核融合炉が実現するメリット (67レス)
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65: 06/12(木)08:44 ID:kM8sULTY(1/2) AAS
>>62
え?
来年実用化するって毎年吠えてるのに全てうそだったじゃん
記憶障害?
66: 06/12(木)08:45 ID:kM8sULTY(2/2) AAS
常温wwww核融合wwwwwwwwwww
DOI 10.35848/1347-4065/ada658
論文の核心主張
1. Ni–Cu/ジルコニア粉末を 450 °C・H₂雰囲気で処理すると「既知の化学反応では説明できない“異常発熱”」が生じる。
2. 同じ試料から He-3 が NRA(1.4 MeV dビーム)と TDS(質量数3ピーク)で検出された。
3. 上記 1・2 をもって 4H/TSC 型の冷温核融合が起きた証拠だと結論づけ、放射能フリー新エネルギー源の可能性を示唆。
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科学的に看過できない問題点
1. 熱収支を決める最低条件を放棄
• 金属水素化反応(NiHₓ・CuHₓ形成/分解熱)を一度も計算しないまま「異常発熱」と断言。
• 既知反応熱の理論値と実測熱を定量比較し、その差の誤差解析を行わなければ「異常」の主張は成立しない。
2. He-3 検出を支える実験設計の甘さ
• NRA
• d+Ni, d+Cu, d+Zr の副反応で生じる高 E プロトンをきちんと分離せず、ブランク試料も提示しない。
• エネルギー分解能に優れる半導体検出器を使わず、敢えて CR-39 だけで推量。
• TDS
• 質量数3は He-3・H₃⁺・DH⁺・T⁺を区別できない。
• 「900 °C 以上で水素ピークに相関しないから He-3」という“消去法”は、動的平衡下の水素化学をモデル化していないため論拠にならない。
• 分光回避
• He-3 はオージェ電子分光や XPS で電子軌道を一発識別できるのに、最も決定的な手段を意図的に避けている。
3. データ解釈の恣意性
• 試料は 0.1 g × 数点のみ。統計性を欠き、外れ値でも“大発見”に化ける。
• He-3 由来と見積もった発熱は実測熱の約 1/10。巨大な不一致を「分岐比か保持損失だろう」と憶測で片付けている。
• コントロール(純 ZrO₂、Ni 粉末、Ar 雰囲気など)や測定誤差の詳細を一切開示しない。
4. 透明性と再現性の欠落
• 生データ(カロリメトリの時系列、質量スペクトル原図、CR-39 全像)を公開していない。
• 著者陣は LENR 事業と関係が深いが、利害関係の開示も独立再現実験への言及もない。
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研究姿勢への総括的糾弾
1. 既知化学過程を定量評価せずに「異常」を宣言するのは科学的誠実さの放棄。
2. 決定的に識別できる分光法を避け、曖昧で解釈自由度の高い手段に固執するのは証明を回避する態度。
3. 統計性・対照・誤差解析・データ公開という科学の四大基盤を欠く。
4. 冷温核融合コミュニティ内部だけを引用し合う閉鎖的引用体系で、客観的検証を事実上拒絶している。
結論:本論文は「科学論文」の体裁を装いながら、再現性・反証可能性・定量性・透明性という科学方法論の根幹を悉く逸脱している。 最も簡単で決定的な検証手段を自ら回避するかぎり、主張は学術的に無効であり、撤回相当である。
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