[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) 2012/03/26(月)08:42:01.48 ID:W6B7XT/AO携(1/2) AAS


魔戒閃騎も終わってしまった…
だけどこの作品があるから喪失感はまだ薄い…!

そして知ってるかもしれんが皆に良い知らせだ。

牙狼の新作映画の制作が決定した!!
これで皆まだ戦える!!
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/04/08(日)10:50:49.48 ID:ZgJoHbEH0(2/2) AAS
>>75
鋼牙「死ぬのを承知で行くのは、勇気とは違う!」
>>74
唯一のザルバポジがあのザマだからね。

ただ、ザルバはQBの屁理屈をまんざら全否定するわけでもなく理解しそうだ。
自分たちも少なからずは「人間を食い物にしている」ことにはかわりないんだから。
ただそれを踏まえた上で否定しそうだ。「俺たちならもっといい方法を考えるがな」って具合に。
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/21(土)04:04:30.48 ID:ysQE2e+k0(1) AAS
魔法少女が露出ゼロの全身鎧着て終始無言であまり動かず地味に戦い
魔戒騎士が露出過多のエロコスで喘いだり呻いたりしながら派手に動いて戦う
完璧だな
246: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/05/21(月)02:42:48.48 ID:OuKAohIbo(7/8) AAS
 鋼牙とザルバの言は至極もっともで、釈明の声も尻すぼみになる。
 遂には沈黙する鋼牙の仏頂面に耐えかねて、

「本当にすみませんでした……。これからはちゃんと気を付けます」

 告げるなり一礼して背を向ける。そして、とぼとぼと歩き出した。

「どこへ行く気だ」

「いえ、大通りに戻ろうかと……」

 と言っても、道も半ば過ぎ。帰るのも行くのも大差ないのだが。
 家に帰るのは更に遅くなりそうだが、鋼牙に叱られた手前、仕方がなかった。
 すると鋼牙もまどかに背を向け、首だけ振り返り一言。

「急いでいるんだろう。送っていく、ついてこい」

 最初は何を言っているのかわからなかった。
 やがて理解が追い付くにつれ、まどかの顔はパァッと明るくなっていき――。

「え……あ、はい!」

 歩を進める鋼牙の斜め後ろに駆け寄った。
254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/05/22(火)00:50:23.48 ID:tUUXvMZG0(1/2) AAS
投下キテタ!乙!
やっぱり中学生のまどかには、鋼牙の厳格な雰囲気は怖いかwwww誰だって萎縮する。俺だって萎縮する。

あと、俺ら読者のスタンスとしては、やっぱ>>251がベストだよね。
あんましキツイ言い方するのは良くないけど、かと言って何も言わないままだと収拾付かなくなるし。

例えば>>248
雑談の内容自体は面白そうだから、続けてくれて全然構わないけど、
「日曜深夜には必ず投下」って宣言があった手前、その日曜深夜に雑談やっちゃったのは、さすがにマズいと思うww
ここの>>1は優しいから、「流れを切ってしまってすみません」なんて下手に出てくれてるけど、
ホントは「気にしないでください」じゃなくて、「こちらこそ、投下の妨げをしてしまってすみません」って謝るべきシーンだよコレ…。
いや、何かマナー講座みたいになって申し訳ないけどもww

これに限らず、俺らが>>1の優しさに甘えっぱなしじゃ駄目だと思うんだ…。
323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/21(木)22:46:45.48 ID:trZW6/QEo(1) AAS
お前らマミさんに親でも殺されたか
338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/06/23(土)16:20:22.48 ID:gutsH/yY0(1) AAS
>>335
まどかの最終回は殻を突き破ったというよりは
殻をまた新たな殻で覆いつくしたっていう感じだからな
556
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/27(月)23:26:44.48 ID:IGMEMyfSO携(1) AAS
結局、>>550ってどうなんだろ
バラゴに喰われたホラーは完全に消滅したってこと?

それと前々から気になってたんだけど、ホラーって素体とかワラワラいるけど一種一体なんだろうか
あの全部に名前と性質と憑依後の姿がある?
589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/05(水)20:48:31.48 ID:6hJctIS+0(2/2) AAS
≫588
赤酒吹いたwwwwwwww

牙狼もまどマギも総じて重いからそういうギャグっぽいのは貴重だなww
その杏子ならワルプルだろうがメシアだろうが呀だろうがレギュだろうがカルマだろうがギャノンだろうが勝てる気がするww
695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/22(月)00:27:26.48 ID:t99ayoyu0(1/3) AAS
よく見ると予告で鋼牙とザルバが戦ってるね。
そしてCG凄すぎ、ジョニー・デップが出てきてもおかしくない。

後皆わかってると思うが今日が先行上映なので先行上映みてもネタバレ禁止な。
後悔が数か月先とか洒落にならん。
700
(3): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) 2012/10/22(月)16:36:54.48 ID:XnLV/+LAO携(1) AAS
今からとんでもないネタバレを書く

牙狼の新テレビシリーズ決定!!
詳しくは明日発表!!
787: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/11/17(土)21:55:51.48 ID:AMLABOr80(1) AAS
さやか「・・・・何これ・・・・?(目キラキラ」

まどか「さやかちゃん見入りすぎ・・・^^;」

みんな見てますかー?
801: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/11/26(月)02:40:27.48 ID:DfgLvHbDo(5/8) AAS
 モロクの注意を杏子が引き付けた隙に、零は壁を伝って横を走り抜ける。
 左腕はあくまで剣を返すまいと離れていくが、零は逃げる以上の速さで追い縋る。

 再びの跳躍。
 壁を蹴って左腕を飛び越し、逃げ道を塞ぐつもりだろうが。

 突然、左腕は目標を変え、空中の零を狙って動いた。
 自身の手の甲から突き出た剣を、攻撃に利用するつもりなのだ。
  
 零は杏子との戦いでも、何度か空中で攻撃をかわす荒業を見せた。
 しかし鎖とは違い、相手は意思の通った身体の一部。
離れていようと命令の伝達速度は、武器として操る槍の比ではないはず。
そう易々と避けられるだろうか。

 危機を伝えなければ。
 何故か咄嗟に思い、大きく息を吸う。

「――っ!」

 しかし、言葉にはならなかった。
 ホラーが杏子を目掛けて蹴りを繰り出した。 
 鈍重なように見えて、意外に素早い。おまけに重い。

 辛うじて槍の柄で防御したものの杏子は大きく後退し、
そちらに注意を取られて声を出せなかった。

――ヤバい!

そう感じたのは、どちらに対してだったのか。
とにかく、杏子は無意識に零を目で追い――その目を見張った。
 剣を捨て、迫り来る刃を両掌で挟んで止めたのだ。それも空中で身を捻った不安定な体勢で。
940: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/01/12(土)03:59:22.48 ID:4pqoiOsuo(2/9) AAS
 その少年が今、目の前にいる。ヴァイオリンを大切そうに抱えて。
 練習の疲労を漂わせながらも溌剌としているのは、今が充実しているから。
今日の反省点はどこで、明日は何の曲に挑もうか、そんなことばかり考えている。
頭の中は旋律に満ちているに違いない。

 きっとこれから先、まだ見ぬ音楽と出会い、技術を磨いて、更なる高みへ昇っていく。
自分にも、死んだ男にも、絶対たどり着けない場所へ。
 込み上げる怒涛の如き嫉妬と怒り。少年が眩しければ眩しいほど、心の陰は濃さを増す。
思い知らせてやる。綺麗な光には、自分のような害虫も寄ってくるのだと。

 話したこともない少年に理不尽な憎しみを抱き、すべてを奪いたくなる。
 普通ならあり得ない、常軌を逸した妄想。けれど、今の彼女は普通ではなかった。
 女はくるりと踵を返し、気取られぬよう離れて彼の後を追う。  

 天候は折悪しく雨。多少の音は掻き消してくれる。
 少年は、小さな折り畳み傘を片手に、ヴァイオリンが濡れないように歩くので精一杯。
前もろくに見えていない上に、イヤホンで音楽を聴いていた。
 これでは、とても背後にまで注意を払えないだろう。

 少年は近道をしたかったのか、
歩道のない――白線の内に辛うじて一人の幅があるが――車道を行く。
 夜に通るのは危険な道だが、車通りが少ないからと警戒心を緩めているのだろう。

 女は360度をさっと、それでいてくまなく見渡す。周囲に人の気配はなかった。
 街灯は頼りなく瞬き、横を通り過ぎる車もまばら。
 聞こえるのは雨音と、水を跳ねて走るタイヤの音だけ。
 街が、世界が呼吸を止めているかのよう。
946: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/01/12(土)04:17:56.48 ID:4pqoiOsuo(8/9) AAS
 何かが、灰皿から立ち昇った。
 暗中でもはっきり視認できるのは、それが闇よりも黒いせい。

 墨?
 違う、これは――――灰だ。

 灰の中から見たこともない文字が連なり、恐ろしい形相の怪物を象ったかと思うと、
端から解けて女に襲いかかる。
 目、耳、鼻、口。
 逃げる間もなく、すべての穴から女の内に流れ込み、蝕んでいく。

 薄れゆく意識で思う。
 逃げられなかった、と。
 たとえ灰になろうとも、燃え尽きるはずがなかった。
積もり積もって形を成すほどに。

 あり得ない状況に恐怖すると同時に、
追いかけてきた罪に絡め取られたと悟った女は、安らいでもいた。
 何故なら、罪は癒しであり、慰めでもあったから。

 ゆえに、罪に塗れた死は断罪であり、救済。
 女は静かに、黒い文字の奔流を受け入れた。

 蓄積された陰我は、灰皿を魔界とのゲートに変えていた。
すべてが終わった時、女の魂は現れた魔獣、ホラーに喰われた。
 しかし歪んだ意思の一部、陰我は身体を乗っ取ったホラーと同化し、生き続ける。
 女が本物の悪魔となった瞬間だった。
988: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/09(土)01:18:09.48 ID:icOT/Ycyo(2/4) AAS
「……あんたが?」

 ここまで連れて来たのか。
 最後まで言わずとも、零は意図を理解して頷く。

「意外と重くて大変だったぜ」

 言わなくてもいい、余計なひと言まで添えて。
 杏子は顔を上げ、零をキッと睨みつけるが――ほどなくして、しゅんと萎むように目を伏せた。

 やはりダメだ。怒る気にもなれない。
 寂寥感とでも言うのか。泥のように重く、心にこびり付いている。
ただひたすら虚しくて、悲しくて、心が燃え立たない。

 俯いて視線を彷徨わせていると、不意にそれが留まった。
 目に入ったのは、真っ直ぐ伸ばした両足。スカートは捲くれ上がり、太股は露わになっている。
片側の太股に白い布が巻かれていた。

「もう出血が止まりかけてるんだから、大したもんだな。魔法少女ってのは」

 零の言う通り、白い布の中央には赤が滲んでいたが、ほとんど広がる様子はない。
 傷口を拭って布を巻いただけの簡単な処置だが、とりあえずは充分と判断したのだろう。
 魔法少女の自己治癒力は高い。そこに本人の意思は介在していないが、それでも思う。

――あぁ……あたしは、まだ生きようとしてる。生きたいと思ってるんだ……。

 数秒、遠い目をした後に杏子は身体を起こし、壁に手をつき膝を曲げる。
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