[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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(3): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/03/26(月)02:15:18.81 ID:Q6Juz0Fu0(1/2) AAS
>>6
轟天が嘶きながらお前の家に向かってたわ。

天馬轟音(てんまごうおん)
轟天の蹄の音によって巨大化した牙狼斬馬剣を用いた攻撃。
ハンプティを倒した時のと、魔戒樹を倒した時との2パターンある。
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) 2012/03/28(水)16:26:41.81 ID:BdKHRh5AO携(1) AAS
しかし最終回あたりで出てきた名無し騎士の量産型の鎧はしょぼかったなぁ。あれ自分でカスタマイズできたりしないんだろうか
61: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/04/07(土)02:33:44.81 ID:7tfJJhllo(7/11) AAS
――でも今は、今だけは……。

 彼女の悩みを聞いてやることも、彼女を救うのに必要なのではないか。つまり、これも魔法少女として当然の責務。
 常ならあり得ない思考が生まれた。

 自覚はあった。
 そんなもの、自分を誤魔化し、納得させんとする詭弁に過ぎないと。
 だが、止められなかった。

 自分を魔法少女として、敬意を持って見てくれる人物を求めていた。
 唯一の存在意義を認めてくれるなら誰でも良かった。
 まして黄金騎士なんて知りもしない人間なら尚更いい。

 もうひとつ。
 彼女は年上で、包容力もありそうな大人の女性だった。
 これだけは、まどかやさやかには望めない条件。
 
 彼女はマミの左手も取って、両手で包み込む。
重なる手から、しっとりと柔らかい感触と温度が伝わってくる。
 この瞬間、はっきりと理解した。
 自分がしてきたことは、そのまま自分がして欲しかったこと。
与えるだけでなく、与えられることを欲していた。渇望していた。

「はい……少しなら」

 数秒後、マミは微笑んで頷く。
 表面上は迷う振りをしながらも、内心は怒涛のような歓喜に支配されていた。
 マミの了解を得て、彼女は喜びも露わに、遅い自己紹介をする。

「ありがとう! 私の名前は命……夕木命(ゆうき みこと)。あなたは?」
270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/05/28(月)12:21:54.81 ID:KIqp0sOAO携(1) AAS
鋼牙も騎士になる前に単純に強くなりたいと思ってたけど…って描写本編であったなぁ
それぞれが魔界騎士と接触して三者三様の捉え方に…楽しくなってきた!
310: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/06/19(火)02:12:03.81 ID:cA/hk6mBo(3/5) AAS
「違う! そんなはずない!」

 自分が酷く醜い存在に思えて、マミは千切れんばかりに首を振った。
 頭を両手で押さえても、頭痛は止むどころか激しさを増す。
 マミは直ちに考えるのを止めた。考えるほど自分が嫌で嫌で堪らなくなる。

 急がなくては。すぐに蓋をして、胸の奥深くに沈めて封印しなくては。
 己の中に、こんな醜い打算があるなんて信じたくなかった。
 こんなの、勇気なんて綺麗な言葉で飾ってはいけない。

 これは闇だ。
 目を背けたい、黒く淀んだ心の闇。
 即ち、陰我。

――これが、こんなものが、私の陰我なの……?
486: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/08/07(火)02:41:58.81 ID:fZ6/9zuSo(2/11) AAS
 さやかが説明すると、命は小さく笑った。
 彼女が元から馴れ馴れしいせいかもしれないが、
やはり、たった一日で随分と親しげな物言い。かくいうさやかも、まだ三日目なのだが。 
 好奇心を刺激されたさやかは、思い切って訊いてみる。

「なんだかマミさんと仲良さそうな口振りですけど、昨日、あたしが帰ってから何を話したんですか?」

「……訊きたい?」

「は、はい」

 目を細め、思わせぶりに含み笑いする命に、たじろぎつつも答える。
その様子を面白がるように、命は破顔した。

「大したことじゃないわ。学校、家庭の事情、趣味、そんなとこ」

「それだけですか?」

「えぇ。マミちゃんはあれで寂しがり屋みたい。後輩のあなたたちには言えないこともあるのね。
赤の他人の私の方が相談しやすいのもあるだろうけど」

「ふぅん……」

 さやかは唇をやや尖らせた。
 マミがわざわざここを選んだのは、たぶん命との待ち合わせに適していたから。
そして、ここに命がいるということは、彼女にも話を聞かせるつもりなのだ。
さやかやまどかにも関わる、魔法少女の大事な話とやらを。
 
501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/07(火)16:04:24.81 ID:1+R1lkhd0(1) AAS
乙です
神須川祐樹(ゆうき)→夕木 8話「指輪」
神須川美理(みり? 名前呼ぶシーンなかったと思う)→読みを変えて、みこと→命 21話「魔弾」
この親子に共通するホラーはモロク
でいいのかな?
744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/11/01(木)23:11:58.81 ID:2gp3eroAO携(1) AAS
杏子「美月カオル?プロデュースのうまい棒?」
836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/11/28(水)11:34:01.81 ID:Ga+6oYrP0(2/3) AAS
>832

ああ、実は生きていたさやかと杏子が出てきて

三騎一閃!

とかやらかして撃破してまどかとのスペエンが待ってただろうね。(パ)

マミさんも入れたら四騎一閃だ。
863: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/04(火)09:57:17.81 ID:QC/gR+hao(1) AAS
ニコはコメントを楽しむライブ感が売りだから
画質にこだわる人には向かないだろうね
BDは価格がもうちょっと安くなればねぇ
874: ◆ySV3bQLdI. [saga] 2012/12/11(火)02:38:12.81 ID:mzUXsX6Bo(1/10) AAS
 双剣を手に、悠然と立つ銀狼――ゼロに、杏子は声を掛けられなかった。
 頭の中を疑問が駆け巡り、とても口にできなかった。
 そもそも、あれは本当に涼邑零なのだろうか。
 などと棒立ちで考えていると、

「サンキュー、あんこちゃん。後は俺に任せてくれていいぜ」

 ゼロの厳めしい見た目とは裏腹の軽い声。ただし、その声はくぐもって響く。
 この声。この口調。何より、あんこちゃんという呼称。
 杏子は確信する。やはり、あれは零だったのだと。

「あ……あんた……」

 言いかけて言葉に詰まる。
 そう言えば、彼のことを何と呼べばいいのだろう。何と呼んでいただろう。
 これまで、あんただの、テメーだのと、名前で呼んだことなど一度もない。
 かと言って、今さら名前や名字で呼ぶのも抵抗があった。

 ガシャリと重厚な音を鳴らし、ゼロが一歩を踏み出した。
 直後――杏子同様、ゼロを向いて唖然としていたホラーが行動を起こした。
 一歩も動かず、その顔はゼロの一挙手一投足を注視したままで。

 ホラーの唯一の天敵。それこそが魔戒騎士。
 ならば杏子のように、愚鈍に突っ立って見ているだけな訳がなかった。

 見落としていた。
 相手は古から戦い続けている魔獣。
 敵を殺す為に。生き残る為に。最大限の力を尽くすはずなのに。
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