[過去ログ]
マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
181: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/18(月) 04:31:32.20 ID:7w+pZ8Vdo ――これも、この人なりの気遣いだったのかしら……。 それとも、本当に深入りする気がなかっただけ……? どっちにしても、私にとって一番嬉しい対応だったけど―― マミも零の視線を追ってみた。 彼が見上げる空には、欠け始めた月が雲の切れ間から覗いていた。 雨脚も弱まっている。 それから長い間、マミと零は月を見上げていた。 二人とも一言も発しなかったが、気まずい沈黙とは無縁だった。 周囲の雑音も気にならない。何も語らなくてもいいのだと思えた。 もしかしたら、もしかして。 このまま、すべてがうまくいくんじゃないか。 雨がいつか必ず上がり、黒雲が晴れ、夜明けが来るように。 甘えた考えだとしても、期待せずにいられなかった。 実際は何も変わっていない。気持ちがやや上を向いたに過ぎない。 なのに、映る世界は違って感じられた。 「あの……せっかくですから、少しお話しませんか……?」 切り出したのはマミから。 一歩を踏み出せば、何かが変わるかもしれない。 そんな、何の根拠のない漠然としたプラス思考。 その瞬間、マミは希望を垣間見ていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/181
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 624 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.049s