[過去ログ] 小町「第一回八幡裁判!」八幡「は?」 (157レス)
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52: [] 2015/05/28(木) 15:43:09.67 ID:/3D05acM0(1/6) AAS
小町「…はーい。では、いったん休憩に入りまーす。出演者の皆さんは控え室の方にお願いしまーす!審査員の皆さんは、小町と一緒にこっちで待機になりまーす」

1番「…行きましょうか?ゆい…2番さん」

2番「うん。いろ…3番ちゃんも、行こー」

3番「は〜い。…先生は、どーしますか〜?」

6番「喫煙室行ってくる」

戸塚「じゃあね、八幡。またあとで」

陽乃「お腹空いたー。めぐりー、何か食べにいかない?」

城廻「はーい、いいですよー」

八幡「…あのー。俺1人残っちゃってますよー?おーい、小町―?小町ちゃーん!」

沙希「…1人で叫んだりして恥ずかしくないの?」

八幡「うお!…って、あれ、川…崎?何でここに?お前、バイトがあったんじゃ…」

沙希「あった、つか、今やってるし。ほら」

八幡「…はちばん運営スタッフ…?」

沙希「そ。けっこー割りのいいバイトだったからさ」

八幡「…は。わざわざバイトまで雇うとか、学生のお遊びの範囲超えてんだろ」

沙希「そう言われてもね。確か、何とか下って県会議員が後援してるらしいって話は聞いたけど」

八幡「…あの人、ほんと自分の為なら何でも使うのな…」

沙希「てか、あんたもよくよく面倒事に巻き込まれやすい奴だよね…トラブル体質ってヤツ?」

八幡「ラッキースケベは無いけどな」

沙希「ふーん…ところで、ひ、比企谷?あんた、喉とか渇いてない?なんか、さっきから随分しゃべり通しだったみたいだけど」

八幡「ん…確かに。意識したら、すげー喉渇いてきた。てゆーか、渇き切ってるわ」

沙希「…へぇ」
53: [] 2015/05/28(木) 15:45:34.91 ID:/3D05acM0(2/6) AAS
沙希「じゃあ、これあげようか?今間違えて買っちゃったからさ。間違えて」

八幡「まじか!サンキュー川崎…けど、間違えてマッカン買っちゃうとか、意外と千葉愛ハンパないのな、お前」

沙希「そ、そんな事無いと思うけど…」

八幡「…で、何で蓋開いてんの?これ。まさか、川崎が飲ん」

沙希「飲んでない飲んでない!間違えて蓋開けちゃっただけ!一口も飲んでないから!…あ、当たり前でしょ?何言ってんの、ほんと…」

八幡「…お、おう。まぁ、お前が嘘つく訳無いしな…それに、間違っても俺と間、間せ、間接…照明って、オシャレだよな?」

沙希「…は?」

八幡「嘘ですごめんなさい何でもありません。ところで、ストローか何か持ってないか?川崎。両手塞がってて、このままじゃ飲めないんだが」

沙希「いや…さすがに持ってないけど」

八幡「そっか…どーすっかな、これ」

沙希「…あ、あたしが飲ませてあげようか?」

八幡「…は?」

沙希「ちょ、ま、か、勘違いするなよ?だって、そのままだと飲めないだろうし、今からストロー取りに行ってる時間も無さそうだから、そーするのが一番早いというか、仕方ないというか…」

八幡「…お、おう、そうだな。もたもたしてると休憩時間終わっちまうし、俺の喉もまじ渇き過ぎて、渇が喉いてるところまできてるからな…つまり何が言いたいかとゆーと、要は仕方ないって事だ」

沙希「そうそう!仕方なく、仕方なくだからな?…じゃあ」

結衣「ヒッキ―!」

沙希「…ちっ」
54: [] 2015/05/28(木) 15:51:11.54 ID:/3D05acM0(3/6) AAS
沙希「…悪い。仕事思い出したから、バイト戻るわ。マッカン、ここ置いとくから」

八幡「え?あの、どうしろと…」

沙希「頑張って」

八幡「…はい」

結衣「やっはろー…って、ヒッキ―どうしたの?なんか元気ないけど…」

八幡「…いや、なんか色んな意味で助かったわ。ありがとな」

結衣「?よく分かんないけど、どーいたしまして…てゆーか、今の川崎さんだったよね?川崎さんって、今日バイトじゃなかったっけ?」

八幡「そのバイトで、裏方スタッフやってるんだと。んで、わざわざ挨拶に来たらしい」

結衣「へー。そーなんだー…あ、マッカン。ヒッキ―が買ったの?」

八幡「いや。川崎の差し入れ、だな」

結衣「川崎さんの差し入れ…ふーん。でも、フタ開けてあるんだけど?」

八幡「…川崎が開けてくれたんだよ」

結衣「あのさ、もしかして…マズイとこに来た感じだったのかな?あたし」

八幡「は?なんだよ、マズイとこって。マッカンはいつでも美味いだろ」

結衣「だよねー。マッカンなんだし。ちょー甘いし」

八幡「…つか、お前こそ何しに来たんだよ?大体こういう企画って、出演者と話したりしちゃダメだろ…それとも、あれは良く似た赤の他人でしたってご都合設定なのか?」

結衣「えっと、それは〜…なんて言ったらいいのかな?」

雪乃「…なにか勘違いしているんじゃないかしら?比企谷君」

八幡「…来たか。何とか下議員のご令嬢」
55: [] 2015/05/28(木) 15:55:36.84 ID:/3D05acM0(4/6) AAS
雪乃「…何を聞いたのか知らないけれど、今回の件は全て姉さんの仕業よ。私に噛み付くのは構わないけれど、少しでも状況を好転させたいと思うなら、大人しく罪を認めて罰を受ける方が現実的じゃないかしら?」

八幡「認める罪がそもそも無いっての…んで、その、勘違いってなんだよ?紙袋被ってた連中が、実はお前達じゃないとか衝撃のネタバレでもあんの?」

結衣「あははー…それ、本気で言ってるの?ヒッキ―」

雪乃「むしろ、あんな陳腐な仮装で正体を隠せるなんて本気で思っている人間がいたら、そちらの方が余程どうかしているわ。貴方じゃあるまいし」

八幡「…じゃあ、なんであんな恥ずかしい格好してたんだ?お前ら」

雪乃「あれは!…そういうルールだと小町さんに説明されたから、仕方なく…!」

結衣「ゆきのん、落ち着いて…でも、この企画ってやっぱり単なる嫌がらせなのかなー?それこそ、ゆきのんを困らせるためだけの」

八幡「…ま、あの人ならやりかねないと思うが…どうなんだ?雪ノ下」

雪乃「…そうね。だけど姉さんが、そんな事の為だけにこんな大掛かりな準備をしたとは到底思えないわ。きっと本当の目的が別にあるはずよ」

八幡「それを調べたいって話か」

雪乃「話が早くて助かるわ」

八幡「まぁ、何の用も無くお前らが会いに来るわけないからな」

結衣「あ、あたしはヒッキ―に会いたかったけどな〜、普通に」

八幡「…それで、具体的にどうするんだ?あの人の真意探るとか、ただでさえ無理ゲーなのに、両手両足動かないんじゃ完全に詰んでんぞ」

雪乃「大丈夫よ、比企谷君。貴方の役目は、姉さんの注意を逸らす生餌だから」

八幡「はい?」
56: [] 2015/05/28(木) 15:59:51.76 ID:/3D05acM0(5/6) AAS
雪乃「あら、よく聞こえなかったのかしら?貴方は生贄、と言ったのだけど」

八幡「言い方変わってんじゃねぇか」

雪乃「姉さんの変わった興味を引く事の出来る希少珍獣よろしく貴方なら、相当の時間稼ぎが出来るはずと思って」

結衣「…えーと、ゆきのんのお姉さんって、ヒッキ―の事大好きじゃん?だから、ヒッキ―が陽乃さんの気を引いてる間に、ゆきのんとあたしが頑張るって話だよ!」

八幡「大丈夫だから。わざわざフォローしなくていいから」

雪乃「そんな所かしら。正直、計画と呼べるようなものではないけれど」

八幡「…仕方ないだろ。単なる杞憂ってオチもあるんだからな」

結衣「えっと、何かよく分かんなかったけど、そーゆー事だから、ヒッキ―頑張ってね!あたし達もヒッキ―とデート…じゃなかった、陽乃さんの目的とか頑張って調べるために、はちばん頑張るから!」

雪乃「そうね。私達もパンさんグッズ購入…いえ、姉さんの不穏な企みを暴く為に、仕方なく、不本意ながら企画に参加するわ」

八幡「おい、微妙に本音漏れてんぞ。お前ら」

小町「…ぴー、がが、ぴー。あー、テステス。そろそろ休憩時間を終わりにしまーす。出演者の皆さんは、所定の位置に戻ってくださーい」

雪乃「…随分長居してしまったみたいね。では、戻りましょうか?由比ヶ浜さん」

結衣「うん。じゃあね、ヒッキ―。また後でー…と、そうだ」

八幡「…何してんだ?由比ヶ浜」

結衣「はい、ヒッキ―。これ、飲みたかったんでしょ?」

八幡「…仕方なく、だよな?」

結衣「うん。仕方なく、ね」

八幡「…甘い」

結衣「当然じゃん。マッカンだし」

雪乃「…由比ヶ浜さん?」

結衣「ごめん、ゆきのん。すぐ行くー!…じゃね、ヒッキ―」

八幡「おう」
57
(1): [] 2015/05/28(木) 16:03:20.62 ID:/3D05acM0(6/6) AAS
今日はここまでです。

ここから変な方向に進みますが、
よろしくければお付き合いください。
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