[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
前次1-
抽出解除 レス栞

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/04/24(火)10:05:43.40 ID:zxb4cyWgo(1) AAS
伸びてるから投下きたかと思ったらお前らなぁ
162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/25(水)12:26:40.40 ID:K8Lhy0wIO携(1) AAS
臭い奴らが増えたな
おまえらの妄想なんかどうでもいいから、チラシの裏にでも書いてろよ
349: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/06/28(木)03:10:56.40 ID:2bCS3gDYo(3/8) AAS
「僕を天使と呼ぶ少女もいた。不本意だけど悪魔ともね。妖精なんていうのもあったかな。
わかるかい? 君たちにとっての僕は、君たちの価値観次第でどうにでも変わる。
僕に対する認識なんて、それくらい曖昧なんだ」

「じゃあ、私をどう思っているの? あなたは私を……」

 執着がないということ。それは関心がないのと同義だ。ひいては愛も同じ。
 それでもマミは訊かずにおれなかった。
敵と思われても構わないなどと言っている時点で、わかりきっているのに。

「君はとても優秀な魔法少女だよ。誇っていい。僕が見てきた中でもかなりの――」

「そうじゃない! 私が聞きたいのはそんなことじゃないわ! あなた個人の意思を訊いているの!」

 キュゥべえの台詞を遮って叫ぶマミ。瞳にはいっぱいの涙が溜まっている。
 本当に、彼にとっての自分の価値は利用価値の有無でしか測れないのか。
 友達だと思っていたのは自分だけだったのか。

 目覚めて挨拶する相手がいることに感謝した朝。
 休日や学校帰りに一緒にお茶を飲んで安らいだ昼。
 魔女との戦いで傷ついた心身が、彼を抱いて眠ることで癒された夜。
 
 数えきれない時間を一緒に過ごした。
 キュゥべえがいてくれたから寂しくなかった。
 すべての想い出が嘘だなんて信じたくなかった。

 しかし、マミがいくら泣こうが叫ぼうが、キュゥべえは微塵も揺れることなく訊き返す。
457: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2012/07/22(日)01:59:25.40 ID:Ve1cGr42o(1) AAS
今日までに投下したかったのですが、申し訳ありません
明日には必ず
515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/10(金)21:28:31.40 ID:PQN52dmUo(1) AAS
ザルバは記憶なくなってたけど、やっぱり契約か野良ホラーかの違いなんだろうか
547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/24(金)22:53:01.40 ID:Yus3iXCUo(1) AAS
知らない人だと思って調べたらJURANか!
あんなチョイ役が映画の新役なんて予想もしなかった
552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/08/27(月)08:14:25.40 ID:+9J7pTzAO携(2/2) AAS
↑×最低 ○最近
571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/08/29(水)14:58:03.40 ID:AwRR02cAO携(1) AAS
乙ー
陰我消滅は「お前の陰我、牙狼が断ち切る」ってことなのかね
吸囚は語られてないし喰うとしかわからないね
829: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/11/28(水)02:34:39.40 ID:eOaRaOmYo(2/4) AAS
 この世のものとは思えない神秘的な、まさしく上天の光。
 
 その瞬間、不思議と杏子は記憶が揺さ振られるのを感じた。
 二度と戻らない、遠く懐かしい日々。
 だからこそ今も鮮明な、優しく、幸せな想い出。

――あれはいつだったか……あたしがまだ、神様を信じていた頃……。
 
 珍しく早く目覚めた、真冬のある朝。
まだ陽も昇ってないのに、父さんは礼拝堂にいた。
 外は雪がチラつき、吐く息も白く凍る中、あたしも父さんを手伝って掃除したりして。
 そのうち妹のモモも起きてきて、二人でお祈りの真似事なんかしていた時。

 朝日が昇り、教会を包み込んだ。

 朝の清冽な空気に、ステンドグラスから降り注ぐ光は眩しくて、雪はキラキラ輝いていて。
 まるで天使が羽根を散らしながら舞い降りてきたみたいだった。
 あの時ばかりは、神様は本当にいるんだと思えたっけ。

 元々、神父の娘だからって信仰心が強かった訳じゃない。
 信仰の何たるかなんて理解してなかったし、今でもわかっちゃいない。
 お祈りも父さんに言われた通りに過ごしていただけ。

 だから神と言っても、跪いて拝むとか、そういう対象とは違う。
 これまでの人生で、とびきり綺麗な感動と似ていた。
 言ってしまえばそれだけ。

 なのに、胸が苦しいのはどうしてだろう。
 過去を思い出してしまったから?
 それとも、この光を切なく感じてしまうから?
 もしあたしが、あの頃のままだったなら、もっと素直に想いを表せたのかな――
 
877: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/12/11(火)02:48:22.40 ID:mzUXsX6Bo(4/10) AAS
 やがて、二人が手に取った楽器を見て、杏子は音楽の正体に気付く。
 それは、ヴァイオリンの音色。

――まさか……これがホラーの能力だってのか……?

 激しい頭痛と、脳内で反響する音楽のせいで集中が途切れる。
感覚の操作もままならないことから、もしかしなくても魔法や術の類。

 グチャグチャに掻き回される思考。それでも、杏子は何とか考える。
 似た類の能力を持った魔女と遭遇、勝利した経験はある。
 あの時は、どうやって勝ったのだったか。

――ああ、そうだ…………たまたま、だ。

 たまたま先手を取り、たまたま速攻を仕掛けることができ、たまたま術中にはまる前に倒せた。
 つまりは、それだけである。
 魔法少女の戦いとは、それほどまでに博打の要素が強い。

 ある程度は経験や素質で補えるが、それでも常勝無敗とはいかない。
どんな魔女かは、蓋を開けてみるまでわからない。相性の問題だってある。
 そしてハズレを引いた魔法少女は、例外なく魔女に食われるのだ。

 もしも魔法少女が魔女に変じるのだとしたら、すべて合点がいく。
魔法少女からして武器も戦い方も千差万別。願いの数だけ魔法があるのだから。
 魔法少女が堕ちた魔女も、また然り。
908: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/22(土)08:42:43.40 ID:zh79TZjp0(1) AAS
バラゴ様の「そこの無名の魔戒騎士・・・」という台詞から勘違いしているひとは多いが、零は銀牙騎士絶狼の後継者であって初代ではないです。

小説版では現にシルヴァに命を与えて仮死状態の道寺(零の養父で先代の銀牙騎士絶狼)が登場している。

おそらく、バラゴに道寺と静香を殺されたときに自分の本名「銀牙」とともに騎士の系譜からも名前を消したものと思われます
950: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土)13:03:44.40 ID:1GciUEOQo(1) AAS
押切蓮介の漫画も
「どんな化け物よりも人間の方が強くて恐ろしい」つースタンスが多いな
974: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/02(土)21:11:46.40 ID:ZQl3h/9j0(1) AAS
ゴンザ「鋼牙様、今年の恵方は南南東にございます」
鋼牙「うむ」

レオ「カオルさん、ほむらさん、もともと節分の豆捲きや恵方巻きの習慣は魔戒法師が厄除けや願掛けのために始めたものが市井に伝わったものなんですよ。」
QB『恵方巻きならいいのを知っているよ。』

前に上がった二期小説の話だが
なぜシグマの煽動に乗った法師がけっこういたのか合点がいくように
バラゴの父みたいなDQN騎士が法師をメタクソに扱き使う話とかも面白そうですよね
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.032s