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マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2013/03/18(月)04:24
ID:7w+pZ8Vdo(4/13)
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177: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/18(月) 04:24:36.81 ID:7w+pZ8Vdo 「あ……」 発生源はマミのお腹からだった。 小さな音だったが、マミは露骨に表情に表してしまった。 当然、耳聡い零が聞き逃すはずがない。 そういえば昨日の夕方から何も食べていないと、今になって思い出す。 泣き疲れて眠り、惰性で登校し、授業中も昼休みも物思いに耽っていただけだった。 その間、食事のことなど忘れていたし、空腹も感じなかった。 心に引き摺られて、身体までもが生きるのを拒んでいた。 それがどうだ。 チョコレートケーキの香りを嗅いだ瞬間、死んでいた全身の細胞が生き返ったかのよう。 灰色だった世界が色付いていく。 目に飛び込んできたのは、テーブルに所狭しと並べられたスイーツの数々。 彩り鮮やかなデコレーションが眩しく、甘い香りは否応にも食欲を刺激する。 今の今まで目にも映らなかったのに、自分でも不思議だった。 ごくり――と、無意識に唾液を嚥下する。 今度は最初より大きく腹の虫が鳴いた。 「や、やだ……」 マミは顔を真っ赤にして恥じらい、両手で腹を押さえながら縮こまった。 零は、くつくつと苦笑しながら、マミの前に新しいフォークを添えて皿を置くと、 「さ、どうぞ召し上がれ」 右手を差し出し、恭しげに促した。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/177
あ 発生源はマミのお腹からだった 小さな音だったがマミは露骨に表情に表してしまった 当然耳聡い零が聞き逃すはずがない そういえば昨日の夕方から何も食べていないと今になって思い出す 泣き疲れて眠り惰性で登校し授業中も昼休みも物思いに耽っていただけだった その間食事のことなど忘れていたし空腹も感じなかった 心に引き摺られて身体までもが生きるのを拒んでいた それがどうだ チョコレートケーキの香りをいだ瞬間死んでいた全身の細胞が生き返ったかのよう 灰色だった世界が色付いていく 目に飛び込んできたのはテーブルに所狭しと並べられたスイーツの数 彩り鮮やかなデコレーションがしく甘い香りは否応にも食欲を刺激する 今の今まで目にも映らなかったのに自分でも不思議だった ごくりと無意識に唾液を下する 今度は最初より大きく腹の虫が鳴いた ややだ マミは顔を真っ赤にして恥じらい両手で腹を押さえながら縮こまった 零はくつくつと苦笑しながらマミの前に新しいフォークを添えて皿を置くと さどうぞ召し上がれ 右手を差し出し恭しげに促した
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