[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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(7): ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/06/17(月)00:51 ID:batJAy8lo(9/11) AAS
 圧倒されたからじゃない。責任だと思った。
愚かさのつけを少しでも払うには、正直に二人に説明すべきだと。
 まどかが話し終えると、

「あなたって人は…………」

 ほむらは息を吐いた。長く、深く。
 呆れと驚きが半々か、やや呆れが勝っているような溜息。
その表情は硬く、感情は読めないが、どうやら怒っている。

「言ったでしょう。あなたは運が良かっただけ。二度目、三度目があるとは限らないと」

「うん……ごめん」

 しゅんと項垂れるまどか。
 全面的に自分が悪かったと認める。他に弁明のしようもない。
 それはそれで、謝るだけで逃げようとしているみたいで、居心地が悪かったが。

 ちらりと鋼牙を見遣る。彼は、ほむら以上に何を考えているのか謎だった。
 暫くして、ほむらの視線に気付く。鋼牙を見つめていたのが、ばれたようだ。
 また怒られるかと思いきや、ほむらが次に向いたのは、意外にも鋼牙だった。

「そう、普通ならあり得ない。でも、あなたは来た。なら……これは偶然じゃないのね?」
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