【安価】上条「とある禁書目録で」瑠璃懸巣「仮面ライダー!」【禁書】 (1002レス)
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932: 1 [saga] 2024/05/25(土) 09:55:23.91 ID:9JD2grYD0(1/8) AAS
「また明日ねー、挟美〜」ヒラヒラ
挟美「うん、またねー」ヒラヒラ
禍斗眼魂「(挟美様。本日のお夕食はいかがなさいますか?)」
挟美「ん〜、昨日買った鶏肉とジャガイモで・・・バター炒めでも作ろうかな」
挟美「もやしとにんじんもあるからナムルも作って、お味噌汁は・・・」
禍斗眼魂「(挟美様。お考え中申し訳ございませんが・・・あちらを)」
挟美「え?・・・!!。大変っ!」
挟美「大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
「ぅ、ぁぐ・・・」
―ジワァ・・・
挟美「っ・・・(これって、刃物か能力で誰かに斬られたの・・・?)」
禍斗眼魂「(傷口の形状から見て、包丁などではなく殺傷能力の高い鋭利な刃だと思われます)」
禍斗眼魂「(深い傷ではありませんが、斬られたショック症状が出ているのでしょう)」
挟美「禍斗さんは・・・傷の治癒は出来ないんだっけ?」
禍斗眼魂「(・・・はい。あくまで眼魂に宿る擬似魂魄妖ですので、そういった能力はありません)」
禍斗眼魂「(回復魔術の心得は少なからずありますが・・・)」
挟美「え?そ、それで何とか出来るんじゃないの・・・?」
禍斗眼魂「(行使するためには誰かの五体へ定着を行う必要があるのですが)」
禍斗眼魂「(それ以前にこの街の住人は大半が能力者です。魔術を扱ってはなりません)」
挟美「>>933」
935: 1 [saga] 2024/05/25(土) 10:42:46.33 ID:9JD2grYD0(2/8) AAS
挟美「ま、魔術って条件が厳しいんだね・・・」
挟美「でも・・・この人を置いていくのは無理だしなんとかしなきゃ・・・」
挟美「じゃあ、禍斗さんにこの人の体へ憑依してもらうのは?そうすれば病院まで」
禍斗眼魂「(肢体を動かすのは問題ありませんが、無理に動かす事は推奨できません)」
禍斗眼魂「(既に出血による体温低下が始まっているため病院へ到着したとしても)」
禍斗眼魂「(間に合わない可能性が高いでしょう。まず応急処置からが最善策です)」
挟美「や、やっぱりそうだよね。じゃあ、この傷を塞いであげないと・・・」
「どうされたのですか?・・・診せてください」
挟美「え?あ、は、はい・・・」
「・・・臓器まで届いていませんが止血をしないと。それに体温低下も起きていますね」
「凪紗さん、全身の脂肪を厚くさせつつこの箇所を重点的に増やしなさい」
挟美「・・・?。な、凪紗さんって・・・?(私以外に誰も居ないけど・・・?)」
―ムクムクムクッ・・・
挟美「えぇぇえ!?な、何か皮膚が膨らんでる!?」
「これで止血は完了、体温の低下も防ぎました。救急への通報は?」
挟美「あ、ま、まだです。今すぐ連絡しますね・・・」タプタプ
「わかりました。・・・しっかりしてください、貴方を絶対に死なせません」
禍斗眼魂「(・・・なるほど)」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
939: 1 [saga] 2024/05/25(土) 12:30:57.05 ID:9JD2grYD0(3/8) AAS
挟美「すぐに来てくれます!それまで他に出来る事はありますか?」
「では・・・敵兵が迫ってきていますから、援護をしてください」
挟美「て、敵兵?・・・っ!?」
眼魔コマンド「「「「「ヴアァァァ・・・!」」」」」
挟美「あれって・・・!」
禍斗眼魂「(以前に菱形幹比古が生み出したとされる・・・眼魔コマンドと呼称される怪人です)」
禍斗眼魂「(買取したのはショッカー、財団Xだそうですが・・・)」
挟美「・・・誰の仕業か考えるのは後。いくよ、禍斗さん!」
禍斗眼魂「(承知致しました)」
『アーイ!』
『バッチリミロー!バッチリミロー!』
挟美「変身!」
清ヶ「変身!」
『カイガン!スペクター!』
『レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!』
ゼロスペクター(挟美)「フーッ・・・!」
「・・・かの有名な仮面ライダーでしたか。心強い限りです」
ゼロスペクターは眼魔コマンド達に向かって走り始める。
それを合図に襲いかかってきた眼魔コマンド達は真正面から、ヨロヨロと覚束ない足取りで短刀を掲げながら向かってきた。
短刀を振り下ろしてきた1体の眼魔コマンドの攻撃をすり抜けるようにスライディングをして躱しつつ、回し蹴りを繰り出す。
蹴り付けられて怯んだ隙に、今度は別の眼魔コマンドが短刀を振るってくるのを先読みしてゼロスペクターはそのまま体を回転させる。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
△ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
943: 1 [saga] 2024/05/25(土) 14:17:28.48 ID:9JD2grYD0(4/8) AAS
ゼロスペクター(挟美)「テァアアッ!」
―ドガァッ!
背後に回ったので右手を頭に、左手を顔に突き出して全力で額をチョップする。
2体の眼魔コマンドが同時に攻撃を仕掛けて来ると、今度はそれぞれの顎へ拳を思い切り上へ突き出すように叩き込んだ。
墨汁の様な黒い液体を裂傷部から撒き散らして3体はその場に倒れると黒い霧となって四散する。
ゼロスペクター(挟美)「あ、あれ?意外と弱い・・・?」
ゼロスペクター眼魂「(所詮は下級の戦闘員という位置付けなのでしょう)」
ゼロスペクター眼魂「(挟美様。ここは一気に畳み掛けるべきです)」
ゼロスペクター(挟美)「わかった!」
ゴーストドライバーのデトネイトリガーを操作すると、グリントアイへ表示される眼魂のクアッドアイリスが技の発動を示す図柄に変わってオメガドライブが発動。
正面に現れた紋章がゼロスペクターを通過して背後に移動すると、その紋章のエネルギーが利き足へと蓄積していく。
『ダイカイガン!スペクター!』
『オメガドライブ!』
ゼロスペクター(挟美)「ハァァァアアッ・・・!」
―ダンッ!
ゼロスペクター(挟美)「タァァァアアアッ!!」
―ド ガ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ!!
高々とゼロスペクターは跳び上がって宙返りをすると真下に向かってエネルギーを蓄積させた方の脚を突き出す。
紫色の炎が足首から爪先までを包み込み、重力加速で得た威力によるライダーキックを地面に叩き込んだ。
体中に力が漲るゼロスペクター眼魂の力もあって、攻撃力や機動力は文字通り強化された強大なものになっていた。
紫色のエネルギー波が地面に浸透する様に広がっていくと、眼魔コマンド達を飲み込んで大ダメージを与えると全て消滅させる。
―ズタンッ!
ゼロスペクター(挟美)「ふぅー・・・全部、倒せたよね・・・?」
禍斗眼魂「(はい。見事に撃破しました)」
ゼロスペクター(挟美)「はぁ〜・・・」
ゼロスペクター(挟美)「>>944」
946: 1 [saga] 2024/05/25(土) 20:12:12.05 ID:9JD2grYD0(5/8) AAS
ゼロスペクター(挟美)「清ヶ君をもっとサポートしたいけど・・・」
ゼロスペクター(挟美)「今の私にやれる事をこうしてやらないとね!」
ゼロスペクター眼魂「(はい。清ヶさんも頼りにしてくださるはずです)」
ゼロスペクター眼魂「(・・・先程の重傷者はどうなっているのでしょうか?)」
ゼロスペクター(挟美)「あっ、そういえば・・・。!、救急車の音が聞こえてきたよ!」
ゼロスペクター眼魂「(このまま変身を解除せず、状況説明をした方が円滑になると思います)」
「能力を使用中という事で貴女は同行するんですね?」
「はい。最後まで負傷者を守り続けるのが医師としての務めですから」
「は、はぁ・・・わかりました。それでは第七病院へ搬送します
ゼロスペクター(挟美)「お願いします」ペコリ
―ピーポーピーポー ピーポーピーポー・・・
ゼロスペクター(挟美)「・・・誰も居ないよね?じゃあ・・・」
『オヤスミー』
挟美「・・・さっきの人、お医者さんだったのかな?すごく的確に応急処置をしてたし・・・」
禍斗眼魂「(・・・挟美様。第七病院へ向かいたいと思うのですが、よろしいでしょうか)」
挟美「>>947」
清ヶ「太郎丸は偽名で、俺の本名は操歯清ヶだぞ」
949: 1 [saga] 2024/05/25(土) 21:45:02.75 ID:9JD2grYD0(6/8) AAS
挟美「うん、私もちょっと行ってみたいって思ってたよ。さっきの人が心配だもんね」
禍斗眼魂「(それもありますが・・・いえ、着いてから確認しましょう)」
挟美「?。そっか。あの金髪で綺麗な人・・・見た目も結構若い感じだったし」
挟美「経験豊富なベテランのお医者さんじゃないよね。恋査18さんなら知ってるかな?」
-学園都市 第七学区 第七病院-
「で、ですから、私も・・・その、必死になっていましたので・・・」
「どのような処置を行ったのか覚えていないんです」
冥土帰し「ふむ・・・まぁ、君の能力で止血をして低体温症も防ぐというのは」
冥土帰し「理にかなっていて関心するね。やはり医師を目指してみるのも良いと僕は思うよ?」
「そ、そんな、私が医師なんて・・・で、ですから、私には難易度が高すぎるんです!」
冥土帰し「・・・?」
「あ、し、失礼しました!で、では、あの方のご快復をお祈り申し上げます!」ペコリ
―タッタッタッ・・・!
冥土帰し「・・・自己主張が弱い子だけど、精神的に成長すれば名医になれるだろうね」
恋査28「先生。少しよろしいでしょうか」
冥土帰し「うん?どうかしたかい?」スタスタ
「・・・はぁぁ〜〜〜」
「(何故そそくさと去ってしまったのですか?あの人に何か迷惑をかけた訳ではありませんのに)」
「だ、誰がどう見ても不審な言動を発していたじゃありませんか!」
「目に見えない誰かと話してるなんて・・・この街の誰も信じるはずがないのに・・・」ズーン
「(先程の仮面ライダーの方は信じてくださるはずですよ。今、こちらに向かってきています)」
「へ?」
挟美「あ、すみません!さっきは応急処置をしてもらってありがとうございました」ペコリ
「あ、う、え、あ、い、いえいえ。そんな、私はただ・・・勝手に体が動いたと言いますか・・・」
挟美「>>950」
953(1): 1 [saga] 2024/05/25(土) 22:31:20.47 ID:9JD2grYD0(7/8) AAS
挟美「勝手に身体が動いたんですね!本能的というかそういう感じですか」
「そ、そうでは・・・ないとも言えませんが・・・」タラー
挟美「私なんてライ・・・コホン!困ってる人を助ける時は決心してからじゃないと動けないのに」
挟美「たとえ動けて敵を追払えても私では命は救えませんでした。本当にありがとうございました」
「・・・は、はい。その、とにかくこちらとしても助けていただいてありがとうございます」ペコリ
挟美「(このお辞儀の感じ・・・もしかしてお嬢様なのかな?)」
挟美「私、人皮挟美って言います。二之腕高校の今年で3年生です」
水鏡「ご丁寧にどうも・・・私は水鏡凪紗と申します。霧ヶ丘女学院の同じく3年生になります」
挟美「あ、やっぱりそういう感じの・・・すごく丁寧なお辞儀でしたから」
挟美「お嬢様だとは思ってたんですけど、すごく有名な高校に所属しているんですね」
水鏡「い、いえ、運良く入学したというだけですから・・・」
挟美「>>953」
957: 1 [saga] 2024/05/25(土) 23:25:06.25 ID:9JD2grYD0(8/8) AAS
挟美「そんな謙遜しなくても。同学年なのにあんな凛とした姿を見せられて」
挟美「ドキッとさせられちゃいましたよ。すごく美人っていうのもありますし」
水鏡「そ、そんな事はありません//そばかすだってこんなにあるんですよ・・・」
水鏡「元常盤台生でありながら、美しさに欠けていると自覚していますから・・・」
挟美「んー、私としてはチャームポイントだと思いますよ?」
水鏡「え・・・?」
挟美「ちょっとだけ幼さが残るってアンバランスな感じが凛とした表情になると」
挟美「和らいだ雰囲気になって丁度いいルックスになってますから」
水鏡「・・・そ、そう言われたのは初めてですか・・・//少し恥ずかしく感じます//」
挟美「ふふっ・・・でも、あの能力を見るとすごい能力開発を積まれたんですね!」
挟美「その・・・同学年なので勝手にシンパシーを感じるようでちょっと変かもしれませんけど」
挟美「医学を学んだりしているんですか?的確な処置をしてましたから」
水鏡「た、多少なりとも常盤台で習った事なので・・・」
挟美「>>958」
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