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さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 (1002レス)
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2012/09/03(月)01:59
ID:cjJ5eeRJo(2/5)
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577: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2012/09/03(月) 01:59:34.87 ID:cjJ5eeRJo 『ふぅ……、そんなこと言っているから来たようよ、その"誰かさん"が』 シルヴァが言ったのと、ほぼ同時だった。視界の遠くに赤い髪が躍る。 近くまで来ているとはシルヴァに聞いていたが、意外に早かった。 彼女もこちらに気付いたらしく、急速に向きを変えて疾駆する。 土煙を上げる勢いで迫ってくるのは佐倉杏子。昨日、零と戦い勝利した魔法少女だった。 「テメー……こんなとこにいやがったのか!」 真横まで飛んできた杏子は開口一番、牙を剥く犬のような形相で握り拳を振り上げる。 一応、勝利したのは杏子だったものの、その勝利は望む形とはほど遠く、 逆に彼女の自尊心を著しく傷つけたらしかった。 その様子から察するに、昨夜から今日の日中に掛けて零を探していたのかもしれない。 しかし、まさか決闘の後に同じ店に戻り、しれっと翌日も通っていたとは思わなかったのだろう。 それはつまり、零が杏子を警戒していない、逃げも隠れも必要ないと言ったも同然。 杏子が激怒するのも頷けた。 「待った、あんこちゃん」 問答無用に振り下ろされた拳を、零はスプーンを持たない左手で制止した。 だが止められてもなお、憎い男の顔面に食い込まんと激しく暴れる。 魔法少女の腕力を受け止める手にもまた相当の力が加わって震えるが、零は表には出さない。 故に周囲の人間は気付かない。 その小さな拳が直撃すれば容易く骨を砕き、歯の数本もへし折る力を持つ凶器だと。 魔法少女の拳を受け止める騎士と、魔戒騎士の力と拮抗する少女。 どちらも常識の埒外にあると。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332687612/577
ふぅそんなこと言っているから来たようよその誰かさんが シルヴァが言ったのとほぼ同時だった視界の遠くに赤い髪が躍る 近くまで来ているとはシルヴァに聞いていたが意外に早かった 彼女もこちらに気付いたらしく急速に向きを変えて疾駆する 土煙を上げる勢いで迫ってくるのは佐倉杏子昨日零と戦い勝利した魔法少女だった テメーこんなとこにいやがったのか! 真横まで飛んできた杏子は開口一番牙を剥く犬のような形相で握り拳を振り上げる 一応勝利したのは杏子だったもののその勝利は望む形とはほど遠く 逆に彼女の自尊心を著しく傷つけたらしかった その様子から察するに昨夜から今日の日中に掛けて零を探していたのかもしれない しかしまさか決闘の後に同じ店に戻りしれっと翌日も通っていたとは思わなかったのだろう それはつまり零が杏子を警戒していない逃げも隠れも必要ないと言ったも同然 杏子が激怒するのもけた 待ったあんこちゃん 問答無用に振り下ろされた拳を零はスプーンを持たない左手で制止した だが止められてもなお憎い男の顔面に食い込まんと激しく暴れる 魔法少女の腕力を受け止める手にもまた相当の力が加わって震えるが零は表には出さない 故に周囲の人間は気付かない その小さな拳が直撃すれば容易く骨を砕き歯の数本もへし折る力を持つ凶器だと 魔法少女の拳を受け止める騎士と魔戒騎士の力と抗する少女 どちらも常識の外にあると
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