人類は癌をいつ克服できるのか? [無断転載禁止]©2ch.net (186レス)
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175: [sage] 2022/10/11(火) 09:39:40.43 ID:M8OMRfaX(1)
山形大医学部(山形市)のがん治療施設「東日本重粒子センター」は9月30日、治療可能ながんの部位が大幅に増え、
昨年のセンター稼働当初に想定した全てのがんに対応できるようになったと発表した。

 重粒子線がん治療は放射線治療の一種。腫瘍に対して重粒子線をピンポイントで照射し、がん細胞のデオキシリボ核酸(DNA)を壊す。
X線に比べ周辺の正常な部位への影響が抑えられ、照射回数も少なく済む。通院で治療でき、患者の負担を軽減できる。

 今回新たに対象となったのは、すい臓や肝臓、肺など胸腹部のがん12種。患者の呼吸に伴って患部の位置が移動しても、
呼吸の周期に合わせて正確に照射できる仕組みが整った。従来の連続的な照射による4種のがんに加えて全16種となり、範囲が一気に広がった。

 センターは東北・北海道で唯一の重粒子線がん治療の拠点として整備され、昨年2月に前立腺がんの治療を開始。
全方向から腫瘍を照射できるセンター内の大型設備「回転ガントリー」の運用が始まった今年春からは順次、
頭頸部(けいぶ)のがんや骨盤内に再発した大腸がんなどにも対応している。

 回転ガントリーの設置は国内で2カ所、世界でも3カ所しかない。ただセンターが紹介を受けた853人(9月30日現在)のうち、
山形県の医療機関からの紹介が約8割を占め、県外での認知度に課題を残す。センターは今後、患者と医療機関の双方へ周知を進め、広域の活用を促す方針。

 山形大理事・副学長の根本建二センター長は30日に記者会見し、公的保険の適用範囲が拡大している状況などを説明。
「まずは重粒子線による治療の存在を知ってほしい。東北や北海道で治療のオプションの一つとして取り上げられる環境をつくりたい」と話した。

河北新報 2022年10月11日 6:00
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