帝銀事件7

帝銀事件7 (641ﾚｽ)
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109: 名無しさん＠お腹いっぱい。 [sage] 2014/02/25(火) 00:12:12.44 ID:???

米国政府の上層部がゴーサインを出すはずがないし、軍部が勝手に挙行することもなかろう。

仮に、米軍が日本の元軍人を使ってやらせたとして、子供にやる「行き掛けの駄賃」でも
あるまいに、大量虐殺の報酬が帝銀で奪う予定の十数万円で済むはずがない。
また、米国の組織がこんな無謀な「作戦」に大金を「支出」するとはまず考えられない。
これだけの大事件を計画する以上「破格の大金」が動いているはずだ。

考えられる謎解きは、ただ一点のみ。
米軍が入手し保管していた日本軍開発の新型毒薬を、米軍に所属する何者かが、これを
某国に転売して大儲けをすることを考えた。
その儲けはハンパない金額だったはずで、その「取引相手」は、某大国筋だったのだろう。
その大国としては、大金を払っても手いにれたい「ブツ」だったはず。

ただ、真犯人側には毒薬の「商品価値」を某大国に示す必要があり、そこで銀行強盗に見せかけた
大芝居を謀ったというのが「帝銀事件」のおおまかな構図だ。
やばい商売で大金を稼ぐ以上「取引先」に「正真正銘の帝銀で使われた毒薬でっせ」というのが
なによりの「セールス・ポイント」になるわけだ。

むろん、この計画には米軍内に「毒薬を掠め盗る人物」と「謀略計画に詳しい人物」が
いたことはまず間違いなかろう。

そして、スケープゴートとして選ばれたのが、実行犯Nと面識があり顔もよく似ていた
平沢というわけだ。
この計画が実に用意周到だと「感心」させられるのは、わざわざ平沢に2件の未遂事件を
やらせて、銀行員に彼の人相を印象付けていることだ。

さらに、帝銀本番では、近所に発生した赤痢患者の自宅に米軍の軍属まで「派遣」して、
「赤痢発生のため予防薬が必要」という実行犯の言葉に信憑性を持たせる「演出」までしている。

そして「平沢単独犯」で一件落着とするために、帝銀で強奪したカネはほぼ全額平沢に渡している。
貰ったカネが帝銀のものと知っていた平沢は、絶対に真実を話すことができない。
話せば「共同正犯で死刑」ということは共犯者から固く言い含まれていたはずだ。

平沢には「真相を話せば死刑は確実だが、冤罪を主張し続ければ自由はなくとも生きながらえる」
という道が用意されていた。
拘置所で、絵を描くための「別室」まで与えられ「特別待遇」を受けていたのもむべなるかな。

ただ、真犯人たちに最も緊張感が走ったのが「平沢、恩赦で釈放か？」という報道だ。
のこのこシャバに出てきた平沢が、ひょんな拍子に真相の一端を吐いてしまうかもしれない。
ここは彼の支援組織に大きなダメージを与え、平沢釈放を絶対に阻止しなければならぬ―

そう考えて真犯人たちが仕組んだのが「救う会」事務局長をターゲットにした「偽証事件」だ。
この一件で、平沢は「もう一生シャバに出ることはできない」ことを悟ったはずだ。

それでは、真犯人たちと「取引」した「某大国」とはどの国なのか？
今は無き「あの国」としか思えないわけだが…

http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/archives/1352027958/109

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