[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
603
(1): ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2014/06/21(土)01:36 ID:AaHsK9UBo(4/19) AAS
 自分は、死にたくないという内なる声に縋り、従っているだけ。
 でも、それでも構わない。今さらショックを受けたりなんかしない。
 今はただ生きる為に戦う。
 彼女を殺してでも。

 その後、マミと魔女の戦闘は膠着した。
 魔女は焦れて単調な突進と噛みつきを、マミは逃げながらそれを迎撃する。その繰り返し。
 図体の大きい魔女を撃つのは簡単だった。しかし、どれだけ身体に銃弾を撃ち込んでも手応えがない。

 こうなったら生半可な攻撃は無意味と結論するしかない。
 こうしている間にも、魔力は刻々と消費されているのに。
 焦れているのはマミも同じ。いや、マミの方が焦りは募っているかもしれなかった。
発砲の際も一秒だって止まらず、絶えず移動しているせいで疲労の色も表れ始めている。

 この魔女を倒すには、敵の急所――人間で言えば脳や心臓を捉えなければならない。
しかしマミには、その部位も術も掴めずにいた。
1-
あと 202 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.028s