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マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/
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121: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/08(金) 03:00:17.54 ID:Jp/GoSdMo 零が、あまりにも平然と言ってのけたから面食らってしまった。 一瞬、ちゃんと理解しているのか不安になったほど。 マミの場合、単に親元から離れての一人暮らしではない。 家族とは死別して、どうやっても会えないのだ。 どうしよう。 マミは内心うろたえてしまった。たぶん顔にも出てしまっているだろう。 零が気まずくなって黙るのを期待していただけに、何を話していいのかわからない。 だというのに、零は返事を待つ間も甘味を堪能している。 とても真面目な話をする姿勢とは思えない。幸せそうな表情が憎らしかった。 だが、だからこそマミは心の内を見つめる余裕ができた。 ――そもそも、こんな話を続けて私はどうしたいの? 何を訊きたいっていうの? さっきまでのように黙っていればいいのに。 私は、何を知りたいんだろう―― 拒んだ手前、問い詰めるのも気が引けたし、自分の事情を話す気にもなれなかった。 何よりも、零の身の上を聞いて、それが自分よりも悲惨な境遇だったら。 比べるのが、比べられるのが怖かった。 だから訊くなら、たった一言。 ただ、核心を。 「あなたは……独りぼっちでも寂しくないんですか?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/121
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