今DTM板でもっとも不可解なことについて (37レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん

8
(1): 2024/03/17(日)16:05 ID:OxjVeG7h(1/2) AAS
”ゼクサス”
”それが貴方の本当の名前です────”

「なわけねーだろ!!!」
HIDEチャンはベッドから起き上がるやいなや、ライト横にあったベアブリックを壁に投げつける
そのままテケテケ歩きで冷蔵庫までたどり着くとアーモンドミルクを手にとって口に含む
さて─────いまこの地球に何かが起きている気がする  それが何なのかはわからない
ゴブリンがいなくなった世界線、ここではHIDEチャンは自力でさまざまな問題に対処していかなければならない
ゴブリンがHIDEチャンに放ったいくつかの語録の中で、一番刺さったものがある
それは「知性は愛されない」ということだった
人は知らぬ間に知性を帯びてしまう

動物愛護について調べた時、ふと、自分が飲まなければならない「お薬」は動物実験を経ていま手元にあることを知ってしまう
だから安易に「動物愛護!!」と大声をあげることをためらう
もし自分や大事な人が死ぬかもしれないという時にはその「お薬」に頼るしかないからだ

同じように環境保護について考えたとき、ふと、身の回りのプラスチックはどれも石油でできていることを知る
じゃあ持続可能な素材ってなに?木材はもちろん駄目だ
再利用された資源ならばいい?
しかし調べれば調べるほど、資源を再利用する際の工程で膨大な電力が必要となることを知ってしまう
さっさと捨ててしまえばそのようなエネルギーはかからないのに
だから安易に「環境保護!」と大声をあげることをためらう

これが知性である
ゴブリンはこの知性を「愛されない」と断じた
おそらくゴブリンとてどちらかといえば知性の側である
つまりゴブリン自身が自分を「愛されない側」だと知っていたのだ
愛されるのはいつの時代も知性ではなく「痴性」である
なんの疑いもなく「動物愛護」「環境保護」を叫べる
「ゼレンスキーは正義」とオリジナル曲まで作れてしまう
この「痴性」はおそらく持って生まれた天性ものである
後天的に身につけることはできない────これが愛される側
9: 2024/03/17(日)16:28 ID:OxjVeG7h(2/2) AAS
アメリカの討論番組で、環境保護を訴えるおばさんを男性キャスターが論破していた
「あなたのメガネもプラスチックだ」「あなたはそれをどんな素材で代替するつもりだ?」と
おばさんは答えに詰まってしまう

この男性キャスターの指摘はおそらく正しい
動画のコメントのほとんどは男性キャスターの痛快な指摘に対する「イイね!」である
これはまさに知性

だが、愛されるのはどちらだろうか?
男性キャスターの知性は周囲から尊敬されるかもしれない
一目置かれるかもしれない
だが愛されはしない
現実に愛されるのは、実はおばさんのほうだ
HIDEチャン的にもプライベートの身近にどちらかがいるなら、選ぶのはおばさんである
(男性キャスター的な人物はプライベートでは勘弁)

やがて男性キャスターも首をかしげるだろう
どうして自分は愛されないのか?
自分だって愛されたい
そう考え、もっと課題について調べ、考察し、賢明な解決策を見出す
だが、どこまで突き進んでも得られるのはリスペクトであって愛ではない

そういうことをゴブリンは言っていた気がする
「じゃあどうやったら愛されるんだよ!!」ってわざと「痴性らしきもの」を発揮していけば普通に軽蔑されるだけだろう
「痴性」を持って生まれてきたギフテッドでないかぎり、この世界で本当の愛を得られることは残念ながら難しいのだ
ということをゴブリンは言っていた気がするが
もしかしたら拡大解釈かもしれない

つづく
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.205s*