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さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332687612/
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61: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/04/07(土) 02:33:44.81 ID:7tfJJhllo ――でも今は、今だけは……。 彼女の悩みを聞いてやることも、彼女を救うのに必要なのではないか。つまり、これも魔法少女として当然の責務。 常ならあり得ない思考が生まれた。 自覚はあった。 そんなもの、自分を誤魔化し、納得させんとする詭弁に過ぎないと。 だが、止められなかった。 自分を魔法少女として、敬意を持って見てくれる人物を求めていた。 唯一の存在意義を認めてくれるなら誰でも良かった。 まして黄金騎士なんて知りもしない人間なら尚更いい。 もうひとつ。 彼女は年上で、包容力もありそうな大人の女性だった。 これだけは、まどかやさやかには望めない条件。 彼女はマミの左手も取って、両手で包み込む。 重なる手から、しっとりと柔らかい感触と温度が伝わってくる。 この瞬間、はっきりと理解した。 自分がしてきたことは、そのまま自分がして欲しかったこと。 与えるだけでなく、与えられることを欲していた。渇望していた。 「はい……少しなら」 数秒後、マミは微笑んで頷く。 表面上は迷う振りをしながらも、内心は怒涛のような歓喜に支配されていた。 マミの了解を得て、彼女は喜びも露わに、遅い自己紹介をする。 「ありがとう! 私の名前は命……夕木命(ゆうき みこと)。あなたは?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332687612/61
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