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マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2014/06/23(月)02:47
ID:RHTFBxJro(9/21)
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632: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2014/06/23(月) 02:47:54.88 ID:RHTFBxJro 暫くの間、場は静寂に支配された。 魔女は声もなく暴れ狂い、マミは静観していた。 聞こえてくるのは、ロープの摩擦音だけ。それとて広い空間ではないも同然だ。 もう五分は過ぎただろうか。いや、実際はまだ一分かそこらだろう。 この静けさが、マミには居た堪れなかった。 空気が重苦しくて、痛々しくて、ひたすら辛い。死刑の場に立ち会うというのは、こんな気分なのだろうか。 自分の身まで裂かれる想いだった――もっとも、 本当に裂かれている魔女とは比ぶべくもないとわかってはいたが。 待つこと数秒。遂に、その時が訪れる。 ギシギシと軋む音に、微かに混じるブツッという音。 マミの背筋にゾッと戦慄が走る。限界を超え肉体が断裂する音だと、すぐに察した。 マミは固唾を呑んで、しかし目を逸らさず見届ける。 八つ裂きと言っても、そう簡単に裂けはしない。 人間でさえ、あらかじめ骨を砕き、肉に"切れ目"を入れておくらしい。 でなければ上手く千切れないのだとか。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/632
暫くの間場は静寂に支配された 魔女は声もなく暴れ狂いマミは静観していた 聞こえてくるのはロープの摩擦音だけそれとて広い空間ではないも同然だ もう五分は過ぎただろうかいや実際はまだ一分かそこらだろう この静けさがマミには居た堪れなかった 空気が重苦しくて痛しくてひたすら辛い死刑の場に立ち会うというのはこんな気分なのだろうか 自分の身まで裂かれる想いだったもっとも 本当に裂かれている魔女とは比ぶべくもないとわかってはいたが 待つこと数秒遂にその時が訪れる ギシギシとむ音に微かに混じるブツッという音 マミの背筋にゾッと戦が走る限界を超え肉体が断裂する音だとすぐに察した マミは固唾を呑んでしかし目を逸らさず見届ける 八つ裂きと言ってもそう簡単に裂けはしない 人間でさえあらかじめ骨を砕き肉に切れ目を入れておくらしい でなければ上手く千切れないのだとか
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