産経抄ファンクラブ第306集 (129レス)
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126: 08/26(火)09:50 ID:kYHA8Cm20(1/3) AAS
8月26日
時代小説『剣客商売』の主人公、秋山小兵衛にはモデルがいた。作者の池波正太郎は、歌舞伎俳優の二代目中村又五郎だと明かしていた。京都の古書店で偶然見かけ、その姿にほれ込んだ。「小柄で、引きしまっていて、すっきりとした体軀(たいく)と、役者顔のよろしさ」(『又五郎の春秋』)。
▼又五郎は国立劇場が昭和45年に歌舞伎俳優の養成を始めて以来、長く主任講師を務めたことでも知られる。まったく歌舞伎に縁のない若者をわずか2年で一人前の役者に育てあげるのだから、並大抵の苦労ではない。
▼「教室を出れば対等の人間としておつきあいをしますけれど、教室へ入って何かを教えているときは、あなた方を人間あつかいにしないかもわからない」。池波は入所式での又五郎の気迫のこもった言葉を書き留めている。
▼歌舞伎界を舞台にした映画「国宝」の興行収入が110億円を突破した。任俠(にんきょう)の一門に生まれた喜久雄と歌舞伎の名門の御曹司である俊介がお互いの芸を高めあい、同時に傷つけあう。才能か血筋か。「俊ぼんの血が欲しい」。喜久雄のこんな印象的なセリフもあった。
▼歌舞伎といえば、市川團十郎、尾上菊五郎といった名跡ばかりにスポットがあたりがちだ。ところが映画の大ヒットに伴い、主人公のような「門閥外」の歌舞伎俳優や国立劇場養成所があらためて脚光を浴びていると、昨日の小紙が伝えていた。実は昨年4月現在で歌舞伎俳優293人のうち3割の99人を養成所出身者が占めているという。
▼又五郎は舞台活動と人材育成の功績により人間国宝に選ばれ、平成21年2月に94年の生涯を終えた。生前の又五郎は血筋についてどのように考えていたのだろう。息子は役者にはならなかった。
127: 08/26(火)09:51 ID:kYHA8Cm20(2/3) AAS
外部リンク:www.sankei.com
128: 08/26(火)09:53 ID:kYHA8Cm20(3/3) AAS
牽強附会という言葉が頭に浮かんだ
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