[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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265: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/04/29(月)03:24 ID:IOHaG7RAo(3/5) AAS
相変わらず口調や表情には、一切の愛想が感じられない。
しかし理由はどうあれ、今まで付いていてくれたことは素直に嬉しかった。
体温計を脇に挿みつつ、まどかは額に手を当ててみる。
「うん……だいぶ良くなったかな。ありがとうね、ほむらちゃん」
数分後、体温計を確認したが、ほぼ平熱まで下がっていた。
ふと、無表情でこちらを見ているほむらに気付く。
何か他の言葉を待っているのだと思い、
「昨日はちょっと、いろいろと考え事してたら疲れちゃったみたい。えへへ……」
「それは、美樹さやかのこと?」
照れ臭そうに説明したまどかに、ほむらはあくまで真顔。
ほむらの指摘に、まどかは俯いた。
昨日、生活サイクルを崩した直接の原因は鋼牙だが、さやかの件も無関係ではない。
「あなたは、どうして何も言わないの?
美樹さやかに、私が嫌がるあなたを無理やり連れて逃げたって言えばいいのに」
まどかは答えあぐねた。
何故?
理由は自分でも判然としない。それに一言で表せるものでもない。
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