労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)2 (418レス)
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1: オーバーテクナナシー [] 2020/06/24(水) 06:21:47.81 ID:dgLrGMyG 労働を完全自動化する未来技術について 人を労働から解放する楽園になるのか?それとも? 労働完全自動化の技術の可能性と影響について議論しましょう 前スレ 労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?) https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1470276409/ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/1
389: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 15:28:33.55 ID:/Ufbn344 ロボットのスポーツ世界大会が開催、サッカーや陸上で転倒続出も熱戦繰り広げる 8/18(月) 12:25配信 中国はオリンピック会場の一部をロボットのための舞台に変えた。 第1回の世界人型ロボットスポーツ大会が8月15日から17日まで開催された。競技はサッカー、短距離走、キックボクシング、卓球など多岐にわたり、 転倒も相次いだ。大会には16カ国から280チームの二足歩行ロボットが参加し、メダルと名誉を懸けて競い合った。 会場は2022年に北京冬季五輪が開催された中国国家体育場と国家速滑館の2カ所。競技には陸上、サッカー、卓球のほか、薬の仕分け、清掃、工業作業など、 ロボットメーカーが注力する実用的スキルを試す種目も含まれている。 ハイライト映像を見ると、制御より混乱の方が目立っている。サッカーではロボットが試合中に衝突し、短距離走では途中で転び、キックボクシングでは再起動が必要になる場面もあった。 一方で希望が持てる光景もあった。倒れたロボットが自力で立ち上がって中距離走を完走する姿が見られ、1500m走も行われた。観戦チケットは128〜580元(約2600円〜約1万1900円)で販売された。 ロボットは大学や企業から提供され、中国のUnitreeやFourierのほか、米国、ドイツ、ブラジル、日本などからもチームが参加した。主催者は、競技を通じてロボットにバランス、 視覚、意思決定などの能力を発揮させてデータを収集し、後に工場や物流、家庭向けロボットに応用することを目指している。 中国はこの大会を、実世界で動くAIの取り組みを示す機会と位置づけている。中国政府はロボット産業に多額の予算を投じており、高齢化による労働力不足に備えるとともに、 先端製造業での競争力を強化するため、約1兆元(約21兆円)のスタートアップ支援基金を計画している。 競技ルールは種目ごとに異なるが、主催者によると、競技では自律制御と遠隔操作の両方を採用。いずれも、試合途中のロボット交代は認められないため、 ロボットのバッテリー性能、熱管理、混乱時の復帰動作などが徹底的に試されることとなった。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/389
390: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 15:32:58.27 ID:/Ufbn344 労働力不足にどう立ち向かう?カギを握る「ロボットフレンドリーな社会」 8/18(月) 11:52配信 少子高齢化の加速により、労働力不足がますます深刻化する日本。私たちの暮らしを持続可能なものにするには、限られた労働力をどう補うかが喫緊の課題です。 その解決策の一つとして期待されているのが「産業用ロボット」の活用です。 本稿では、現在どのような産業用ロボットが開発されているのかを紹介しつつ、その普及を後押しするために欠かせない「ロボットフレンドリーな社会」の重要性について、書籍『機械ビジネス』より解説します。 労働人口減によって人手不足が進行すれば、長時間労働もやむを得ない状態になります。 そこで、働き方改革関連法により2020年から「時間外労働の上限規制」が適用されました。また、賃金アップ率拡大の動きも活発化する中、 このままいくと八方塞がりになる企業が増え、倒産や廃業なども進んでしまうという深刻な問題があります。 帝国データバンクが発表した2024年の倒産件数は9901件でした。その中で見過ごすことができないのは、「人手不足」と「後継者難」による倒産が 過去最多を更新してしまうという悲しい結果となったことです。 こうした時代に生きる私たちが豊かな生活を維持する方法の1つとして、産業用ロボットを活用した自動化・省人化の実現があります。例えば最近では、 産業用ロボットを製造しているファナックが、塗装現場で使用する世界初の防爆協働ロボットを開発しています。 協働ロボットとは、ロボットと人が柵を隔てることなく、同じスペースを共有しながら一緒に作業できるロボットのことです。リスクアセスメントに基づいて設計・製造されており、 協働運転中であることがわかりやすいような視覚表示がされていたり、巻き込みが起きにくい形状や、接触したときの圧力を減らすための丸みを帯びた形状をしていたりします。 ちなみに防爆とは、可燃性のガスや粉塵などによる爆発・火災を予防するための対策が施されていることを意味します。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/390
391: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 15:33:40.80 ID:/Ufbn344 ほかにも、スマートフォンやカーナビ、液晶ディスプレイなどの電子機器の高性能化により、電機・電子分野ではロボットの普及拡大が見込まれています。 例えば、ロボットをはじめ切削工具やベアリングなどの製造を行う不二越では、コネクター挿入工程に着目し、ロボットを活用した組立自動化ソリューション「コネクタ挿入アプリケーション」を開発しています。 詳しく説明すると、電機・電子分野の組立工程は、細かい部品を組み付ける必要があり、段取り替え作業の頻度も高くなります。特に電子機器の接続に用いられる ケーブルの挿入作業は、ケーブル自体が柔らかく形状が一定ではないため、正確な取り付けが難しいこともあり、自動化が遅れていました。 そこで同社では、視覚装置を内蔵した「ビジュアルフィードバック制御システム」による高精度位置決めによってコネクター挿入動作を可能にし、自動化に大きく貢献したのです。 高精度の位置決めを実現する鍵を握るビジョンシステムは、主に2つのカメラとLED照明、照明コントローラーで構成されたステレオカメラユニットと画像処理装置NVsmartによって 構成されます。この2つのカメラは傾斜をつけて取り付けられ、異なる角度で対象物を検出することで、3次元の補正を可能にしています。ステレオカメラユニット部に 取り付けられた機器は、イーサネットケーブルを通じて電力を同時に供給するPoE(Power over Ethernet)で接続されているため、LANケーブルのみで電源供給とデータ通信を行えるのです。 これらの事例はほんの一部ですが、機械産業でも、働き方改革の時流に合わせて、産業用ロボットによる自動化・省力化が進んでいるのです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/391
392: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 15:34:24.51 ID:/Ufbn344 オフィスビルや商業・宿泊施設でも、積極的なロボットの活用が見られます。 ゼネコン各社も、設計・施工の前にロボットの実装を念頭に置き、建物の運用や維持・管理に活躍できるよう各種設備とロボットを一元管理するITプラットフォーム活用の検討を行っています。 2022年に発足した「ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)」は、経済産業省が設置した官民連携の「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」をもとに、 ゼネコン、ロボットメーカーとユーザー、エレベーターメーカーなどが参画し、ロボッフレンドリーな環境確立に向け、規格化やマニュアル化を検討しています。 そもそもロボットフレンドリーとは、「あらゆるロボットが移動の際にバリアのない環境づくり」を指します。 簡単に言えば、バリアフリーでは身体が不自由な人や高齢者の方が社会に参加しやすいよう、段差をなくすなど、 障壁になるものを取り払うことを意味しますが、この概念をロボットに置き換えたのがロボットフレンドリーです。 最近では、レストランチェーンで料理やドリンクを配膳する配膳ロボットの活躍が見られるようになりましたが、これもロボットフレンドリーの代表例の1つです。 また、近年では、商業施設やオフィスビルの中を巡回するセキュリティロボットも登場しています。この利点は、センサーやカメラを搭載したアームなどを使って、 人の目では確認が難しい箇所も点検できることです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/392
393: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 15:34:57.14 ID:/Ufbn344 例えば、武器を持った危険人物と警備員が遭遇した場合、警備員に危険が及ぶ可能性がありますが、ロボットはこうした危険に直面してもひるむことなく、 音声やライトで警告をしたり、煙を吹き出して威嚇したりできます。 セコムでは警備ロボット「cocobo(ココボ)」を市場投入し、商業施設やオフィスビルなどですでに導入されています。 少子高齢化の進む日本に対し、経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、人手不足や過疎化などで買い物がしにくい 「買い物弱者」への対応の1つに、「自動配送ロボット」の活用推進を行っています。 自動配送ロボットの定義は、さまざまな商品を配送できるロボットを指し、一定の大きさや構造を満たすロボットは道路交通法に基づく「遠隔操作型小型車」として、公道の走行もできます。 先端技術を搭載したロボットを実社会に融合させていくことは、社会的課題を解決する手段の1つとして期待されています。また、社会実装に向けた研究開発においては、 産学官だけでなく、私たち1人ひとりが「ロボットフレンドリーな社会構築に対する関心を高めること」も重要と言えるでしょう。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/393
394: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:28:33.55 ID:/Ufbn344 駅ナカでAIロボットがインド風ダンス!? 話題の秋葉原カレーフェスにまさかの「ugo Pro」起用、カレー激戦区3館で展開 2025年8月18日 株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、エキナカ商業施設「エキュート秋葉原」において、ugo株式会社が開発した接客・案内ロボット「ugo Pro」を活用している。 今回、8月18日(月)から9月15日(月・祝)までの期間、エキュート秋葉原をはじめ3館で夏のメニューフェア「エキュート・ザ・カレーフェス」を開催し、 いつもは生真面目な業務DXロボット「ugo Pro」がインド風の装い(コスプレ?)とダンスで来場者を迎える。また、生成AIを活用したメニューのおすすめや、カレーに関するトークも行うというから楽しみだ。 「エキュート秋葉原」は、最新テクノロジーを導入し、労働力不足の解消と快適な買い物環境の実現を目指す次世代型商業施設。今回のフェアは、エキュート秋葉原、 エキュートエディション御茶ノ水、マーチエキュート神田万世橋の3館で展開され、神田界隈のカレー激戦区としての魅力を発信する。 実施期間は8月18日から9月15日までで、営業時間は平日10時から21時、土日祝日は20時までとなっている。フェア期間中、ugo Proはインド風の装いでお出迎えし、 インド風ダンスの披露も行う。これらの監修はugo株式会社に在籍するインド出身スタッフ3名が担当している。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/394
395: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:29:25.78 ID:/Ufbn344 また、生成AIを活用し、来場者に対してメニューのレコメンドやカレーに関する質問への回答を提供することで、より充実した体験を提供する。 エキュート秋葉原は2025年4月7日に開業し、約900平方メートルの店舗面積に約24ショップが出店している。 今回のカレーフェスは、地域の食文化と最新技術の融合を図り、訪れる人々に新たな楽しみを提供することを目的としている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/395
396: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:30:54.90 ID:/Ufbn344 【Exotec】国際物流総合展2025で次世代Skypodの新機能を初公開予定 2025年8月18日 フランス・クロワ市に本社を置く倉庫自動化ロボティクス企業Exotec SASの完全子会社であるExotec Nihon株式会社は、2025年9月10日(水)から12日(金)にかけて 東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展する。 本展示会は「物流を止めない。社会を動かす。」をテーマに、最新の物流機器やシステム、情報が一堂に集まり、交易振興や技術向上、情報提供、人材交流の促進を目的としている。 Exotecは今年2月に発表した次世代Skypodロボットを実機展示し、倉庫の生産性と柔軟性を高める4つの新機能を初公開する。 新機能は、一時保管機能(バッファー)でピッキング済みコンテナや梱包済み段ボールをラック内に保管し、外部バッファーを不要にしてスペースと工程間移動を削減できる。 また、自動順立て機能により配送ルートや棚入れ順に沿ってロボットが自動出庫制御を行い、積込みや店舗作業時間を短縮する。さらに、出荷箱自動選定機能は商品サイズや 数量に応じて最適な箱を自動選定し、その場で梱包することで資材削減と積載効率の向上に寄与している。 ピック&パック機能はピッキングと箱詰めを同一ステーションで完結させ、動線短縮による工数削減と省スペース化を実現し、オペレーターの負担軽減とスループット向上を両立する。 これらの機能により、B2B・B2C・オムニチャネルを単一システムで柔軟に運用し、保管から出荷までの全工程を最適化可能。 繁忙期や多品種少量出荷にも即応し、倉庫全体の生産性と出荷精度を向上させる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/396
397: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:31:48.11 ID:/Ufbn344 展示会の開催期間:2025年9月10日(水)から12日(金)まで 会場:東京ビッグサイト東展示棟5ホール ブース番号:5-110 9月12日(金)13時から13時30分には東6ホール内A会場で「ユニクロ・ヨドバシ採用!倉庫の外も効率化するSkypodの新機能とは」と題したセミナーが開催される。 講演者はExotec Nihon株式会社代表取締役アジアパシフィック地域社長の立脇竜氏で、世界の大手企業が採用するSkypodシステムの新機能が物流現場を どのように変革するか具体事例を交えて紹介予定。 展示会期間中の9月10日(水)から12日(金)まで、東京・新木場にある「Exotec 東京デモセンター」で次世代Skypodのデモシステム見学ツアーも開催される。 ツアーではロボットのダイナミックな動きや操作性が向上したワークステーションでのピッキング体験、イマーシブスペースで顧客倉庫のバーチャル体験が可能。 各日16時から17時までの開催で、終了後には懇親会も実施予定となっている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/397
398: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:33:42.06 ID:/Ufbn344 人件費削減の救世主?次世代ドローンAIプラットフォーム「AIRPHA」α版リリース 2025年8月18日 AquaAge株式会社は、業務用ドローンに特化したAI機能を搭載した次世代ドローンAIプラットフォーム「AIRPHA(エアファ)」のα版(MVP)を2025年8月にリリースした。 AIRPHAは高度な物体認識、障害物回避、自律飛行を実現し、ドローン運用の効率化と人件費削減を目指している。 ドローンは建設、農業、災害調査、インフラ点検など多様な分野で活用が進んでいるが、用途ごとに求められるAI機能が異なるため、現場のニーズに十分応えられていない。 多くの業務用ドローンはレベル3の手動操縦にとどまり、操縦者に加え複数の補助者が必要で、人件費の増加が普及の障壁となっている。 上記の課題に対し、名古屋大学発のスタートアップであるAquaAgeは、自動運転や知能ロボット、AI開発の技術を活用し、独自開発した研究開発用ドローン「トンボちゃん」シリーズでAI技術の実証を進めてきた。 「トンボちゃん1号」屋外用 NVIDIA Jetson Orin、Depthカメラ、GPSを搭載し、Visual SLAMとGPSの融合により、屋外環境での高精度な自律航行を実現。 「トンボちゃん2号」屋内用 NVIDIA Jetson OrinやLivox MID-360を搭載し、LiDAR SLAM技術によりミリ単位の障害物回避と360度の環境把握を実現している。 「トンボちゃん」シリーズは国産ドローンでも採用されているPX4フライトコントローラを搭載しており、AquaAgeのAI技術は国産ドローンへの搭載にも対応可能。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/398
399: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:34:23.69 ID:/Ufbn344 AquaAgeは業務用ドローンと業務特化型AIを組み合わせたドローンAIソリューション事業を展開し、物体認識や障害物回避に加え、視覚と言語を統合したVLM (Vision-Language Model)を活用した「ドローン自律思考」機能を搭載している。これにより操縦者の負担を大幅に軽減し、人件費削減と業務効率化を同時に実現する。 ドローンAIソリューション事業で培った業務特化型AIを統合し、ドローンサービス会社向けに月額課金制(SaaS)でプラットフォームを提供。 主な導入ターゲットは人件費削減や業務効率化を目的とする企業であり、AIRPHAの高度なAI機能によりドローン運用の自律化を推進するとしている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/399
400: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:35:28.18 ID:/Ufbn344 THKがピック&プレースロボのヘッド33%小型化、通信周期100μsの高速制御 FAニュース THKは、電子部品業界向けピック&プレースロボット「PPR」シリーズの新製品として、小型ヘッドモデル「PPR2-LR」の受注を開始した。従来機比でヘッド体積を約33%削減しており、省スペース装置にも搭載可能だ。 2025年08月18日 13時00分 THKは2025年7月28日、電子部品業界向けピック&プレースロボット「PPR」シリーズの新製品として、小型ヘッドモデル「PPR2-LR」の受注を開始したと発表した。 PPRシリーズは、微小なワークの吸着、搬送、組み立てに対応するロボットで、力センサーや電磁弁、制御モジュールなどを一体化している。 新製品のPPR2-LRは、シャフト先端の軸振れ精度を5μm以下に高精度化した。また、従来の空圧ユニット一体モデル「PPR-LR」と比べ、ヘッド体積を約33%削減しており、省スペース装置にも搭載可能となった。 小型化に加え、THK独自の力センシング技術により、最小検出0.15Nとワークダメージを低減。ワークの損傷を防ぎながら、通信周期100μsの高速制御でサイクルタイムを短縮できる。コンパクトな設計で、 積層ピッチ幅が15mmと、単位面積当たりの生産性向上にも寄与する。 スマートフォンや車載カメラなど小型電子機器の需要拡大に伴い、部品が小型化している。小型化した部品は搬送中に壊れやすく、接触検知の精度向上が搬送速度の低下を招くといった課題があった。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/400
401: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:36:43.88 ID:/Ufbn344 国産の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」機体搭載カメラの映像を初公開 万博で飛行を披露、吉村府知事も視察 2025年8月18日 株式会社SkyDriveは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の海上デモフライトを8月18日に実施した。 8月16日に撮影した飛行時間 5分14秒、飛行距離 720m、最高高度 27mで飛行した動画(機体カメラ映像)も公開した。 デモフライトは2025年8月21日から24日まで、毎朝会場で実施する予定(天候が穏やかな場合)。 現地には、大阪府知事の吉村洋文氏やドローン議連会長の田中和徳氏、国土交通省航空局航空ネットワーク部長の田口芳郎氏、 経済産業省次世代空モビリティ政策室長の古市茂氏、宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事補佐の伊藤健氏、関西電力副社長の藤野研一氏らが視察に訪れた。 デモフライトは8月16日に撮影された機体搭載カメラの映像も公開され、空飛ぶクルマの視点から海と万博会場の景色を楽しめる内容となっている。 飛行時間は5分14秒、飛行距離は720メートル、最高高度は27メートル。 吉村洋文大阪府知事は「実際に見て、空飛ぶクルマは空の移動革命になると確信しました。 最初は、観光遊覧が非常に有効で、さらに災害対策であったり、空の低い高度で移動が自由になり、今までの移動手段とは違う新たな空の移動手段になります。 例えば、ここから新大阪駅や、ベイエリア、大阪城公園、関空など身近なエリアを自由に飛び回る世界がやってくると思いました。まだこれからのところもありますが、 特にSkyDriveは国産の空飛ぶクルマでもありますし、我々も国産の空飛ぶクルマを応援したいです。 万博では、新たな技術、新たな産業が生み出されます。この万博において、空飛ぶクルマが飛びたったことは、空の移動革命に向けて大きな一歩だと思っています。 今日はその大きな可能性を感じました。空飛ぶクルマに自由に乗れることを楽しみにしています。」とコメントした。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/401
402: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:37:21.87 ID:/Ufbn344 ドローン議連会長の田中和徳氏は「日本唯一の空飛ぶクルマメーカーによるデモフライトは技術力と挑戦の意義を示す機会であり、観光や物流、防災など幅広い分野での実用化が期待される」と述べた。 経済産業省の古市茂氏は「新しい交通サービスとして産業発展のため技術開発や市場整備が重要であり、SkyDriveには市場開拓と産業育成の牽引を期待している」と語った。 JAXAの伊藤健氏は「日本発の技術が空を飛ぶ姿は航空産業の発展と都市輸送の革新に向けた大きな一歩であり、今後も技術課題の解決に協力していく」と述べた。 デモフライトは8月21日から24日まで毎朝9時30分頃に万博会場内北西部の「EXPO Vertiport」で周回飛行を予定している。天候や機体メンテナンスによりスケジュール変更や中止の可能性がある。 (万博会場内北西部の「モビリティエクスペリエンス」に位置する「EXPO Vertiport」を離着陸地点として周回飛行を行う予定。なお、EXPO Vertiportは、西ゲートからのアクセスが便利) 観覧は事前予約不要で、電波を発する電子機器の使用制限や熱中症対策の協力が呼びかけられている。 また、2025年9月15日から23日まで大阪港バーティポートにてデモフライト「見学会」を開催予定で、事前予約制・無料で各回先着100人まで参加できる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/402
403: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/18(月) 20:37:52.07 ID:/Ufbn344 商用化に向けては、型式証明取得に向けた活動を進めるとともに、Osaka Metroと連携し2028年を目途に森之宮エリアでのサービス開始、 JR九州と協業し別府湾での遊覧サービスやエアタクシー運航開始を目指している。 空飛ぶクルマは電動化や自動化、垂直離着陸技術を活用した次世代の空の移動手段であり、国土交通省も推進している。SkyDriveは2018年設立の スタートアップ企業で、日本初の公開有人飛行試験に成功し、スズキと製造提携している。将来的な社会実装に向けて官民連携で取り組みを加速している。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/403
404: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:30:54.88 ID:FskcnTST EVと同じ流れになるのか。他国が批判ばかりしている間に中国が世界を席巻しかねないヒューマノイド・ロボット市場 国際 2025.08.19 by 『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』 様々な分野で日本を大きく引き離し、今やアメリカと対等に張り合うまでの大国化を果たした中国。そんな隣国の後塵を、またも日本は拝すことになりかねないのが 現状のようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では著者の富坂聰さんが、中国のヒューマノイド・ロボット開発の現場を訪れた際に感じざるを 得なかった「日本の存在感の低下」を記すとともに、今後のロボット市場の展開を予測しています。 もう10年以上前のことだろうか。 政治家の主催する勉強会に出席したときに、話題が「次の時代の日本の強みをどう確保するのか」になった。そのとき真っ先に名前が挙がったのが、環境技術とロボットだった。 対中国でも、まだまだ強みが生かせると。 8月中旬に中国を訪れ、その時のことを思い出した。 当時はまだ、ロボットといえば産業用に限定された作業ロボットで、日本の存在感は確かに大きかった。 だが、上海市と蘇州市を回り、実際に先端メーカーを訪れた印象は、そうした現場では日本の存在感はもはや薄らいでいるというものだ。 それはロボットという言葉が、従来の生産ラインの一部からヒューマノイド・ロボットを指す言葉に変化し、「炭素VSシリコン」の分野が脚光を浴びる時代になったからだ。 技術の中心も工学からAI(人工知能)へとシフトしてしまった。 中国のメーカーがヒューマノイド・ロボットの未来で、圧倒的な自信をもっているのは、AI技術に裏付けされている。 まるで内燃機関で比肩する者がないほど先行した日本やドイツが、いまや中国のAI技術無しでは車(EV)が造れなくなった現状とオーバーラップするようだ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/404
405: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:31:41.76 ID:FskcnTST 中国国内の雰囲気もロボット生産へのシフトが顕著に起きている。 8月6日の中国中央電視台(CCTV)『新聞聯播』は、14日に北京で開幕した「2025年世界ヒューマノイド・ロボット運動会」に絡んだ特集のなかで、以下のように伝えている。 <わが国の上半期の工業用ロボットの生産量は対前年比で35.6%の伸びとなり、サービス用ロボットの生産量は同じく25.52%で、それぞれ大きく伸びました。 ロボット生産に従事する企業はいま全国で93万社となり、そのうち10万社あまりが今年の上半期に設立されていて、対前年比で45%増ともなっています。> 流行りの分野に殺到して過当競争が生み出される──。まさに中国の宿痾ともいえる現象が始まったというマイナスなイメージも付きまとうが、その一方では、 この混沌から抜け出した企業が、第二の華為技術(ファーウェイ)や電気自動車(EV)におけるBYDになってゆくという流れも同時に予測されるのが、中国という国の一つの特徴だろう。 今回、私が訪れた上海智元新創技術(AGIBOT)は、上海に拠点を置くヒューマノイド・ロボット開発企業のリーディング・カンパニーで、明日のファーウェイやBYDに近いともささやかれる企業だ。 私がAGIBOTを訪れた日から5日後の18日、正式にロボットの販売を開始した。 AGIBOTが最初に国内で大きな注目を集めたのは昨年12月。同社が生産するヒューマノイド・ロボットが「量産態勢に入った」と発表したからだ。 23年2月に設立された同社は、そのわずか半年後の8月に第1世代の汎用型ロボットのプロトタイプ「遠征1号」を披露して注目された。そして前述のように18日からネットでの販売を開始した。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/405
406: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:32:17.10 ID:FskcnTST 会社設立から販売に至るまでのスピード感にはただただ驚かされる。 AGIBOTの研究開発の現場では、およそ「出勤」というイメージとは程遠いラフな服装の若い男女が、体育館ほどの広さに数十台置かれたヒューマノイド・ロボットの脇に それぞれ寄り添い、ただひたすら同じ作業を繰り返していた。 仕切られた別の作業場では、夥しい数のノート・パソコンと向き合いながら、やはりTシャツ姿の若い研究者たちがせわしくキーボードを叩き続けている。 実際に目で見たロボットの仕事ぶりは、例えばTシャツを折り畳むという作業では、人間がリモートで操作しているのだが、その作業の完成度は毎回違い、また成功後の仕上がりも一定ではなかった。 「こうした作業を繰り返したなかから成功したケースをデータとして蓄積、それを動きごとに細分化し、そのデータをロボットに学習させることで精度を高めてゆくのです。 とても手間のかかる作業ですが、ロボットの良いところは一つのロボットが一度できるようになれば、どのロボットも同じことができるようになるとい効率の良さなんです」(関係者) 前述した「2025年世界ヒューマノイド・ロボット運動会」が北京で行われる少し前、同じ北京の経済技術開発区(亦荘)で「2025世界ロボット大会」が開催されていた。 その大会には中国国内外のロボットメーカー220社が集まり、期間中、ロボット及び関連商品の販売台数は1万9,000台に上り、売上高も2億元(1元は約20円、約40億円)以上に達したという。 もちろんヒューマノイド・ロボットの現状には課題も多い。しかしEVの時と同じように「航続距離が」「寒冷地では」「価格が」などと批判している間に、いつのまにか中国勢は市場を席巻してしまうのではないだろうか。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/406
407: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:39:32.69 ID:FskcnTST 韓国空軍の訓練がAIで進化…コナンテクノロジーが主導する次世代管理システム 8/19(火) 8:33配信 【08月19日 KOREA WAVE】AI(人工知能)を専門とする韓国の「コナンテクノロジー(Konan Technology)」が空軍の主力訓練機における統合訓練管理システムの高度化を 進める。老朽化した装備の交換にとどまらず、高性能サーバーと最新のセキュリティソリューションを導入し、操縦および整備訓練の質を革新する。 コナンテクノロジーは8月18日、国軍空軍戦力支援体系団が推進する「T-50系列 TIMS老朽装備交換事業」の主事業者に選定されたと発表した。契約規模は18億ウォン台で、事業は11月まで進められる。 今回の事業は、空軍が運用してきた既存の統合訓練管理システム(TIMS)の性能低下とセキュリティの脆弱性を解消するために推進されたものだ。 装備の老朽化と分散された運用環境が、システム管理をさらに難しくしていたとされる。 コナンテクノロジーはこの課題解決のため、カスタマイズされたシステムを構築する。高性能サーバーと最新のセキュリティソリューションが中核であり、 単なる装備交換を超え、仮想シミュレーション訓練の統合運用管理と品質向上までを目指している。 今回の受注の背景には、同社が積んできた豊富な国防・公共事業の経験がある。空軍のAI基盤による航空機、乗務員、整備および保険(ACMI)体系の構築や、 韓国航空宇宙産業におけるデータ移行技術の確保経験が代表的だ。国防省のインテリジェントプラットフォームや国家記録院の災害復旧システム構築など、データ移行関連事業の実績も強みとして作用した。 コナンテクノロジーは、国内では珍しく国防分野にAIソフトウェアを供給してきた企業の一つとされる。2024年に「防衛産業革新企業100」に選定された後、 AIパイロットの開発やLIGネクスワンとの国防ICT研究開発課題の遂行などを進めている。先月には「国防AIテックサミット」を開催し、10年間の実戦事例を公開した。 コナンテクノロジーのキム・ギュフン国防AI事業部理事は「システム分野の国産化や国軍向け生成型AI導入事業など、相次ぐ受注の成果は、 我々の国防AIにおけるリーダーシップが証明された結果だ。先端AI基盤の統合訓練管理システム構築に拍車をかけていく」と述べた。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/407
408: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:40:28.20 ID:FskcnTST 韓国自動車産業に革命?…ヒューマノイド導入で「半額カー」実現か 8/19(火) 8:03配信 【08月19日 KOREA WAVE】韓国の労使間で毎年、賃金交渉によってあつれきが続いている中、自動車産業にヒューマノイドロボットを投入すれば、 人件費が10分の1の水準にまで抑えられるという分析が出て注目を集めている。 最近開かれた電池技術シンポジウムでサムスン証券のチャン・ジョンフン研究員が「韓国バッテリーの回復ゲームとヒューマノイドロボットのバッテリー市場」というテーマで講演した。 チャン・ジョンフン氏は、ヒューマノイドロボットが自動車産業のゲームチェンジャーとなり、半額の自動車を可能にすると主張した。 チャン・ジョンフン氏は「現代自動車の国内工場の場合、平均時給は約38ドル水準だ」と述べ、「労組の影響力が大きい米国ビッグ3の自動車企業と比較すれば著しく低いが、 グローバルな競争力という観点では依然として高いコスト負担だ」と指摘した。 アメリカの完成車工場の時給は約65ドルで、労組との合意が反映された2027年基準では88ドルにまで跳ね上がるという説明だ。 またチャン・ジョンフン氏は「自動車産業は自動化が進んだとはいえ、依然として組み立て・塗装・部品の取り付けなど、 人員の投入比重が高い。労働コストの削減が業界最大の課題だ」と強調した。 それに伴い、ヒューマノイドロボットが本格的に導入されれば、人件費の構造が急激に変わる可能性があるという。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/408
409: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 09:41:09.12 ID:FskcnTST チャン・ジョンフン氏はテスラの「オプティマス」の事例を挙げ、「10万ドルのロボット1台を5年間、24時間稼働させた場合の時給換算は約14ドルに過ぎない。将来的に生産量が増えて ロボットの価格が3万ドルまで下がれば、時給は5ドル水準まで下がる」と語った。 これは中国の電気自動車工場における平均人件費(21〜22ドル)の4分の1、現代自動車の韓国工場の10分の1だ。 生産性の面でもロボット導入の効果は大きい。チャン・ジョンフン氏は「現代自動車の工場が現在、2交代制で年間最大31万台の生産能力を持っているとすれば、 ヒューマノイドロボットを投入することで、週末や夜間の制約なしに24時間稼働が可能となり、生産量は52万台へと約60%増加する可能性がある」と予測した。 チャン・ジョンフン氏によると、労組との交渉という変数や人件費構造から自由なロボット人材が普及すれば、現代自動車の韓国工場における原価率は現在の79%台から 40%前半まで下げることができるという。これは自動車の販売価格を半分程度に引き下げる、いわゆる「半額車」への道を開く要因になるとみる。 ただ、チャン・ジョンフン氏は「ヒューマノイドロボットは依然として初期市場の段階にあり、コンピューティングチップ、アクチュエーター、バッテリー技術という 三つの核心分野でのブレークスルーが必要だ。特にバッテリーの確保が今後、ロボットの大衆化の成否を分ける鍵となる」と指摘した。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/409
410: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 12:56:07.65 ID:FskcnTST 転換期のPLC〜その進化の軌跡と現在地 PLCの現在 過去 未来(1) (1/2 ページ) 本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、まずPLCの進化の軌跡をたどり、その“現在地”を明らかにします。 2025年08月19日 06時00分 公開 工場の自動化を担う頭脳、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)。製造業に携わる方であれば、その名を知らない方はいないでしょう。普段は制御盤の中に収まり、 黙々と稼働を続けるこのデバイスの世界で今、大きな変化が起きています。 2025年、日本のPLCの世界に新たな節目が訪れました。三菱電機が「MXコントローラ」、キーエンスが「KV-Xシリーズ」を発売。オムロンは「NXシリーズ」で、制御と情報の融合や セキュリティを視野に入れた次世代PLCの方向性をいち早く打ち出していましたが、ここにきて三菱とキーエンスも「X」を冠した製品で同じ潮流に加わりました。 日本の三大PLCメーカーが、いずれも“制御の未来”をXに託す時代が到来したといえるでしょう。 そこで本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたってこの重要な転換期を読み解いていきます。 まず、前編ではPLCの進化の軌跡をたどることで“現在地”を明らかにし、次にアンケート編として筆者が行ったアンケートに寄せられた130件もの現場の声から、リアルな課題と期待を浮き彫りにします。 そして後編では、それらを踏まえてPLCが向かうべき未来像を展望します。 PLCは、工場の機械を自動で動かすための、いわば工場の小さな司令塔です。では、その中身はどうなっているのでしょうか。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/410
411: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 12:57:20.81 ID:FskcnTST 一般的にPLCは、主に3つの部分から成り立っています。 入力部:現場の状況を把握する「五感」の役割を担います。スイッチやセンサーからのON/OFFといった信号を受け取ります CPU部:人間でいえば「脳」にあたる、制御の中心です。メモリに格納されたプログラムを読み出し、演算を行い、各部に指令を出します 出力部:指令を実行する「手足」です。CPUの命令に従って、ランプを点灯させたり、モーターを回転させたりするための信号を送ります このシンプルな仕組みが、なぜ製造現場に革命をもたらしたのでしょうか。その答えは、PLCが誕生した歴史的背景にあります。 PLCが生まれる前、工場の自動化はリレー制御が主役でした。これは電磁石を使ったスイッチであるリレーを無数に組み合わせ、 物理的な配線で制御ロジックを組む方式です。 しかし、米国の自動車メーカーGMをはじめとする製造現場では、モデルチェンジのたびにこのスパゲティのように入り組んだ配線を全てやり直す必要があり、 その膨大な時間とコストが経営課題となっていたようです。 この課題を解決したのがPLCです。1968年にModicon(現在のシュナイダーエレクトリック)が開発した「Modicon 084」が、世界初のPLCとされています。その核心は、 リレー回路が担っていた役割をソフトウェア、つまりプログラムに置き換えるという画期的なアイデアでした。 PLCの普及を決定づけたのが、ラダー図というプログラミング言語です。これは、技術者たちが見慣れたリレー回路図とそっくりの見た目をしており、 彼らが直感的に理解し、プログラムを組むことができたのです。 物理的な配線と格闘する代わりに、端末の画面上でロジックを修正し、PLCに転送するだけで、機械の動きを自由自在に変更できる――。この体験が、PLCを普及させる原動力となりました。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/411
412: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 12:58:24.69 ID:FskcnTST 日本国内でもこの流れは加速します。1972年にオムロン(当時の立石電機)が国産PLCの先駆けとなる「SYSMAC」を発売。その後、各メーカーが開発競争を繰り広げる中で、 この「ラダー図」が事実上の標準言語として定着したことで、PLCは日本のモノづくりの隅々にまで、広く、深く浸透していきました。 そして、このプログラム化された制御は、もう1つの大きな革新を現場にもたらしました。それが、トラブル発生時に真価を発揮する状態の見える化です。 筆者にも、忘れられない経験があります。 ある自動車工場の立ち上げで、巨大なコンベヤーラインが突然停止してしまいました。その際、私たちはPCをPLCに接続し、ラダー図のモニター画面を開きました。 すると、ONになるはずの1つのセンサー入力が、OFFになったまま――。原因は一目瞭然でした。 この経験は、PLCがもたらした革新が、単なる柔軟性だけでなく、日々の安定生産に欠かせない保守性の向上にもあったことを物語っています。 PLCは登場以来、現場の要求に応えながら、約10年ごとにその役割を大きく変える技術的進化を遂げてきました。それは、単機能のリレー置き換え装置から、 工場全体の最適化を担うオートメーションプラットフォームへと至る、進化の道のりと言えます。 PLCの原点は、機械を定められた順序通りに動かすシーケンス制御です。この時代、PLCはまず、その基本性能である処理速度と信頼性を着実に高め、 リレー制御盤からの置き換えを確実なものにしていきました。 ラダー図という、リレー回路図に似たグラフィカルなプログラミング言語が採用されたことで、現場の電気技術者がスムーズに移行できたことも、普及を後押しした大きな要因です。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/412
413: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 12:59:28.84 ID:FskcnTST 次にPLCは通信機能を獲得し、単体での制御から、ライン全体の「協調制御」へと進化しました。1980年代にはオムロンの「SYSNET」や三菱電機の「MELSEC NET」 といったメーカー独自のネットワークが登場し、PLC同士がデータをやりとりすることで、コンベヤーと装置が息を合わせて動くといったような連携動作が可能になりました。 さらに後半にはPROFIBUSのようなオープンなフィールドバスも生まれ、制御機器メーカーの枠を超えてデータがやりとりできるようになったことで、生産状況の集中監視や、 ライン全体の最適化という、より高度な制御が実現していきました。 この時代、PLCは3つの大きな進化を遂げます。 1つ目は、サーボモーターを精密に操るモーション制御です。複数のモーターを高精度で同期させ、複雑な軌道を描く制御がPLCに統合され、半導体製造装置や 高機能な包装機など、日本のモノづくりが得意とする精密な機械の性能を最大限に引き出せるようになりました。 2つ目が、危険から人を守る安全制御です。従来、非常停止ボタンなどはPLCの主制御系とは別に、専用の安全リレーでハードウェア的に組むのが常識でした。 この安全機能をPLCに統合することで、装置設計の簡素化と、より柔軟で高度な安全確保の両立が可能になったのです。この動きは、2000年代にIEC 61508などの 国際安全規格が整備されたことで一気に加速しました。 そして3つ目が、プログラミングの標準化です。機能が高度化するにつれ、メーカーごとに異なるプログラムの書き方は、技術者の学習コストや 資産の再利用を妨げる大きな壁となっていました。 この課題に対し、1993年にPLCのプログラミング言語の国際規格「IEC 61131-3」が発行され、ラダー図を含む5つの言語が定義されました。 さらに、その普及を目的とする団体「PLCopen」(1992年設立)の活動も活発化し、メーカーの垣根を越えたソフトウェア開発の道が開かれていきました。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/413
414: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 13:01:02.52 ID:FskcnTST Step 4:OTとITの融合(2010年代〜) インダストリー4.0の潮流の中、PLCはOT(制御技術)とIT(情報技術)をつなぐ架け橋としての役割を確立します。 Ethernet(イーサネット)が標準で搭載されたり、OPC UAといった、メーカーの垣根を越えて通信できる世界標準のプロトコルに対応したりしたことで、 PLCが持つ現場のリアルタイムデータ(生産数、稼働状況、モーターの負荷、センサーの値など)を、上位の生産管理システム(MESなど)や データベースへ直接届けられるようになりました。 これにより、例えば「モーターの電流値の微妙な変化から故障を予知する」「製品のシリアル番号と、使われた部品や加工データをひも付けて トレーサビリティーを確保する」といった、経営に直結するデータ活用が、現場レベルで実現できるようになってきたのです。 このように、PLCは単なる制御装置から、設計、立ち上げ、保全、さらには経営判断まで、モノづくりのあらゆる局面を支える製造現場の共通基盤と呼べるほどに、その役割を広げてきました。 しかし、その輝かしい進化が新たな課題を生み出しています。高機能化/複雑化が進んだものの、その進化のメリットを全ての現場が生かしきれているわけではないのです。 「多機能すぎて使いこなせない」「プログラムが複雑になり、作った本人にしか分からない」。そんな声が聞こえてくるのも、また事実です。 ここまでPLCの歩みと現在地を一緒に整理してきましたが、皆さん自身の職場や実体験とも重なる点があったでしょうか。 次回は、この理想と現実のギャップを埋めるヒントを探るため、130人ものPLC利用者の“生の声”に耳を傾けます。この大切な「頭脳」について、 現場は今どんなリアルな悩みを抱え、未来に何を望んでいるのか。みなさんの現場にも、きっとPLCが支えている仕事がたくさんあるはずです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/414
415: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 13:02:41.82 ID:FskcnTST AIを活用し「化学物質の特定および使用量の把握」をシステム化 製造現場向けAI技術 NSDは「化学物質の特定および使用量の把握」をシステム化し日鉄建材で本番運用を開始したと発表した。 2025年08月19日 07時30分 公開 NSDは2025年8月18日、「化学物質の特定および使用量の把握」をシステム化し、日鉄建材で本番運用を開始したと発表した。 化学物質は、「労働安全衛生法」や「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)」の2つの法令によって 管理が定められている。各法令で定められている化学物質の数は膨大で、今後も増える可能性がある。 同社では、各法令で定められている化学物質を調べる方法として、手作業でExcelの一覧表を作成し、それぞれの製品をチェックする方式を採用していた。 そのため、該当法令を非該当と誤認することで発生するコンプライアンス違反のリスク、記入漏れ/再チェックにかかる時間など、作業性に課題があった。 こういった課題の相談を受けたNSDは、グループ会社であるNSD‐DXテクノロジー(NSD-DXT)と連携し、AI(人工知能)-OCR技術とNSD-DXTが 独自に開発した抽出アルゴリズム、文書構造化技術を用いてシステム化を実現し、日鉄建材の大阪製造所(大阪府高石市)で2025年4月に本番運用を開始した。 今回のシステムは、厚生労働省や経済産業省が公開する化学物質情報(物質名など)を取り込むと、登録データから該当する含有物質が抽出され一覧が 自動生成されるため、対象化学物質が増えても容易に確認が可能となった。 これらの実績を踏まえ、NSD、NSD-DXT、日鉄建材は今後、新システムの他の製作所への展開や、他業務に関する効率化も推進する。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/415
416: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 13:05:18.31 ID:FskcnTST 通信・ロボット・AIを起点にした空間を支援!「KDDI Smart Space Design」提供開始 2025年8月19日 KDDIは2025年8月19日(火)より、日本および東南アジアを中心に、通信、ロボット、AIなどの先端テクノロジーを活用した働く空間や訪れる空間の設計・ 構築支援サービス「KDDI Smart Space Design」を提供開始する。 オフィス、倉庫、工場、商業施設、店舗、スタジアムなど多様な空間を対象とし、コンセプト策定から設計、構築・施工、保守・運用まで一気通貫で支援する点が特徴。 従来は設計完了後に通信事業者へ構築を依頼する際、電気配線不足やロボットの動線確保不足などの問題で再設計や再工事が発生し、コスト増加や納期遅延の 課題があった。これに対し本ソリューションは、初期段階から通信やAI、ロボットを起点に設計を行うことで、こうしたリスクを大幅に低減できる。 また、TAKANAWA GATEWAY CITYでの「ハイパー・パフォーマンス体験」や「ハイパー・パーソナル体験」の知見を活用し、入退館フラッパーゲートやエレベーター、 セキュリティゲートを通過して執務室まで配送するロボットや、AIによる個人の嗜好に合わせた商品配送ロボット、フロアの混雑状況の可視化など、 先端技術を融合した体験価値の向上を目指している。これにより、働く人の生産性向上と訪れる人の満足度向上を実現する。 さらに、2026年度からは国内初となるマルチベンダー対応の生成AIツールを無償提供予定。このツールは什器・機器の選定やオフィス空間のゾーニング、レイアウト、 見積り作成などを支援し、従来約1カ月かかっていた設計作業を最短15分で完了させることを目標としている。3Dデータによるレイアウト確認も可能で、 完成後の空間イメージを明確に把握できる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/416
417: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 13:05:55.48 ID:FskcnTST 具体的には以下のような流れで進行される。 コンセプト策定段階でのヒアリングやワークショップを通じてニーズや課題を明確化し、通信・ロボット・AIを融合した設計を行う。 設計段階ではネットワーク構築や空間レイアウトを最適化し、配線の複雑化や不要な設備投資を抑制する。 構築・施工では工事進捗や品質管理を徹底(将来的には什器・機器のプランサービス提供も予定している)。 保守・運用ではセキュリティ機器の管理やロボットの定期メンテナンス、BPOサービスの提供に加え、取得データの分析を通じて空間の最適化を継続的に支援する。 KDDIは1989年以降、国内外で8,000社のオフィス環境構築を支援しており、今回のサービスはこれまでの実績と高輪新本社やTAKANAWA GATEWAY CITYで培った知見を活かしている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/417
418: オーバーテクナナシー [sage] 2025/08/19(火) 13:07:03.77 ID:FskcnTST ロボットがあるのが常態化した社会があと2年で到来ってところかな http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1592947307/418
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