[過去ログ] さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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588
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/05(水)20:36 ID:Auyaca+AO携(1) AAS
>>587
杏子「跪いて懺悔しろゴルァ!!」
ゴンザ「ままま、お二方とも十っ分反省なさっているようですので、どぉ〜かそのへんで…」
カオル「ちょっww鋼ww牙ww?」
邪美「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」携帯パシャ
シグマ「ぐぬぬ」
レオ「……じゃっ、じゃ〜僕はこれで…(見てはいけないものを見てしまった気が…)」
鋼牙「むっ、ガジャリが呼んでいる」
杏子「うそつけ!!」
鋼牙「ホラーの気配が」
ザルバ『しねーぜ?』
589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/05(水)20:48 ID:6hJctIS+0(2/2) AAS
≫588
赤酒吹いたwwwwwwww

牙狼もまどマギも総じて重いからそういうギャグっぽいのは貴重だなww
その杏子ならワルプルだろうがメシアだろうが呀だろうがレギュだろうがカルマだろうがギャノンだろうが勝てる気がするww
590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/05(水)22:06 ID:jC6OWZpDO携(1) AAS
>実は今回の投下で他の方のスレに誤爆してしまった為

めちゃくちゃ面白いよな、セイバー×禁書
見ててビックリしたwwww
一瞬>>1があのスレも!?とかビビったよ
591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/06(木)11:07 ID:7DG4+EZAO携(1) AAS
>>588
この邪美もはやさとうやすえ本人だろコレ

そしてガジャリとホラーすらダシに使おうとする鋼牙さん必死すぎワロタ
592
(2): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/06(木)23:45 ID:OlpuwbdV0(1) AAS
すごく局地的で申し訳ないけど
今夜チャンネルNECOで雨宮監督の「ゼイラム」が2時半からやる。

よく「レギュレイスがゼイラムに似てる」とかいう声を聞くし
ゴンザさん役の蛍雪次郎さんも出るからもし受信してる人あらば見てみるといいかも

・・・かく言う俺も見たことないんだけどねww

牙狼のルーツを探る意味でも、ね。
593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/07(金)01:39 ID:32VznKHAO携(1) AAS
>>592

若々しいゴンザさんが、煙草吸ったり、競馬に興じたり、停滞空間で氷漬けになったり、触手プレイ強要されたり、ユンボ運転したり、感電してホネが透けたり、八面六臂の大活躍します。でも彼がいなくても映画的には多分成立する(笑)。
見れる人は必見でしょう。
594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/07(金)23:56 ID:5Q2WRDnG0(1) AAS
≫593

うん、だいたいあってたww
確かにレギュレイスはゼイラムだった。
そして桑折さんを殺した号竜でもあった。

にしても雨宮監督本当に魔導列車についてた仮面みたいなやつ好きだな・・・ww
595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) 2012/09/09(日)00:06 ID:8UEgqx0/0(1) AAS
>>586
劇中で両親の所在が一切不明なほむらも孤児という可能性があるね。
魔戒騎士のお世話になるとしたら、レオの助手見習いになって号竜やその他魔導具の使い方を勉強してそう。

>>592
「鉄甲機ミカヅキ」もおすすめ。
こちらでは今よりちょっと若いゴンザさんがキャバ嬢に貢ぐ防衛隊員として登場するww
596: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/09(日)10:21 ID:oOdnWPDI0(1/2) AAS
≫595
なんというか、まとめて鋼牙に見せたいなww若かりし日の自分の執事を見て何を思うのか鋼牙ww

もし零と杏子がいっしょに暮らしてたら

杏子「あれ?おい、いつまで寝てんだよ。おーい。(ゆさゆさ)」
杏子「どういうことだオイ・・・こいつ死んでんじゃねーか・・・!」
※月に一度の魔導輪ご飯の日です。
597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/09/09(日)14:36 ID:XQYSbhxio(1) AAS
ほむらは小説版だと両親についての記述があるね
入院してばかりで両親に負担をかけてて申し訳ない、みたいな
598: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/09(日)19:53 ID:/44EES8AO携(1) AAS
>596

『汚い手で触らないで貰えるかしら、お嬢ちゃん?今日1日、ゼロは私の・モ・ノ・よ♪』フフン

「Σ#なん……だと……!!?///=3」←突然の事に一気に噴き出しそうになった色んな感情が入り混じった複雑な表情

冴島家より零のボロ屋敷の方が溜まり場には良さそうだ。橋の下よりはましだろう。

「…女子厨学生連れこんだって通報されますたワロスww」

『ゼェーロ?』ウンザリ
599
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/09(日)21:31 ID:oOdnWPDI0(2/2) AAS
≫598
大丈夫、零はその窮地を「妹です」の一言で一度くぐっている。

杏子「(一通り事情を聞いたあと)やっぱどこも契約は命払うんだなー・・。ま、あたしは一括で払ってるけどサ。」
シルヴァ『まぁ、無責任な業者だこと。』
杏子「口に合うかはわかんないけど、これ食うかい?【グリーフシード】」

≫595
時を同じくして
ほむら「レオ法師、魔導火を利用した時限爆弾を作りたいのですが・・・」
600: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/10(月)02:22 ID:vbJeGbrAO携(1/2) AAS
ところで音楽面ですんごい贅沢してる事で知られるGAROシリーズですが、MAKAISENKI第23話『金色』で一般魔戒騎士さん達が押し寄せる感動的なシーンで流れる曲が偶然と思えない程『QB営業のテーマ(通称)』とそっくりな事に皆さんは気づいていらっしゃるの…?
601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/10(月)02:39 ID:R+Hh8GMA0(1/3) AAS
レッドレクイエムのサントラに収録されてる「援護」って曲ですね。言われてみれば確かにソックリだwwこんなところでも似てるのか・・ww
602
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/10(月)08:27 ID:Pf4TA56AO携(1) AAS
>>599
「魔界の力は人に仇なす魔物を打ち破るためのもの。ですが、一歩間違えれば人に危害を与える諸刃の剣です。それを忘れないで下さい」

「…レオ法師だって、魔導筆や号竜に魔界の力を使っているじゃないですか!私の爆弾は人に危害を与えたりしません!」

MAKAISENKI第3話「車輪」参照。

うん、これだと後でほむほむが手榴弾で自爆しようとする画しか浮かばない。
603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/09/10(月)09:10 ID:r7mjdV1j0(1) AAS
なにも問題ないはずなのにレオ法師という呼び方に違和感を感じてしかたがないwwwwww
魔戒法師だからおかしくはないはずなのにwwwwww
604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/10(月)09:46 ID:R+Hh8GMA0(2/3) AAS
鋼牙が阿門法師や我雷法師はもちろん、アカザとかラテスも法師づけで呼んでたから年上とか目上の法師はそう呼ぶんだろうなーって思ったのさww
605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/10(月)12:49 ID:vbJeGbrAO携(2/2) AAS
>>602

レオ「……///(レオ法師…法師…法師…)」←嬉しい
我雷「こりゃ新米!」ゴチン
ほむら「ホミュッ!」
我雷「お主が号竜や魔導火に触るのは10年早いわ!はよ修練場に連れて行け。レオも何を油売っちょる!」
レオ「すすすいません」
黄花・満寿「いくわよ」
ほむら「はうあう」ズルズル
鈴(18)「今日も明日も明後日も基礎・基礎・基礎訓練よ。魔戒語の課題も溜まってるようね」ニヤニヤ
ほむら(うう…小学生と筋トレきついよう……先輩こわいよう…)マドカァー
QB「やれやれ暁美ほむら、君は本当にバカだな」
我雷「おやこんな所に霊獣が」ムンズ
QB「キュッぷぃ!?」

ほむらは閑岱でメガほむに戻ってしまったようです。
606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/10(月)13:14 ID:R+Hh8GMA0(3/3) AAS
≫605

なにこの可愛いほむほむww
でも魂を肉体に戻したり強くなれる道があるならめげずに頑張れそうww
翼「見所のある娘だな。」
ゴルバ『実に我武者羅じゃ。』
邪美「あの娘には守りたいものがあるのさ。」
マミ「頑張るのよ、暁美さん!」

一方その頃まどかは・・・
まどか「もし魔法少女になったら、こんな服がいいなあーなんて・・。どうですか?カオルさん・・・。」
607: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/11(火)15:59 ID:7RjfmkKAO携(1) AAS
【コネクト】の歌詞がカオルが主人公な気がしてきた。

【マギア】を聴いてると邪美と烈花の演舞が浮かぶんだけど、歌詞はシグマの主題歌みたいだな。

どっかにそんなMAD動画ありそう。
608
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/13(木)02:19 ID:U8c11auY0(1/3) AAS
コネクトはカオルと鋼牙のイメージソングって感じ。

振り返れば仲間がいて〜のところのシンクロ感が鳥肌過ぎて涙腺がやばかった・・。

マギアはシグマと鋼牙って感じだ。
仲間を殺されて強くなりたいと願った二人の友の分かたれた道って感じ。
609
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/13(木)06:11 ID:pyhb/SaAO携(1) AAS
>>608
oh……鋼牙×シグマ最終戦で【マギア】に盛大にかかって欲しくなってきた!!!
そして鋼牙が鎧の中にカオルを受け入れる場面で【コネクト】だ!

(´;ω;`)…ホムッ!

この曲、まどマギ本編の展開すら知らされずに作詞作曲されたそうだが、このシンクロぶり、どういうことなの……

んで、この流れで【マミのテーマ】(通称)が似合いそうなガロの名場面を考えてみたけど、一個も浮かばないってどういうことなのマミさん(笑)
610
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/13(木)11:59 ID:U8c11auY0(2/3) AAS
≫608

魔戒騎士には合わないし邪烈もテーマソングあるからね。
ここは牙狼が誇る魔法少女の鈴ちゃんが一人前になって鋼牙たちを救援しに来るシーンまでお預けってことでww

翼「最近鈴が法術を打つときに呪文を唱えるが・・・ティ・・・ティロ・・・?ゴルバ、これはどういう意味の魔界語だ?」
ゴルバ『わしにもわからん。』

逆にちょうどまどマギ1巻をレンタルしてきたから
マミさんvsゲルトのシーンで一期のOPやセイバーインザダークのテレビサイズを流してみたら
これがまたピッタシww
一種の処刑用BGMだったww
・・・「ウォーオーオオオオオー♪」や「ガロォー♪」の所でトドメになるまで何回も微調節したのは内緒だww
611: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/13(木)12:03 ID:U8c11auY0(3/3) AAS
間違えた、≫609だww
612
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/15(土)00:06 ID:DJfHZbtSo(1) AAS
>>609
マミさんのテーマが似合いそうなシーンは、白夜の序盤で鈴が調子に乗って絵にキズつけちゃう所じゃないか?
で、キズが付いた瞬間に音が止まる
613
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/09/15(土)11:46 ID:Z5cjxh1uo(1) AAS
>>610
鈴がQBと契約だと!?
614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/15(土)17:11 ID:X7MDWu0AO携(1) AAS
>>613
なんか白いコート着て槍持った残念なイケメンが走っていったぞ
615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/15(土)17:28 ID:4VAr+85S0(1/2) AAS
一方その頃我雷法師に捕まったQBは・・・。
616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/15(土)20:11 ID:SSjy669AO携(1) AAS
>>612
「あっちゃ〜…気まずぅう〜い」「鋼牙にガッツリ睨まれてフォローしようがねー。いやマミがじゃなくて鈴がだけど」「でもマミにピッタリ過ぎて気の毒な位だわ」ヒソヒソ

「……うん知ってた。私のテーマソングが浮いてるって(グス)…確かにピッタリね…この場面だけ…私のテーマソング…(アハハ)」←暗黒笑顔

「こんなのってないよ…誰かマミさんを救う事が出来る人はいませんか。助けて魔戒騎士!」

壁‖ω°)……
617
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/15(土)20:36 ID:4VAr+85S0(2/2) AAS
だ・・・大丈夫だ、マミさん!

えーっと・・ホラ、メシアとの最終決戦の時のカオルが翼人牙狼の絵を描くシーンとか似合うじゃない!
あと、セイバーインザダークの入りが神すぎるからとっさには気付かなかったけどvsハンプティの時に流してもピッタリだよ!

マミさんのテーマソングは希望たっぷりの聖歌だから浮いてるんだよ、きっと!
618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/16(日)00:14 ID:jbjFgp4AO携(1) AAS
シグト「俺マミちゃんのテーマソング超好きっすよ〜ww」
619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/18(火)20:35 ID:74J/bpkAO携(1) AAS
書きため待ってるよ〜!
620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/18(火)21:19 ID:KA+SMnCA0(1) AAS
赤酒呑みながらバルチャスして待とうぜ

ベタに牙狼マギ最強談義でもするかい?
621: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/19(水)06:16 ID:DqQcmMyAO携(1) AAS
>>617

solti ola i♪
amaliche cantia masa estia〜♪

e sonti tolda i♪
emalita cantia mia distia〜♪

……………………………
「ふぅ……何と申しましょうか…心が洗われて新たなファイトがモリモリと湧いて来ますような、美しく暖かい曲でございますねぇ…」ニッコリ

ダイハクシュ-!
「す、すごいね、すごく素敵だったね、ほむらちゃん!」「え、ええ…そうね(男性が歌うとこんなに印象変わるのね…)」「ベルカント唱法……マジで何モンだこのオッサン!?」「あれ、どしたんだろアタシ?目から水が…」
「…………っ!////」ウルウル

「 ゴ ン ザ 、 騒 々 し い ぞ 」

「はっ、申し訳ございません鋼牙様!」

「「「「「…」」」」」
622
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/19(水)09:20 ID:1ksqOkJA0(1) AAS
≫621
まさに 黄金騎士

この鋼牙は一期ないし白夜の鋼牙だなww
二期の鋼牙はいろいろ丸いww

『とかなんとか言って、聞入ってたようにも思えたが?』
「うるさい。指令だ。行くぞ(若干目が泳ぐ」

△陰我消滅△

『おい鋼牙、あんな低級ホラーになぜあんな大技を使ったんだ?』
「(頭の中であの曲が流れた)さあな。」
623: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/20(木)16:54 ID:9Np4mnHAO携(1) AAS
>>622
誰にも聞こえない位ちいさく、「フ〜ン♪フ〜ン♪フンフンフ〜ン♪」てハミングしながら鎧召還する鋼牙様。
624
(2): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/09/21(金)17:32 ID:qYii++Nl0(1) AAS
♪チャーラーララララララー

鋼牙「次はお前たちの番か、マミ。」

零「あんこちゃんの勇姿、見せてもらうぜ」

駈音「君の若さとパワーを開放させるんだ、さやか君。」

レオ「楽しみにしていますよ、ほむらさん!」

カオル「応援してるよ、まどかちゃん!」

ザルバ『さて、お手並み拝見と行くか・・・。インキュベーター。』

次回!9月29日 魔法少女まどか☆マギカ ニコ生一挙放送!

・・・勝手ながら告知させていただいたww
625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) 2012/09/21(金)19:08 ID:euqzsZpQ0(1) AAS
>>624

さらっとラスボス混ぜんなw
626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/21(金)23:51 ID:sxM+LLHAO携(1) AAS
>>624
こんな胸熱な予告されたら、まど☆マギがハッピーエンドになっちまうぜ!www
627
(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/23(日)00:47 ID:bz7T4R7G0(1) AAS
嬉しくも悲しいお知らせ。
10月22日の東京国際映画祭で蒼哭ノ魔翌竜の先行上映が決定しました。

何が悲しいって?先行上映で数週間ならまだしも数か月も待たされるのはキツイ。
628: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2012/09/24(月)01:35 ID:DHpJYteOo(1) AAS
ご無沙汰しています
なんやかんやあって、なかなか充分な書き溜めとは言えませんが、切りのいいところで近々再開したいと思います
やはり締め切りに追われていた方が書く気になるようで

>>627
もう完成していたんですね
気になりますが、東京では行けない……
629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/24(月)08:44 ID:msrGTwZAO携(1) AAS
待ってるよ
630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/09/26(水)11:21 ID:hK+K705AO携(1) AAS
AA省
631: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)02:38 ID:RipvUQ6So(1/13) AAS
 
「……ちっ! 食い物に罪はねーからな……」

 掴んでいた零の胸倉を突き放し、反動で椅子に戻る。
 いや、折れたという表現は杏子が認めない。ここで暴れれば、自身の言葉が確実に嘘になる。
それを嫌ったのだ。

 杏子はフォークを手に取ると、ケーキに突き刺して丸ごと口に運ぶ。
その瞬間の口元の綻びようは、普段の刺々しさや強かさ、素っ気なさを微塵も感じさせない年相応の少女。
 不覚にも隠し切れずに笑みがこぼれてしまった杏子はキッと零を睨むが、零の視線は既に外れていた。

 気を回した訳ではない。
 特に関心がなかった。

 安堵して手当たり次第に手を伸ばす杏子にも構わず、零の注意が向いているのは店内のある一席のみ。
 一時、子供に戻った少女を微笑ましく思うこともない。
 休息の時間は終わり。その眼、その思考は、獲物を追う狩人に切り替わっていた。

 杏子が来てから二十分少々。テーブルの上はほぼ片付いてきていた。
 零もたまに摘まむが、ほとんど平らげたのは杏子。会話もなく黙々と食べ進めた。
途中、何度か視線が交わったが、急かされたりもしなかった。
 
 折角の機会だからと、じっくり味わいたかった。
 さっさと食べ切ってから本題に入りたかった。
 どれもあるが、一番の理由は待っているのだ。

 零の纏う空気が変わったのを察している。零が時を待っているように、杏子も"その時"を待っている。
 零が動いたのは、杏子が最後の皿に手を付けた頃だった。
632: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)02:40 ID:RipvUQ6So(2/13) AAS
「なぁ、あんこちゃん。
前にも言ったかもしれないけど、俺は君と俺のどっちが強いかに興味はないんだよね。
だって、俺が勝っても得る物がないからさ」

 ガタッとイスを鳴らし、立ちかける杏子。
零は、逸る子供を宥めるように片手で制して、続きを語る。

「だけど、俺にも得があるんなら考えてもいい。だから、あんこちゃん……ホラーと戦ってみる?」

「ホラーと……」

 杏子が大人しくなり、怪訝な顔つきで零を見返す。無言で続きを催促していた。
 
「ああ。あんこちゃんがもしホラーを倒せたなら、俺より優れた証明にはなるね。
あんこちゃんがホラーを倒してくれたら俺も楽できる。
その上で満足いかなければ、その時は戦ってもいいよ」

「優れた証明? どうして直接やり合ってもないのに、そんなことがわかるのさ」

「あんこちゃんはホラーと戦った経験がない。
ホラーをまったく知りもしないのに勝つなんて、俺にはちょっと無理だな。
これでも昔は散々だったんだぜ」

 と、かつての苦労を匂わせつつ、最後に零は軽く肩をすくめ、

「で、どう? 杏子ちゃんが自信がないなら、無理にとは言わないけど」
 
 またしても杏子を焚き付ける。
 対抗意識を煽る露骨な挑発。彼女を意のままに動かすには最も効果的と思われる手段。
 だが、杏子の反応は予想と異なった。
633: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)02:54 ID:RipvUQ6So(3/13) AAS
「ふん、んな見え透いた挑発に引っ掛かるかっての」

 言って、杏子はそっぽを向いて考え込み始めた。
 零の思惑、予想される危険、自分の得るメリット、デメリット。
それらを考慮し、安易に惑わされることなく断を下す為に。
 真剣に悩む余り、唇の横にクリームを付けたままの姿は、なかなか愛嬌があった。

 零は軽く息をついて、彼女の決定を黙って待つ。
 彼女も、そう何度も同じ手に引っ掛かるほど馬鹿ではなかったということだ。
むしろ、そうでなくては困る。

 だが杏子は挑発には引っ掛からずとも、零の話術には誘導されていた。
 杏子は少女とはいえ、魔法少女としては歴戦の兵。
相手にもよるが、その戦闘力はホラーにもひけは取らないだろう。
ソウルメタルの問題さえなければ、勝つ目は充分にある。

 故に、修業時代の零がホラーに苦戦したことと同列に語れはしない。
零もまた、戸惑いこそしたものの、初戦で魔女を破っているのだから。
 そんな企みを知ってか知らずか、杏子は口の端のクリームをぺろりとなめとり、挑戦的な笑みを浮かべた。

「ま、あんたが何を考えてるのか知らないけど……いいよ、やってやろうじゃん。
この街でかち合う可能性が高いってんなら、
ホラーがどんなものか、いっぺんやりあっとくのも悪くないかもね」

「そうこなくっちゃ」

 零もニヤリと笑って指を弾く。
 すると途端に、杏子は表情を硬化させた。
思い通りと言わんばかりの反応が気に入らなかったのだろう。
634: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)02:57 ID:RipvUQ6So(4/13) AAS
「けど、忘れんじゃねーぞ。あたしが納得しなきゃ、その時は本気で戦うんだな?」

「ああ、誓ってもいいよ」

「……ふんっ、ならいい。それで?
まさか、いつ出てくるかわからないホラーをあたしに待てってんじゃないだろ?」

 つまり、何か当てはあるんだろう、ということだ。
 当然、ある。それも、すぐ側に。
 彼女の驚く顔を思い浮かべながら、零は告げた。
 
「ホラーなら既にいるさ。この店内にね」

「はぁっ……!?」

 案の定、驚愕に目を見開く杏子。忙しなく周囲に視線を巡らせる。
 期待を裏切らない反応。暫く眺めていたくもあったが、あまり騒がれては相手に警戒されてしまう。
 零は軽く杏子の腕を引き、意識を引き戻した。
 
「まぁ落ちつきなよ、杏子ちゃん」

「……どいつがそうなんだ? 確か、ホラーは人に取り憑くって言ったな?」

「ほら、あそこに女の二人組がいるだろ?」

 零の人差し指が立ち、ゆっくりと店内の一角を指す。
指の動きにつられて、杏子の目もそちらに向いた。
 そこには杏子と同年代の、見滝原中学の制服を着た少女。
向かいには、どこかの会社員らしき制服姿の女性が座っていた。
635: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)03:00 ID:RipvUQ6So(5/13) AAS
 中学生と大人の二人組。一見した限りでは、あまり接点のなさそうな組み合わせだ。姉妹にも見えない。
 どちらも楽しそうに談笑していた。
耳を澄まして集中すると会話の内容まで聞き取れたが、どれも他愛のない雑談だ。

 学校や友人の話、或いは恋の話。どれも杏子には願っても手に入らない過去のもの。
 ふと、チクリと微かに胸の奥を刺すような疼くような痛みを覚えたが、杏子は無視して零に問う。

「で、どっちがホラーなんだ?」

「ああ、それは……あっち」

 と言って零が指し示したのは――中学生の少女の方だった。
 

「あいつが……!?」

 杏子は半立ちになって、まじまじと少女の方へと目を凝らす。
 どこからどう見ても、ただの人間。
笑ったり唇を尖らせたり、ころころ表情を変える、どこにでもいる一般的な中学生。
 
 とても化け物が取り憑いているようには見えない。
ましてや、そのすべてが偽り、演技であるなど信じ難い。まだ向かいの女の方があり得る。
 零がしようとしていることは、そして決闘に応じる条件として杏子に提示したことは。
 

「そ、あんこちゃんには、彼女を殺してもらいたいんだよね」

 あの見るからに無垢な少女を殺すこと。
 零は軽々しく残酷な要求を言ってのけた。
 
636: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)03:04 ID:RipvUQ6So(6/13) AAS
「な……んだと……?」

 僅かに一瞬、杏子に隠し切れない動揺が走った。
 化け物相手なら、どんな怪物だろうと怯みはしない。残虐にもなれる。
 魔法少女なら自分と同類、遠慮も容赦も必要ない。共に戦いに身を置く者。
どんな理由だろうと望んで選択した結果なのだから。

 だが、ただの人間、それも同じ年頃の少女を殺すなど経験あるはずがない。
 言うなれば彼女は、杏子が引く、ある一線の"向こう側"の人間。
 "向こう側"の人間とは関わりたくなかったし、関わってはいけないという意識もあった。
ただ、必要ならば利用するだけの関係で。

 そもそも杏子は取り憑いている、としか聞いていない。
当然、憑いているなら祓うこともできる、魔女の口付けと似たようなものとばかり思っていた。
あわよくば誰の犠牲も払わず倒せるものと。

 そんな甘い話がいつもいつも転がっているほど、この世界は甘くない。
 とっくに理解も覚悟もしていたはずなのに。
 もしかしたら、自分たち魔法少女も化け物に――魔女に変わるかもしれないのに。

 零の忠告も忘れ、杏子が身を乗り出しかけた時、

「座ってな、あんこちゃん。それと、あんまり見るのもまずい。
気付かれるからな」

 頭頂部に感触。思いの外、強い力で身体が沈み、半ば強制的に着席させられる。
 零の大きな手に頭のてっぺんを押さえつけられていた。
637: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/10/01(月)03:07 ID:RipvUQ6So(7/13) AAS
「ちっ……わかったよ……」

 杏子は抵抗しなかった。振り払ってもおかしくないところを、されるがままにしている。
 どうすべきか戸惑っていた。子供っぽい反抗心など、完全に鳴りを潜めるほど。
 
「なぁ、ほんとにあいつに間違いないの? 
魔女の口付けを受けた人間でも、こんだけ近ければ何かしら感じるもんがある。
けど、あいつからは何にも感じやしないんだよね」

 ホラーと魔女は違うのだろう。こんな問いは無意味かもしれない。
 それでも、杏子の勘は彼女ではないと告げていたのだが。
 
「間違いない。魔戒騎士には見分けられるんだよ。特殊な判別方法でね」

「ふぅん……あっそ」

 杏子は追及しなかった。本職の零に言われては、もう何も言えなかった。
 彼女に間違いないと言われて、密かに落胆していることに気付く。
揺れている自分を認めたくなくて、零に知られたくなくて、杏子は意図的に話を逸らした。
 
「にしても、どうやってあいつと戦うのさ。お膳立てはあんたがするのかい?」

「どうもしなくていい。俺が連れの女を適当に引きつけとくから、
あんこちゃんは無理やりにでも連れ出して戦えばいい。
連中は人前では正体を見せない。けど、人のいないところに引きずり込んでやれば正体を現す。
あ、でも正体を現すまでは攻撃するんじゃないぜ?」

「何でさ?」

「そうじゃないと取り憑いたホラーは倒せないんだ」
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