枝記事の数列のしっぽが一致する部分は、常に可算無限長」だということを強調しておく。
5)co-tail_trの定義:数列 co-tail_tr:=∩(〜∞) A'[[X]]tr。
ここに、”∩(〜∞)”は、A'[[X]]trから作られる可算無限長数列において、同値類U_trの全ての元にわたって、共通部分(積集合)を求めたもの。
6)上記co-tail_tr は、ある超越数trから作られる数列についてのものだが、より一般の時枝記事の数列のco-tailの定義についても、容易に一般化できる。
(∵形式的冪級数及び多項式環ともその係数は、一般の実数で可だから)
7)そして、co-tail が尚、「可算無限長」だということも、証明できるだろう(^^
以上
461(5): 2017/11/05(日)16:31 ID:jzNz90lK(10/11) AAS
>>455
>>376についてだが A[[X]] という記号自体が環Aのベキ級数環を指すんだが。
あと、時枝記事のどこにも超越数は出て来ず、時枝問題では関係ない。
469: 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/06(月)00:01 ID:1Au30FRy(3/13) AAS
>>461
>>>376についてだが A[[X]] という記号自体が環Aのベキ級数環を指すんだが。
おっちゃん、どうも、スレ主です。
ああ、そうだね。記号の乱用としても、不適切かもしらんね。
まあ、このアスキー記法に縛られた板では、級数のシグマとか下付きの添え字の扱いが面倒でね(^^
つい、横着をして、分かり易いかと思ったんだが・・、院試などでは、減点対象になりかねんな(^^
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