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さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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802
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2012/11/26(月)02:45
ID:DfgLvHbDo(6/8)
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802: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/11/26(月) 02:45:29.25 ID:DfgLvHbDo 腕一本でも人間一人を持ち上げるホラーの腕だが、 零の体重と落下の勢いを支えるには至らなかった。 零はモロクの左腕ごと落下。 途中で刃を回したのだろう。刃を床に突き刺し、腕を縫い止めた。 初めて目にした真剣白刃取り。これには杏子も舌を巻いた。 言葉にすれば簡単だが、同じことができる自信はなかった。 もっとも、同じやり方である必要はないのだが。 それぞれ持てる特性も技術も違うのだから、杏子は杏子なりのやり方で回避を試みただろう。 だが単純な身体能力と身のこなしでは、零が杏子より一枚上手なのは疑いようのない事実。 劣等感を抱いているつもりはない。ただ、負けたくないと強く思う。 その気持ちが杏子を衝き動かした。 鎖を巻きつけ足技を封じ、火炎弾を払い落す。 杏子の攻撃は苛烈になり、モロクは徐々に防ぐのがやっとになっていった。 そして遂には、その腹を深く槍で貫く。 ずぶりと肉に刃が入る奇妙な感触。魔女相手ではなかなか得られない経験だった。 モロクが悶えている間に引き抜こうとする杏子だったが、 「そうだ、あんこちゃん! ホラーの間近では戦うなよ!」 そこへ思い出したような零の声。 零は頑として剣を放そうとしない腕を靴で踏み、逆に柄を押し込みながら抉っていた。 「俺はあんこちゃんを斬りたくないからさ」 何故か、そんな言葉を続けて。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332687612/802
腕一本でも人間一人を持ち上げるホラーの腕だが 零の体重と落下の勢いを支えるには至らなかった 零はモロクの左腕ごと落下 途中で刃を回したのだろう刃を床に突き刺し腕を縫い止めた 初めて目にした真剣白刃取りこれには杏子も舌を巻いた 言葉にすれば簡単だが同じことができる自信はなかった もっとも同じやり方である必要はないのだが それぞれ持てる特性も技術も違うのだから杏子は杏子なりのやり方で回避を試みただろう だが単純な身体能力と身のこなしでは零が杏子より一枚上手なのは疑いようのない事実 劣等感を抱いているつもりはないただ負けたくないと強く思う その気持ちが杏子を衝き動かした 鎖を巻きつけ足技を封じ火炎弾を払い落す 杏子の攻撃は苛烈になりモロクは徐に防ぐのがやっとになっていった そして遂にはその腹を深く槍で貫く ずぶりと肉に刃が入る奇妙な感触魔女相手ではなかなか得られない経験だった モロクが悶えている間に引き抜こうとする杏子だったが そうだあんこちゃん! ホラーの間近では戦うなよ! そこへ思い出したような零の声 零は頑として剣を放そうとしない腕を靴で踏み逆に柄を押し込みながらっていた 俺はあんこちゃんを斬りたくないからさ 何故かそんな言葉を続けて
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