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さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2012/10/15(月)02:24
ID:QhBuy+iGo(4/5)
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677: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/15(月) 02:24:30.85 ID:QhBuy+iGo 「なら、ここはもういいな。他を当たるか」 一階を一通り見て回った後、零は階段を上る。 ビル内の空気は淀んでいるが、割れた窓から吹き込む風が、微かに空気の流れを生んでいた。 どうやら二階に上がってすぐ、開けた空間になっているようだ。 コツンと靴を鳴らし、最後の段を上り終えた時、 『ゼロ……!』 呼ばれた零は答えなかった。たったそれだけで、シルヴァの意図を理解した。 警告しているのだ。ホラーが近いと。 零も闇の中に輪郭が浮かぶように、その先に何者かの気配を感じていた。 両手をポケットから抜き、やや腰を落とす。 まだ剣は抜かなかった。両手は自由の方が、不測の事態に対応しやすい。 忍び足をするでもなく、変わらぬ歩調で進む。 一歩ずつ床を踏み締めるごとに、皮膚の表面に伝わる刺激が強まっていく。 広間に足を踏み入れた零は、心の中でカウントを取る。 そしてカウントがゼロになった瞬間。 確かな殺気が膨れ上がり、扉の陰から何かが飛び出した。 音もなく現れたそれは、獲物を狩る肉食獣さながらの俊敏な動作で肉迫。 僅かな距離をゼロにする。 辛うじて零の目に映ったのは、白いブラウス。そして視界を覆う白い足。 直後、ゴッ――と、命のハイキックが零の顔面を捉えた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332687612/677
ならここはもういいな他を当たるか 一階を一通り見て回った後零は階段を上る ビル内の空気は淀んでいるが割れた窓から吹き込む風が微かに空気の流れを生んでいた どうやら二階に上がってすぐ開けた空間になっているようだ コツンと靴を鳴らし最後の段を上り終えた時 ゼロ! 呼ばれた零は答えなかったたったそれだけでシルヴァの意図を理解した 警告しているのだホラーが近いと 零も闇の中に輪郭が浮かぶようにその先に何者かの気配を感じていた 両手をポケットから抜きやや腰を落とす まだ剣は抜かなかった両手は自由の方が不測の事態に対応しやすい 忍び足をするでもなく変わらぬ歩調で進む 一歩ずつ床を踏み締めるごとに皮膚の表面に伝わる刺激が強まっていく 広間に足を踏み入れた零は心の中でカウントを取る そしてカウントがゼロになった瞬間 確かな殺気が膨れ上がり扉の陰から何かが飛び出した 音もなく現れたそれは獲物を狩る肉食獣さながらの俊敏な動作で肉迫 僅かな距離をゼロにする 辛うじて零の目に映ったのは白いブラウスそして視界を覆う白い足 直後ゴッと命のハイキックが零の顔面を捉えた
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