佐藤大輔　111

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44: (ｱｳｱｳｳｰ Sa9d-dZvm) 2024/10/27(日)08:12:01.45 ID:zblDp6K+a(1) AAS
捨て台詞で自尊心守らなくてもいいよ
俺もたまたま知ってただけで蘭印の立ち位置なんて興味ある奴なんかいないだろうから無知でも恥ずかしいことないぞ
だけど物語の公式設定が日露敗戦以後英国を用心棒として商売にいそしんでたって言うんだから
>>38の言うように実質「日本に丸投げ」状態だろうね

180: (ﾜｯﾁｮｲ 9a00-fTyL) 03/12(水)15:40:08.45 ID:SQSbk9gp0(2/2) AAS
　真田忠道は信濃の人である。
戦国期の真田氏の子孫であるという噂もあるが、真実かどうか定かではない。
彼が乗艦を失ったにも関わらず軍令本部で地位を得たのは、その狡猾な立ち回りによることは間違いないだろう。
多くの人に嫌われながらも、戦争に必要とされる人材と目されたことで、厄介ごとを押し付けられる司令部付となった。
だが、今回はあちこちに押し込んだせいで恨みをかいすぎたようだ。
　真田は、ようやく見えてきた南米の海岸線に目をやった。
（井上サンはたまには潮風を浴びてこいと言ったが、左遷もいいとこだな）
いや、軍令部総長は真田に対する批判から彼を守るために、艦上配置にしたのかもしれない。
「それにしても、パナマとはな」
真田の防暑服は汗でじっとりと湿っていたが、暑さのためだけではなかろう。

　余談になるが、筆者はかつてこの地を訪れたことがある。
イタリア軍の沿岸守備隊にいたという土地の古老に話をきいた。
筆者が日本から来たことを告げると、懐かしげに目を細めた。
「捕虜収容所では、日本のホンチョーに嫌というほど殴られたよ」
一発も弾を撃たずに降伏したイタリア将兵を、日本兵はずいぶんと苛酷にあつかったらしい。
「貴様には武人としての誇りはないのかと言われてね、ヒットレルに無理やり南米に送り込まれたのにひどいもんだ」
当時の日本軍には建軍以来の陰湿な風紀が色濃く残っていたのであろう。

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