【安価】少女だらけのゾンビパニック (113レス)
上下前次1-新
78: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:12:43.09 ID:PdZqF63so(19/25) AAS
運よく拙者たちは誰も銃弾に当たらなかった。
拙者たちは体育館の外に出る事に成功する
そのまま走る、走る。
とにかく走る。
拙者たちは走り抜けた。
そして学校からの脱出に成功した
「みんな、無事か?」
『うん…』
よかった、誰1人犠牲にならなかった。
「とりあえず休みたい、すごくドキドキしたし」
師匠は休みたいようだ
「賛成です…」
地味子も珍しく自分の意見を言う
地味子も休みたいようだ
「死体みて、精神削られたし」
確かに、死体だらけだった。
あれは精神が削られる
「じゃあとりあえず開いてるコンビニにでも入ろうか」
「賛成〜」
反対意見はなかった
拙者達はとりあえず開いているコンビニに入る
食料はもうなかったが、逃げて疲れたので体を休めたい。
79: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:13:18.51 ID:PdZqF63so(20/25) AAS
主人公 月乃
ミニー 善子 フェンシング選手 地味子
コーチ 陽乃
誰とコミュする?(コミュする人数は主人公含め、最大1度に5人まで。
コミュのシチュエーションは指定してもいいし、しなくてもいい)
安価下1〜2
80: [sage] 2024/04/21(日) 21:14:24.15 ID:wUV16OwR0(7/8) AAS
地味子
81: [sage] 2024/04/21(日) 21:20:27.96 ID:QtrjGSamO携(7/8) AAS
善子
82: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:26:46.04 ID:PdZqF63so(21/25) AAS
「地味子、さっきはショッキングなものを見た
大丈夫か?」
地味子は顔を青白くして言った
「思い出させないで、吐き気がして来る」
「ご、ごめん」
拙者と地味子はコンビニの棚によしかかる
「善子が人間じゃないなんて驚きだったな。
同じ顔の奴らが大量に居た事も」
「…うん」
拙者は地味子に問いかけた
「善子の事、どう思う?
今までと同じ目で見てやれそうか?」
「…厳しいかも、人間じゃないって知っちゃったから。」
「…そうか」
地味子は下を向きながら言った
「善子ちゃんも、あの避難所みたいな。
殺しに参加したことあるのかな?」
「それは、知らない方がいい
もし参加したことがあるとしたら。
善子を化け物としか見れなくなる」
「だね。確かに、知らない方がいい、かな…」
83: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:32:41.06 ID:PdZqF63so(22/25) AAS
「善子、お前が少女兵器だったとはな。」
拙者は善子に話しかける
「軽蔑した?」
「いや、お前の警告があったから
水色髪の少女に不意をうたれずに済んだ
感謝してるよ」
本当に、感謝はしている
善子の正体は驚きだけど、それでも
「ボクね、あいつらと騙し打ちして人間を一度だけ殺した事があるんだ。」
「!!!!」
「それで罪悪感が湧いて、あいつらから逃げ出して来たんだ。
これを聞いてどう思った?ボクを人類の敵だと思った?」
拙者は善子の頭を撫でた
「罪悪感があるなら人類の敵じゃないさ。
お前は立派な人間だよ」
善子の瞳からは涙がこぼれた
「善子?泣くなよ、なんで泣いてるんだ」
「だって、そんな風に言われたのは初めてだから。
自分は化け物だって思ってたから」
善子…
「ありがとう、人間だって言ってくれてありがとう」
この涙、やっぱり善子は化け物じゃない。人間だ。
拙者が保証する、善子は人間だ。
84: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:40:39.58 ID:PdZqF63so(23/25) AAS
「善子、お前はゾンビパニックの黒幕の場所を知っているのか?」
「知らないけど、ボク達ミニーが生産される研究所は知って居るよ。
そこに行けば手がかりが掴めるかも」
ふむ、なるほど
手がかりが掴めるかもと
「何考えてんの?月乃」
「黒幕にカチコミをかければ、ゾンビパニックが終わるかと思ってな」
善子は必死そうな顔で言った
「やめておいた方がいいよ、戦力が足りなすぎる。
今の戦力じゃミニーの集団にも勝てないよ」
確かに、今の戦力じゃ勝てないか。
だけど
「拙者たちは黒幕の手がかりを知った、このまま何もせん訳にもいくまい
戦力を集めて、ミニー退治だ」
師匠は半ば呆れ気味に言った
「集めるって、どこで集めるのさ?心当たりある訳?」
心当たり、ふむ心当たりか。
「離れた避難所に行けば、まだ自衛隊員が残って居て味方してくれるかもしれない
警察署に行けば、おまわりさんが協力してくれるかもしれない」
協力者の当ては無限大だ
「心配いらない、必ず協力者は見つかるさ。
日本の公務員はすごいから」
月乃はどうする?
記述安価
安価下1
85: [sage] 2024/04/21(日) 21:49:37.37 ID:wUV16OwR0(8/8) AAS
警察署に行く
86: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 21:56:12.34 ID:PdZqF63so(24/25) AAS
「警察署に行こう、警察なら力を貸してくれるはずだ」
師匠は疑問げに聞いて来た
「大丈夫?また全滅してたりしない?」
拙者は笑って答えた
「大丈夫、そんな2度も全滅だなんて事あるわけない
今度はきっと頼れる警官がいる」
師匠は重い腰をあげるように言った
「じゃあ、行きますか。
警察官に力を借りに警察署に」
「お〜!!」
拙者は叫んだ
「どうしたみんなテンション低いぞ、これから黒幕退治の仲間探し
RPGで言う仲間探しに行くんだから。テンションあげて行かないと」
地味子は呟いた
「現実とゲームは違う…」
とにかく拙者たちは警察署に向けて歩いた
ゾンビの胸を刺し、ゾンビを殺しつつ歩いた。
結果、警察署の前にたどり着いた
安価下1のコンマ2桁が高いほど警察署が無事、低いほどやばい状態になってる
87(1): [sage] 2024/04/21(日) 22:01:17.99 ID:QtrjGSamO携(8/8) AAS
な
88: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/21(日) 22:02:33.36 ID:PdZqF63so(25/25) AAS
>>87
すごく無事ですね
今日はここで終わりです。
続きは明日の19時からです
89: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:02:43.13 ID:SLv4yBZ7o(1/18) AAS
こんばんは、開始します
90: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:10:49.90 ID:SLv4yBZ7o(2/18) AAS
警察署に着くと
見張りらしき黒髪ショートヘアーの美少女(外見は11歳ぐらいに見える)が出迎えた
「何者ですか?」
拙者は堂々と言った
「このゾンビのパニック黒幕の手がかりを掴んだんだ、署長のところに案内してくれ」
「は、はぁ…」
黒髪ショートヘアーの美少女は信じられないのか
「は、はぁ…」と言う感じだ
「お前名前は?」「新ですが」
「新、拙者達を案内しなきゃ後悔する。
ここの署長のところまで案内してくれ」
新はしばらく悩み込んだ後。
「そこまで言うなら…」
と、しぶしぶ署長のところに案内してくれることにしたようだ。
署長の所に行く途中、通路をちらりと見たが
警察官が結構歩いていた
ここの警察官はほとんど死んでないのだろうか?
さっきの避難所とは真逆だ。
ほとんど無事らしい
師匠は心から安心した声で言った
「おまわりさん、無事でよかった。
また銃を持ったミニーが出迎えて来たらどうしようかと思ったよ」
「そうならなくてよかったな」
「うん。」
91: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:20:53.01 ID:SLv4yBZ7o(3/18) AAS
拙者たちは署長室にたどり着いた
署長室には12歳ぐらいの、緑髪ロングヘアーの美少女が座って居た
「新か、そいつらは?」
「ゾンビパニックの黒幕の手がかりを知っていると、言っていたので
連れて来ました」
12歳ぐらいで署長とは、すごい出世頭なようだ
緑髪ロングヘアーの美少女、署長は言う。
「黒幕の手がかりとやら、聞かせてもらおうか。
嘘だったら承知しないぞ」
善子が答えた
「本当だよ。かくかくしかじかって言う訳で、ボクはミニーって言う少女兵器で。
その少女兵器の研究所を知っているんだ。」
署長は悩んだしぐさをした後。
「少女兵器か、証拠もなしに信じられんな」
と言った
善子は言った
「証拠ならある、ボクの脈、調べてみて」
署長は新に合図を送った
新は善子の脈を調べる
「脈がないです、死人みたいに」
「ボクが少女兵器でゾンビと同じだから、脈がないんだ。
どう?これで証拠になるでしょ。」
署長はまた考えるそぶりを見せた後
言った
「確実な証拠とは言えないが、その研究所とやらを調査するのには
十分な根拠ではあるな」
「それじゃあ…」
「この署長、警邏の名にかけて
研究所は調査しよう」
よかった、研究所を調査してくれる気になったようだ
これで一歩前進だ
92: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:22:29.52 ID:SLv4yBZ7o(4/18) AAS
とりあえず、黒幕の研究所を調べると言う事で
武装してから行くことになったらしい
その準備中、コミュの時間があるな
主人公 月乃
ミニー 善子 フェンシング選手 地味子
コーチ 陽乃 警察官 新 警察署長 警邏
誰とコミュする?(コミュする人数は主人公含め、最大1度に5人まで。
コミュのシチュエーションは指定してもいいし、しなくてもいい)
安価下1〜2
93: [sage] 2024/04/22(月) 19:24:11.20 ID:YnGDigKg0(1/3) AAS
新と食事
94: [sage] 2024/04/22(月) 19:28:54.29 ID:+74HgG0TO携(1/3) AAS
警邏と戦略会議
95: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:31:47.41 ID:SLv4yBZ7o(5/18) AAS
新が食事を持ってきてくれた
「こんな世界じゃ、食料もままならなかったでしょう
これ、警察署に残っていた食料です」
そう言って新はカップラーメンをくれる
「ありがとう、ズルズルッ。
おいしい」
新は真面目な表情で言った
新もカップ麺を食べながらだが
「黒幕の手がかり、ありがとうございました。
警察官として、黒幕は気になって居ましたが
探る余裕がなかったので」
「お礼なら拙者じゃなくて、善子に言ってくれ。
善子が黒幕を裏切ったからこその手がかりだ」
新は敬礼しながら言った
「もちろん、善子ちゃんにも後で言う予定です
貴女達全員に言う予定です」
拙者たち全員に言う予定とは、律儀な奴だ。
「お前って、律儀な奴なんだな」
「そうでしょうか?自分では自覚はありませんが」
「律儀だよ、お前は」
善子だけとかならともかく
全員にお礼を言おうとする時点で律儀だ
普通は誰かに1回お礼を言って終わりだと思う
拙者ならそうする。
96: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:35:08.30 ID:SLv4yBZ7o(6/18) AAS
拙者は警邏の居る所長室にやって来た
「研究所にカチコミだろ?戦略会議をしたい」
警邏は「は?」と言う表情で言った
「民間人を巻き込めない、警察だけで行くに決まってるだろ」
そりゃ、普通そうなるよな。
だが拙者は西洋剣士、ここでは引き下がれない
「拙者には剣の心得もある、足手まといにはならない
だから連れて行ってくれ」
「ダメだ、民間人を危険地帯に連れて行けない」
警邏は頑固だ、と言うか当たり前だが
拙者たちを危険な目に合わせないために、拙者たちを連れて行く気がないようだ。
1「連れて行ってくれないなら、1人でも行く」
2引き下がる
安価下1
97: [sage] 2024/04/22(月) 19:46:32.70 ID:YnGDigKg0(2/3) AAS
2
98: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 19:54:01.99 ID:SLv4yBZ7o(7/18) AAS
拙者は引き下がることにした
確かに、警邏の言う事はもっともだ
民間人を危険地帯には連れて行けない
拙者たちは警邏達を見送った
警邏達は武装した警官50人で、研究所に向かった
警邏達はなかなか帰ってこない。
師匠が心配そうに言う
「警邏達、何かあったのかな?」
地味子は呟く
「全滅、したとか…」
まさか、と言いたいが自衛隊の例もある
ないとは言い切れない
師匠が言った
「こっそり、様子見に行く?気になるし。」
地味子は反論する
「でも、警察が全滅してたら私達も危険な気がしますよ」
確かに、警察が全滅しているところに行ったら
拙者たちも危険だ。
だが、警察がそう簡単に全滅するだろうか?
1様子を見に行く
2黙って帰りを待つ
安価下1
99: [sage] 2024/04/22(月) 19:55:32.97 ID:+74HgG0TO携(2/3) AAS
1
100: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 20:03:52.60 ID:SLv4yBZ7o(8/18) AAS
「とりあえずこっそり様子を見に行こう。
気になるしな」
地味子はいやそうだったが
他のみんなに押し切られる形で行く事になった
拙者達はミニー研究所に向かった
ミニー研究所の前には水色髪ロングヘアーの子供。
ミニーだろう。の死体が2つあった。胸に銃傷がある。
「これは、警邏達がやったのか?」
師匠は答える
「そうだろうね、それしか考えられない。」
拙者たちは研究所の中に入った
その瞬間、銃を突きつけられた
「動くな、って貴女達は…」
銃を突きつけたのは新と同僚数名だったようだ
「拙者たちは敵じゃない、帰りが遅いから心配して来ただけだ。」
新は言う
「彼女達の言う事は本当です」
新の言葉で、残りの警官達も銃口を下げた
「帰りが遅かったが、どうしたんだ?」
「どうしたんだ?じゃないですよ。
敵の手がかりを見つけてすぐ帰るわけないですよ、警官が」
確かに、そうだ。
警官と言えば捜査、手がかりを見つけたら捜査するに決まって居る
「遅くなるのは当たり前でしょ」
確かに、当たり前だ
拙者たちが来たのが早とちり過ぎたか。
101: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 20:09:22.14 ID:SLv4yBZ7o(9/18) AAS
新は淡々と言った
「ここの敵は全滅させました。
後は情報を得るだけ、と言う状態です」
ふむふむ。
「それで見つかったか?情報は?」
「調査機密です、話せません」
まぁ、だよな。
民間人に調査機密は話せない。当たり前だ。
「ただ、話せることも
食料庫を見つけました、ここから帰ったらうまいメシですよ」
うまいメシ、やった!!
「見つけたのは貴女達のおかげですからね、貴女達も食べられるでしょう
うまいメシを」
飯が食えるのがうれしいぞ!!拙者は。
とりあえず新は何も話してくれなかった。
やがて調査が終わり、警邏達が引き上げる時間になると
拙者たちも引き上げた
102: ◆7Jaa0lEkAo [saga] 2024/04/22(月) 20:15:39.12 ID:SLv4yBZ7o(10/18) AAS
拙者たちはそれからうまいメシを食い、満足すると寝た。
寝たと言っても床でだが
それでも安全にゆっくり寝られるのはうれしかった。
黒幕を突き止めた警邏により、黒幕のアジトによる突入が計画された。
警官90人体制で突入する、大作戦らしい。
黒幕を滅ぼせば、後は「あ〜あ〜」ゾンビだけだ。
いずれ自衛隊が鎮圧してくれるだろう
拙者たちに警邏達の作戦に参加する権限はない。
拙者たちは警邏達を見送った。
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