狂気のMafia Princess (19レス)
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ブルーギル
2008/01/09(水)14:43
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2: ブルーギル [] エルンスト=バラディオの手下の一人、ロバート=ハドソンがアヴィゲイル=ドーン=バラディオの控え室のドアを開けたとき、ニチャリニチャリという気味の悪い音を聞いた。皿の上に盛られた仔豚の丸焼きをアヴィゲイルは手づかみで喰っていた。脇腹に喰らいつき、肉を引きちぎり、背骨を噛み砕き、さらには力技で仔豚の身体を立てに押し潰して丸めると、ものの三口でそれを平らげてしまった。アヴィゲイルは空になった皿をテーブル脇に積み重ねた大量の皿の上に置くと、ワインのボトルを引っ掴み、グラスに注ぐこともせず、直接一気に飲み干した。 「お嬢様」 呼びかけると、アヴィゲイルはゆっくりと顔を上げロバートを睨みつけた。口の端からワインがひとすじ伝った。 「なぁに?」 アヴィゲイルは立ち上がると、戸棚を空けてシンセミアのジョイントを取り出し、火をつけた。 「本日のお嬢様の対戦相手が決まりました」 「ダレ?」 アヴィゲイルは身を乗り出して両の目をくわっと見開いた。 「ブランデン=ブラド」 「誰だよ?」 「はっ?」 「だから誰だって聞いてんだよ!」 「ご存じない?」 「強いの?」 「25戦無敗のWBCヘヴィ級チャンピオンです」 「ふぅん」 アヴィゲイルは煙を吐き出し、ロバートの顔に吹き付けた。大麻特有の煙の臭いがロバートの鼻をつく。 「まぁ、強いか弱いかなんて関係ないよ・・・もともと強いやつなんて期待してないし」 アヴィゲイルはロバートの肩に腕をまわし、身体を密着させると、彼の首筋をぺろりと舐めた。 「やっぱさ、ぶち殺したアタシまで痛くなっちゃうのが、キモチイイよね・・・あのくすぐったい罪悪感がいいんだよ!なぁ、そう思うだろ?」 「・・・はい」 ロバートの声はかすかに震えていた。 「オマエ、本当にそう思ってるか?」 アヴィゲイルは面白そうにクスクス笑うと、目星を点けておいた頚動脈めがけて牙を付きたてた。 「みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ロバートは断末魔のような叫び声を上げ、床に倒れのた打ち回った。あふれ出る血液を押さえようと、必死で首筋に手をあてがう。しかし、首筋は脂汗でじとじとしているばかりで、指先にも血らしきものはついていない。 「あはは!あはははは!・・・ちょっと甘噛みしてあげただけなのに、可笑しいね?」 アヴィゲイルはしゃがんでロバートの顔を覗き込んだ。彼の瞳孔は恐怖でぱっくりと開いていた。 「そういう顔ってステキ♪・・・クスッ・・・今夜の子猫ちゃんはどんなふうに鳴いてくれるのかにゃ〜?」 アヴィゲイルは満足そうに微笑んで立ち上がると、全身の筋肉を盛り上げ、ぶるんと躍動させた。 「あはん♪興奮してきた。・・・いこうかロバート」 「お嬢様。お待ちください」 ロバートは一対のボクシンググラブを差し出した。 「なにコレ?」 「グローブです・・・本日はコレをつけて闘っていただきます」 「どぉして?」 「本日の試合はボクシングなのです」 「ボクシング?」 「グローブを着けて殴りあうんです・・・他の攻撃は認められません」 「殴るだけぇ?」 「左様です」 アヴィゲイルはボクシンググラブを受け取るとしばし、それを眺めた。 「殴るだけじゃつまんないよ・・・ロバート!」 言うなり、アヴィゲイルはロバートの顔面にパンチを放った。ロバートは目の前で何かが輝くようなものを最期に見た。殴られた瞬間、既に脳みそをぶちまけられていたにもかかわらず、ロバートの身体は、アヴィゲイルの強大なパンチ力を相殺しきれず、水平方向に軽々と吹き飛ばされ、5mほど離れたコンクリートの壁に激突して、その死骸も叩き潰された蚊のようにぺしゃんこになった。 「ほらね。殴るだけじゃつまんないでしょ?」 ロバートの肉片の付着した壁に歩み寄る。 「パパから聞いてなかったっけ?アタシに不愉快な思いさせるなって」 アヴィゲイルは前蹴りを放ち、ロバートの死骸ごとコンクリートの壁を蹴り崩した。ひしゃげた鉄筋が崩れた壁の穴からひょろひょろと突き出ている。アヴィゲイルは外に出るため壁の穴に身体をもぐりこませた。頑丈な鉄筋がアヴィゲイルの身体に引っかかる。しかし強靭な筋肉は、ただ触れるだけで、鉄筋を蜘蛛の糸のように、引きちぎってしまった。穴を抜けるとアヴィゲイルは今宵の獲物へ思いを馳せ、暗い廊下をリングへと向かった。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/3539/1199857219/2
エルンストバラディオの手下の一人ロバートハドソンがアヴィゲイルドーンバラディオの控え室のドアを開けたときニチャリニチャリという気味の悪い音を聞いた皿の上に盛られた仔豚の丸焼きをアヴィゲイルは手づかみで喰っていた脇腹に喰らいつき肉を引きちぎり背骨を噛み砕きさらには力技で仔豚の身体を立てに押し潰して丸めるとものの三口でそれを平らげてしまったアヴィゲイルは空になった皿をテーブル脇に積み重ねた大量の皿の上に置くとワインのボトルを引っ掴みグラスに注ぐこともせず直接一気に飲み干した お嬢様 呼びかけるとアヴィゲイルはゆっくりと顔を上げロバートをみつけた口の端からワインがひとすじ伝った なぁに? アヴィゲイルは立ち上がると戸棚を空けてシンセミアのジョイントを取り出し火をつけた 本日のお嬢様の対戦相手が決まりました ダレ? アヴィゲイルは身を乗り出して両の目をくわっと見開いた ブランデンブラド 誰だよ? はっ? だから誰だって聞いてんだよ! ご存じない? 強いの? 戦無敗のヘヴィ級チャンピオンです ふぅん アヴィゲイルは煙を吐き出しロバートの顔に吹き付けた大麻特有の煙の臭いがロバートの鼻をつく まぁ強いか弱いかなんて関係ないよもともと強いやつなんて期待してないし アヴィゲイルはロバートの肩に腕をまわし身体を密着させると彼の首筋をぺろりとめた やっぱさぶち殺したアタシまで痛くなっちゃうのがキモチイイよねあのくすぐったい罪悪感がいいんだよ!なぁそう思うだろ? はい ロバートの声はかすかに震えていた オマエ本当にそう思ってるか? アヴィゲイルは面白そうにクスクス笑うと目星を点けておいた頚動脈めがけて牙を付きたてた みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ロバートは断末魔のような叫び声を上げ床に倒れのた打ち回ったあふれ出る血液を押さえようと必死で首筋に手をあてがうしかし首筋は脂汗でじとじとしているばかりで指先にも血らしきものはついていない あはは!あはははは!ちょっと甘噛みしてあげただけなのに可笑しいね? アヴィゲイルはしゃがんでロバートの顔を覗き込んだ彼の瞳孔は恐怖でぱっくりと開いていた そういう顔ってステキクスッ今夜の子猫ちゃんはどんなふうに鳴いてくれるのかにゃ? アヴィゲイルは満足そうに微笑んで立ち上がると全身の筋肉を盛り上げぶるんと躍動させた あはん興奮してきたいこうかロバート お嬢様お待ちください ロバートは一対のボクシンググラブを差し出した なにコレ? グローブです本日はコレをつけて闘っていただきます どぉして? 本日の試合はボクシングなのです ボクシング? グローブを着けて殴りあうんです他の攻撃は認められません 殴るだけぇ? 左様です アヴィゲイルはボクシンググラブを受け取るとしばしそれを眺めた 殴るだけじゃつまんないよロバート! 言うなりアヴィゲイルはロバートの顔面にパンチを放ったロバートは目の前で何かが輝くようなものを最期に見た殴られた瞬間既に脳みそをぶちまけられていたにもかかわらずロバートの身体はアヴィゲイルの強大なパンチ力を相殺しきれず水平方向に軽と吹き飛ばされ5ほど離れたコンクリートの壁に激突してその死骸も叩き潰された蚊のようにぺしゃんこになった ほらね殴るだけじゃつまんないでしょ? ロバートの肉片の付着した壁に歩み寄る パパから聞いてなかったっけ?アタシに不愉快な思いさせるなって アヴィゲイルは前蹴りを放ちロバートの死骸ごとコンクリートの壁を蹴り崩したひしゃげた鉄筋が崩れた壁の穴からひょろひょろと突き出ているアヴィゲイルは外に出るため壁の穴に身体をもぐりこませた頑丈な鉄筋がアヴィゲイルの身体に引っかかるしかし強靭な筋肉はただ触れるだけで鉄筋を蜘の糸のように引きちぎってしまった穴を抜けるとアヴィゲイルは今宵の獲物へ思いを馳せ暗い廊下をリングへと向かった
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