[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
上下前次1-新
抽出解除 レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
901(1): ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/12/20(木)03:16 ID:P2uWvMw9o(4/6) AAS
ゼロは冷静に両者を眺めている。
ただ一人、彼だけはこうなることを予測していた。
昨日、杏子と話した実験。魔法少女の力がホラーに通用するかどうか。
結果としては、まずまずだった。
充分なダメージは与えられるが、やはり封印には至らないか。
まだ判断するには早計だが、経過を観察する余裕などあるはずがなかった。
ゼロは直ちに、その場で跳躍。
ムーンサルトでモロクの頭を跳び越しつつ、頭上で双剣の柄尻を組み合わせる。
銀狼剣は繋がり、ひとつの剣に――銀牙銀狼剣になった。
剣は銀の光を帯び、ゼロ自身も月光を浴びて鎧を白銀に煌めかせる。
ゼロは着地を待つことなく、頭上から破邪の刃を振り下ろす。
「っりゃぁああああああ!!」
一刀両断。
モロクの額から股に掛けて線が走り、切れ目から光が溢れる。
刺さった槍ごと、モロクの肉体が崩壊していく。
残滓のような淡い燐光も解けてゆき、じきに完全に消滅した。
浄化を確認したゼロは精神を集中。
すると身体を覆っていた鎧は、零から抜けるように何処かへ消えた。
鎧を魔界へ送還した零は、大きく長い息を吐く。
『今回、ちょっと危なかったわね』
「まぁね。たまにはこういうこともあるさ」
905: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/12/22(土)00:00 ID:5fSCQJE0o(1) AAS
コピペミスがありました
>>901と>>902の間に
*
久しぶり――と言っても、数分と経っていないのだが――に声を発したシルヴァに、
零は事もなげに答えた。
手練の騎士が思わぬ不覚で格下のホラーに敗れるのが事実なれば、
歴戦の騎士がそう簡単には倒されないのも、また事実。
心滅獣身のガロ、ガルム、キバ、レギュレイス。
数々の幸運と鋼牙に助けられた分も大きいが、零とて伊達に生き残ってきていない。
銀牙騎士の称号を継いではいない。
この程度の逆境、幾度となく潜り抜けてきた。
*
といった文が入ります
なくても通じますが一応
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.269s*