[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む45 (835レス)
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(6): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/04(土)09:51 ID:sjIJjomh(6/26) AAS
>>371 つづき

で、本題(^^
<おちこぼれ達のための補習講座10>
1.<おちこぼれ達のための補習講座9>にあるように、可算無限数列のしっぽによる同値類〜と代表との関係は、形式的冪級数環を、ある一つの形式的冪級数を代表として、そのしっぽ(指数の高い項の一致で)の同値類〜を考えることに同じ。

2.同じ同値類の形式的冪級数二つ
(第m+1項からしっぽが一致するとして)
f =a0+a1*X+a2*X^2+a3*X^3+・・・+am*X^m+ am+1*X^m+1 +・・・
f'=a'0+a'1*X+a'2*X^2+a'3*X^3+・・・+a'm*X^m+ am+1*X^m+1 +・・・

f-f'= (注:多項式になる)
(a0-a'0)+(a1-a'1)*X+(a2-a'2)*X^2+(a3-a'3)*X^3+・・・+(am-a'm)*X^m+ 0*X^m+1 +0*X^m+2 +・・・

なので、f-f'=ΔP(X) とおくと
f'=f−ΔP(X) と表わすことができる

3.fを出題された数列に対応する形式的冪級数、f'を代表に対応する形式的冪級数とすると、決定番号dは d=m+1 つまり、多項式ΔP(X)の次数m プラス1になる
4.素人衆が間違っているのは、各列の決定番号 d=m+1を直接選べるように勘違いしているところだよ。選べるのは、多項式ΔP(X)
5.多項式ΔP(X)を選ぶ場合、例えば任意の2次多項式を選ぶことは、(係数が3つなので)3次元空間の1点を選ぶが如し。
  つまり、任意の3次元空間の1点(a0,a1.a2)を選んだとき、確率1でa2≠0 であり、2次式が1次や0次に退化することはない(1次や0次は零集合)
6.同様に、m次の場合、m+1次元空間の1点を選ぶが如しで、確率1で、より低次元に退化することはない
7.さて、上記より、多項式環において多項式の次数の上限はないから、ある常数Dに対して、多項式環から選んだ100個の多項式の次数、d1,d2,・・・d100 がいずれもD以下になる確率は0

QED
(これは、”無限”が分っていないと、理解できないだろうな。思うに、プロの目から見れば、ここらがネックで、真っ当な数学と認められないのではと思う今日この頃(^^ )

以上
374: 2017/11/04(土)10:04 ID:FlBMOH6D(1/10) AAS
>>372
これは酷い
375: 2017/11/04(土)11:58 ID:xEg7yE5p(1) AAS
>>372
プロの煽り士
376
(8): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/04(土)13:19 ID:sjIJjomh(8/26) AAS
>>372 つづき

<おちこぼれ達のための補習講座11>
(πと√2による同値類の考察)

1.πと√2による無限列の同値類を考えよう
2.補題1:π−√2は有限小数にはならない。
 Proof:t=π−√2 として、√2=π−tで、2=(π−t)^2となる。
 もし、tが有限小数=有理数なら、πが有理数係数の代数方程式の根になるので、πが超越数であることに反する。
3.πと√2とを、十進法表示したときの各桁の1〜9の数を順に入れて、無限数列を作るとする
 数列 Rπ =(3,1,4,1,5,・・・)
 数列 R√2=(1,4,1,4,2,・・・)

4.形式的冪級数を作る
 A[[X]]π =3+1*X+4*X^2+1*X^3+5*X^4・・・
 A[[X]]√2=1+4*X+1*X^2+4*X^3+2*X^4・・・

5.補題1より、差 A[[X]]π−A[[X]]√2 は、なお形式的冪級数である。
6.一方、例えば、数列 Rπを数列のしっぽの同値類(Uπとする)の代表として、
 同値類に属する任意の数列は、<補習講座10>の記号に倣って
 A'[[X]]π=A[[X]]π−ΔP(X) と表わすことができる。

7.補題2:A'[[X]]π=A[[X]]π−ΔP(X) はゼロ級数(0,0,0,0,・・・)には成り得ない。ΔP(X)がm次多項式とすると、必ずm+1以降のどこかにゼロでない項が存在する。
  (逆に言えば、ΔP(X)=A[[X]]π−A'[[X]]π となる)
 Proof:ΔP(X)は定義より、有限次数の多項式であり、A[[X]]πは定義より、真性の形式的冪級数であるから。その後の命題は自明。
8.同じことだが、補題2より、ΔP(X)は多項式環に属し、有限次数であるから、必ずしっぽが残る。同じことは√2についても言える。
 つまり、co-tailπとco-tail√2とが存在することが証明された。
 (∵co-tail(しっぽの先)が存在しないということは、ゼロ級数(0,0,0,0,・・・)が実現できることになり、補題2に反する)

9.補題2以降は、任意の同値類について成り立つ。

以上
379
(1): 2017/11/04(土)13:44 ID:aW5QzIg8(3/8) AAS
>>372
>ある常数Dに対して、無限数列の集合から選んだ
>100個の無限数列の決定番号、d1,d2,・・・d100 が
>いずれもD以下になる確率は0

箱入り無数目の記事 読めてないねぇ

数列s^1〜s^100に対して、
その決定番号d^1〜d^100の最大値Dは
常数(一定値)ではないよ
当然sに対して変化する関数だ

一方で、任意の数列s^1〜s^100に対して
その決定番号d^1〜d^100の最大値Dは
自然数として必ず存在する

箱入り無数目は
「出題者が勝手に箱を指定して、その箱の中身を当てる」
というゲームではない

問題を間違って、解けるわけない、とわめかれても困る
392: 2017/11/04(土)15:50 ID:ASJ8jdbh(5/9) AAS
>>372
> 6.同様に、m次の場合、m+1次元空間の1点を選ぶが如しで、確率1で、より低次元に退化することはない
> 7.さて、上記より、多項式環において多項式の次数の上限はないから、ある常数Dに対して、
> 多項式環から選んだ100個の多項式の次数、d1,d2,・・・d100 がいずれもD以下になる確率は0
>
> QED
> (これは、”無限”が分っていないと、理解できないだろうな。思うに、プロの目から見れば、
> ここらがネックで、真っ当な数学と認められないのではと思う今日この頃(^^ )

なにはともあれ確率空間を書いてみてください
確率の問題なんだから。
数当てが成功/失敗する確率はどう定義されるんですか?
あなた大学レベルなんだから書けるでしょ?
453
(1): 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む 2017/11/05(日)16:16 ID:1Ii8pHae(4/6) AAS
>>417-418
さて、本題
”co-tail”については、過去スレ(例えば>>12-13など)で散々書いてきたんだが
改めて書くか・・(^^

(無駄な議論を避けるために、くどいが関連事項も書くよ(^^ )

1.数学の「無限集合に対する有限部分」という表現、ないし類似表現、これにちょっと目を慣らして頂きたいので下記の例を挙げる
 1)”無限集合S に対し、補集合が有限であるようなS の部分集合すべての集まりは S 上のフレシェフィルターと呼ばれる。”(フィルター (数学) 外部リンク:ja.wikipedia.org
 2)”Let 〜 be the equivalence relation on functions from R to R defined by f 〜 g iff for all but finitely many y, f(y) = g(y). ”(SET THEORY AND WEATHER PREDICTION XOR’S HAMMER Some things in mathematical logic that I find interesting WRITTEN BY MKOCONNOR Blog at WordPress.com. AUGUST 23, 2008 外部リンク:xorshammer.com

2.上記表現を踏まえて、
 1)時枝記事の数列の同値類について、”可算無限数列のしっぽによる同値類〜と代表との関係は、形式的冪級数環を、ある一つの形式的冪級数を代表として、そのしっぽ(指数の高い項の一致で)の同値類〜を考えることに同じ。”ということを書いた(>>372
 2)上記の「無限集合に対する有限部分」という表現に倣えば、「可算無限長数列に対する先頭の有限部分を除いて、数列のしっぽが一致する同値類」ってことだ
 3)補題4:これから、導かれることは、任意の同値類の元について「時枝記事の数列のしっぽが一致する部分は、常に可算無限長」だということ。(∵無限−有限=無限)
  (但し、もともとの数列が有限長であった場合、その同値類は、”多項式環”そのものに相当することになる。この場合、”しっぽ”の部分が、空と考えても良いし、0が入っていると考えてもよいだろう。)

つづく
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