[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/31(土)14:28:42.86 ID:cs1vewIko(1) AAS
>>1
まどポにかまけてしばらく覗いてなかったら、前スレ落ちてて焦った
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/04/18(水)17:29:44.86 ID:FBVclh340(1) AAS
バラゴママと魔法少女たちをオーバーラップさせるシーンは鳥肌だったわ。
思わず赤コメで台詞を入れてしまった
289: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/06/05(火)00:41:14.86 ID:zVPAK+2AO携(1) AAS
構想はあるみたいだしゆっくり待てばいいんでないの
302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/06/12(火)23:50:07.86 ID:zls1Vx9o0(1) AAS
そういや、ホラーって倒して魔界に還しても定期的にゲート通って現世に来るんだっけ?
復活する周期って何か設定にあったけ?ハルは結構早く復活してたみたいだが。
327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/06/22(金)02:05:33.86 ID:eWDUL0bD0(1) AAS
自分を押し付けてくるエゴイストだらけだもんな
まどかの願いですら。結局はまどかのエゴが具現化しただけの世界という意見もあるし
純粋なヒーローとのクロスだからそれが余計に浮き彫りになるのかもしれないな
だから尚更それにイラつく奴が出てくると
335
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) 2012/06/22(金)19:05:36.86 ID:LMCRik9j0(1) AAS
>>333
まどマギはそれとは逆だからな
多少マシになったとはいえ改変後の世界であっても結局さやかは
失恋してそれをバネにして前を向いて成長しないまま終わったからな
他のキャラもそんな感じで終わりがくるまで使命に殉ずるだけで精神的に成長したって感じでもないし
乗り超えられない絶望が目の前に口を開けてるってテーマで
ほむらの「悲しみばかりを繰り返す元々」の台詞を象徴するように
世界観や登場人物共に終始後ろ向きな作品だからな
後ろ向きな考え方で絶望に向かうキャラばかりだから先行きに不安を感じる人が多いんだろう

共通する部分が多いと言われてるけどそこらへん牙狼とは全く逆だよ
7話の「魔戒騎士は俺の代で途絶えても構わない!!」の台詞のように
復讐と使命だけが生きがいの頑ななだった男が
一人の人間との出会いを通して少しずつ変わって行く話だからな
鋼牙だけでなく他のキャラもそんな感じで
いかに描写や世界観が凄惨でも作品全体のテーマが前向きだからな
>>109を象徴するように同じようなでも
それに対して掲げた答えや捉え方があまりにも違いすぎる
384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/06/30(土)21:33:38.86 ID:FoxIp6Mk0(1/2) AAS
>>328
投稿やストーリー展開のペースは俺たちが口出すことではなくないか?

そりゃ書く以上は誰だって読者の反響欲しいだろうけど、それ以上に書きたいこと・表現したいことがあるからわざわざストーリー練って時間かけて書きあげるんだぞ
テンポと密度のバランスをどうするかは作者が何を書きたいのかによるわけであって、その結果が今の濃密な作風になってるわけだろ
誰でも無料で作品を投稿したり読んだりできる場所なんだから、義理や義務で書いたり読んだりしてるわけじゃない
書きたい物があるから書いているし、読みたいと思ったから読んでるだけ
だからつまらないと思ったらなにも言わず切ればいいし、面白いと思ったら更新を待てばいい

だからペース配分なんておせっかいは余計なお世話だと思う
398: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) 2012/07/01(日)10:31:12.86 ID:YAggCBzYo(1) AAS
投下めちゃくちゃきてんなと思ったらこれだよ
お前らのうんこの投げあいなんてどうもでいいわ
455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/07/18(水)16:39:48.86 ID:PONlX939o(1) AAS
良い
461: ◆ySV3bQLdI. [saga] 2012/07/26(木)03:03:31.86 ID:EBKYw+nEo(1/10) AAS


 マミはテーブル上のキュゥべえと向かい合い、問答を繰り返した。
 時に憤り、時に怯え、時に悲しみ、それでも涙は見せなかった。
 だが、平坦な反応しか返らないことに疲れ、いつしかマミの感情からも起伏は失われていった。
 
 どれくらいの間、そうしていただろうか。
十五分か二十分程度だと思うが、もっと長く引き伸ばされた時間にも感じた。
 そして最後の質問、返ってきた答えにマミが見せた表情は、怒りと呆れが入り混じる引きつった笑い。

「……そんなことの為に?」

「そんなこと、はないんじゃないかな。それが僕の唯一絶対の存在理由だからね。
それに、君たちだって無関係じゃない」

 最初は理解を超えた途方もないスケールに圧倒され、言葉の意味を噛み締めるにつれ何だか納得してしまい、
しかしよくよく考えれば、やはり"そんなこと"だ。
 脱力感が身体を包む。マミは額を押さえて、どうにかよろけるのを堪えた。
 彼と自分とでは何もかもが違い過ぎる。どうして、こんな存在と友達だと思えたのだろう。

「私は、このことを鹿目さんと美樹さんに話すわ」

 脱力が治まると、マミは鋭い視線でキュゥべえを睨めつけ、言った。
 彼女たちに関わった手前、警告するのが先輩としての責任。
腹いせにキュゥべえの邪魔をしてやろうという気持ちも、なかったとは言えない。

「好きにすればいいさ」

 もっとも、こんな程度で彼が揺らぐとも思っていなかったが。
488: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2012/08/07(火)02:44:40.86 ID:fZ6/9zuSo(4/11) AAS
 チラリと見ると、命は両手を合わせて熱心に謝っている。
 さやかは暫くして顔を上げ、カップの紅茶を啜ると息をついた。
命の持つ穏やかな雰囲気、茶目っ気のある仕草に毒を抜かれてしまった。
まぁ、まどかなら余計なことは喋っていないだろう。主に、さやかの彼への気持ちとか。

「ね、良かったらその彼の名前、教えてくれない?」

 さやかが機嫌を直すと、命は妙なことを尋ねてきた。

「え、どうして……」

「私もね、ヴァイオリンにはちょっと詳しいのよ。
将来有望な子なら知ってるかもしれないし、知っておきたいの。後々の為に」

 確かに恭介はコンクールで賞も貰っている。
新聞にも載っているし、詳しい人なら知っていてもおかしくないかもしれない。
そうでなくても、恭介の名が売れるなら悪い気はしなかった。

「上条……恭介、ですけど」

 だから、さやかは問われるままに答えた。
悪い人ではなさそうだし、名前くらいならいいかと、答えてしまった。

「上条君……か。なるほどね」

 彼女は何かを確かめるように何度か頷く。口元には薄い笑みが貼りついていた。
 思えば、この時から薄々怪しさを感じてはいたのだ。
 命はおもむろに自分の鞄を膝の上に乗せて探り、一枚の紙を取り出した。
491: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/08/07(火)02:50:59.86 ID:fZ6/9zuSo(7/11) AAS
 一瞬、さやかは震えた。
 じわり、と温かいものが心の底から込み上げてくる。
 感動と感謝の波が、冷静な思考を押し流す。
 感極まったさやかは薄らと涙すら浮かべて、 

「ありがとうございます……」

 としか言えなかった。

 命の言葉に胸を打たれたさやかは、当初の認識を完全に改めた。
これならマミが心を許しているのも頷ける。
 彼女に対する苦手意識は完全に消え失せていた。
すっかり籠絡されたさやかの目には、命は素敵な大人女性としか映らなかった。

 そこからは特に何をするでもなく、マミを待ち続けた。
しかし、気まずく退屈な時間では決してなく、笑顔に満ちた楽しい時間だった。
 二人の距離が一気に縮まったせいもあってか、命との会話は弾む。

 昨日も感じた通り、彼女は会話上手だった。反応が欲しいところでは興味津々に食いつき、
適度に相槌を打って言葉を引き出す。
 彼女自身の話題も面白く、さやかの感覚にも共鳴するものだった。 

 この近くの会社員らしいが、他の会話能力を活かせる仕事でも充分やっていけそうだ。
 例えば、そう――バーテンダーでもやっていそうな印象もある。

 時間はあっという間に過ぎ、段々と周囲に明かりが灯り始める。
なのにマミは、いつまで経っても現れなかった。
 時計を気にするさやか。そろそろ帰らないと病院に寄っている時間がない。
毎日通う必要はないのだが、今日は早く命からもらった楽譜を見せたかった。
563: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/08/29(水)02:23:37.86 ID:xDvK8blDo(2/5) AAS
 手の内に生まれた槍は、迷いなくさやかの鼻先に突きつけられた。
杏子は不敵に微笑み、さやかは身を強張らせる。
 しかし槍の恐怖よりも、驚きが勝っていた。
何故なら杏子が見せた現象、その光には思い当たる節があったから。

「ほら、さっさと正体を見せなよ。そしたら、あたしが切り刻んでやるさ」

「まさか……あんたも魔法少女!?」

 さやかの知る限り、そんなことができるのは魔法少女か魔戒騎士だけだが、騎士とは少し違う。
何より、何度か見たマミの戦闘と酷似していた。

「……魔法少女を知ってんのか? まさか、あんたも?」

「あたしは違う……。違うけど、巴マミって人に助けてもらって……
キュゥべえに素質はあるって言われたけど、契約はまだ……」

「巴マミ……」

 杏子が噛み締めるように復唱する。
 呟きは重く、そこに複雑な思いが秘められていると、さやかにも漠然とだが読み取れた。
 知り合いか尋ねようとしたが、それより早く杏子が遮る。

「あんた、名前は……?」

「美樹……さやか」

 問われるがままに答えると、杏子は槍を引いた。
 これで当面の危機は去ったのだろうか。
 ほっと息をつこうとしたのも束の間。
688: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/10/18(木)00:55:05.86 ID:17mZm7dAO携(2/2) AAS
>>685
希望というと、まどかやさやか辺りなら、キラキラ光るお星様が天から降ってくるイメージかもしれません。

エリンネルグ回の老夫婦に対し、零は自殺を示唆しました。
夫婦は裁きを望んでいました。でも魔戒騎士も警察も彼らを裁く事はできません。自分を裁いて狂気から解放される事が彼らの唯一の希望でした。

鋼牙なら自殺など金輪際許さないでしょう。
でも他にどんな希望が具体的に示し得たか、難しい所です。

零だから示せた希望、だったのでしょうね。

連投失礼。
731: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/27(土)03:21:59.86 ID:U5eNztmHo(7/7) AAS
ここまで
日曜は無理かもしれないので、一週間以内に

漫画など見ながら想像のモデルだけで書いているので、
ちょっと人体の構造的な意味で無理な動きをしているかもしれません
何やってるか上手く伝わっているでしょうか
文字で動きを詳細に書くのは、労力の割に面白くないかも

いつもコメントありがとうございます
考察も小話も楽しく読ませていただいています
牙狼のCGは美麗なので、映画は今から楽しみです
もちろん3期も、横山さんが総監督ということで、どんなものに仕上がるのか

>>697
アドバイスありがとうございます
うまく書けているでしょうか

>>714
そのへんも、今後書いていきたいと思います
737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/10/28(日)12:53:22.86 ID:I7G8nBgi0(1) AAS
AA省
820: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2012/11/27(火)03:03:07.86 ID:huHbJUgHo(1) AAS
ごめんなさい
やっぱりもう一日
ちょっと大げさに書きたいのですが、なかなか
947: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/01/12(土)04:19:24.86 ID:4pqoiOsuo(9/9) AAS
ここまで。土日月で遅れを取り戻したいと思います
妙に力が入ってしまって長くなりましたが、
今回と次回は流しても問題ないと言えばないかもしれません

原作のモロクは指でしたので、今回は手を強調
ゲートは何にしようか最後まで決め兼ねてましたが、氷+火+手ということで、こんな形に
原作や前のホラーと離れたイメージが浮かばなかったのが惜しいですが
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