[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/20(日)00:53:31.72 ID:Jc8HNdbD0(1) AAS
状況やら中学生だと言う事を考えても
俺には女の腐った様な奴にしか思えない
命の恩人や助けてようとしてくれる人に対して恩を感じるどころか
八つ当たりか敵意や妬みしか向けんような奴に良い印象なんてもてない
291: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/06/11(月)02:27:21.72 ID:tOv9yjbAo(2/9) AAS
 そう聞いて、さやかは胸を撫で下ろした。
 食事を手伝えなかったのは残念だが、邪魔にならなかっただけで良しとしよう。
普段は家族の来る時間と被らないようにとか、訪ねる時間にも気を使っているのだが、今日はそんな余裕もなかった。
理由は勿論、魔女と魔法少女、ホラーと魔戒騎士の説明会。そして魔女退治の見学と、その後始末である。

「昨日も結局来れなかったし、今日もだったら悪いからさ」

 さやかは手近なイスに腰掛けながら言った。
 ほぼ毎日見舞いに来ているさやかだったが、昨日は来れず仕舞い、今日は滑り込みと、
恭介を後回しにしているようで、なんとなく気に病んでいた。

「別に毎日のようにお見舞いに来てくれなくてもいいんだよ? さやかだって大変だろ?」

「いいのいいの、来たくて来てるんだから。暇潰しの話し相手くらいにはなるでしょ?
それとも、あたしじゃ不満?」

 少しの謙遜と照れ隠しを込めて探りを入れてみたつもり。彼が自分をどう思っているのか知りたかった。
 少なくとも、さやかは彼に幼馴染以上の感情を抱いている。たぶん、物心ついた頃から、ずっと。
 すると恭介は、にこやかに言い放つのだ。

「暇潰しなんてとんでもない。いつも来てくれてありがとう、凄く嬉しいよ」

 その優しい微笑みに、さやかは頬が熱くなるのを抑えられなかった。
 指で頬を掻きながら、笑って誤魔化す。

「あはは……そうストレートに言われると照れるなぁ」

 恭介の顔を直視できなかった。顔を背けるしかなった。
きっと今、自分の顔はこの上なく赤く染まっているだろうから。
 しかし、喜びに浸っていられたのも束の間。
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(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) 2012/06/28(木)21:03:09.72 ID:fRr+bYhAO携(1) AAS
お前ら女子中学生にどれほどの理解力や認識力を求めてるんだ
信じていたもの、というか信じる信じない以前に当たり前にあった感情や存在が、実は自分の認識していたものと違っているかもしれないと気づき初めてまだ自分の思考や行動原理に整理がつかず困惑してるんだろ

当たり前に日本人として暮らしていたのにある日突然お前は在日三世だと突きつけられたり、仕事一生懸命頑張ってただけなのに知らない内に悪事に荷担していたとか、実は自分の健康に悪影響が出るものだったとかという事実に直面したとき、誰もがそう簡単に受け入れられるとは限らないだろ

適当に生活している人間ならともかく、マミはまだ子供で、魔法少女としてアイデンティティを確立してたんだぞ

心の整理には時間をかけるしかないのに、作中時間ではあまり進んでいないにも関わらずヒステリーやメンヘラ扱いってのは、ちょっと違うだろ
365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) 2012/06/29(金)17:43:26.72 ID:71UH7ZgAO携(1) AAS
自分はむしろ、牙狼好きだからこそ鋼牙が陰我に囚われそうな程の子供を絶望の淵からどのように救い上げるのか、魔戒騎士と関わることで少女達がどう変わってゆくのかが気になるんだ

そりゃ読み方は自由だけど、魔法少女達がどう変化し成長していくのかに目を向けず、大人と子供が対比されてる中で子供のその時点だけのマイナス面を切り取って批判してるんなら、さすがに見えてなさすぎでは?

長期長文作品は物語や心情にすぐに変化が訪れるものではない分、描写が濃いのがメリットなんだから、早漏は感心しない

毎回引きもいいから先が気になる、早く進展を迎えて欲しいって思う気持ちは分かるが、気長に待とうぜ
462: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/07/26(木)03:05:23.72 ID:EBKYw+nEo(2/10) AAS
「そうよね、あなたのことだもの。その可能性を考えないはずがない。
それでも話したのだから、何か勝算があるんでしょう?」

「勝算なんて何もないよ。僕は君たちに嘘はつかない。訊かれたら答える。
強制もしない。契約するもしないも自由だ。
ずっとそうしてきたし、君にもそうだっただろう?」

 などと言っているが、怪しいものだとマミは思う。
 魔法少女と、そのシステムの核心。彼は最も重要な事実を伏せていた。
それが負の一面だから。知ったが最後、誰も契約しなくなるから。
 逃げられない状況で銃を突きつけて脅迫して、やっと天秤が動いたのだ。

「ただ、限りなく確信に近い予感はあるけどね。僕が特に何もしなくても、まどかは契約するよ」

「……どういう意味?」

「彼女が秘める膨大な因果が、彼女の運命を捻じ曲げる。いや、決定付けていると言うべきかな。
因果という言葉が示すように。
彼女を最悪の魔女にしたくないと思うなら、彼女の運命を、因果を断ち切るより他に術はない」

――因果を、運命を断ち切る。それは、つまり――。

 ゾッと背筋を悪寒が突き抜ける。
 何故か、自身の放った弾丸がまどかの眉間を、他の魔法少女のソウルジェムを砕く光景が、
鮮烈に脳裏に閃いた。
522: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/08/13(月)03:15:50.72 ID:S3bLBGBqo(3/5) AAS
 昨日あんな危険な場所で出会ったばかりの人間を、
何故もっと警戒しなかったのかと悔やむが、もう遅い。
彼女が何者であれ、さやかを如何様にでも料理できる状態にある。

 空はとうに薄暗くなっていた。
 また、夜が来る。
 自分を呑みこんで喰らう闇が迫っている。
 もう二度と遭遇したくないと思っていたのに。
 
 ほむらとまどかに見捨てられ、マミはホラーの前に倒れた。
 救いは来ない。
 あの日の絶望が蘇り、心を覆い尽くす。

 周りはこんなにも明るくて、こんなにも人が大勢いるのに、さやかは孤独だった。
 辛うじて動く目で周囲を見回しても、彼はいない。
 だとしても、ただ一心に、叫ぶように念じるしかできなかった。
あんな都合の良い奇跡、二度も起こるはずがないとわかっていても。

 さやかは固く目を瞑り、繰り返し彼の名前を呼んだ。

――助けて!

 絶体絶命の状況で頼れる唯一の存在。
 闇を切り裂いてくれる魔戒の騎士の名を。

――助けて!! 冴島さん!!
640: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)03:12:44.72 ID:RipvUQ6So(10/13) AAS
「じゃなくて……その……」

 まごまごと口を動かすだけで、何を言いたいのかも、はっきりしない。
 らしくない自分が嫌になる。
 杏子は大きく息を吸い。

――なぁ……人間とホラーを切り離すことはできないのか?

 しかし、口にはしなかった。
 やはり、自分には資格がない。また、その必要も。
 所詮、一時の気の迷い。あの日の決意を覆すには到底足りないと切って捨てる。

「で、どうかした?」

「……何でもねーよ。やればいいんだろ、やれば」

 半ば自棄っぱちな心持ちで、杏子は立ち上がった。
 当初の言葉を翻して、尻尾を巻いて逃げたと思われるのも気に入らない。
相手が化け物で、必要なら殺すだけだ。その結果、誰がどうなろうと関係ない。
 そう、心の中で言い聞かせた。
   

 零と杏子が二人の席の横に立っても、二人は見向きもしなかった。
 彼女たちは零を知らないだろうが、零は彼女たちを知っている。
特に少女とは昨夜、言葉も交わしているのだが、彼女は覚えていないかもしれない。
694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/10/20(土)23:04:02.72 ID:MnkQhIAo0(2/2) AAS
改めて全体を見てみて思ったこと。

「魔戒騎士」「ホラー」「黄金騎士」「陰我」「魔界」といった今まで牙狼のキーワードだった言葉が見当たらない
黄金騎士の鎧を纏った牙狼の姿もない
いままでの牙狼とは雰囲気がまったくの別物。それこそまどマギの魔女空間のような雰囲気。

そしてなんと出演スタッフのところに「渡辺裕之」の名前が。
まさかの大河さん主演フラグ?!

>692
あと【秘密】の百鬼夜行や狐面とか霊獣とかもね。
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