[過去ログ] ファミコンの限界について語るスレVer.5 (823レス)
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599
(3): 2023/01/21(土)22:44 ID:1uZml/Au(7/7) AAS
>>598 について、以下は分かる人向け。
・・・と言っても、このサイトのページを読めばわかる情報だ。
外部リンク:snes.nesdev.org

簡単に結論を言ってしまえばアドレス24ビットで表現される16MBのメモリ空間のうち
12MB弱がROMにマッピングできる、という話に過ぎないが。

まずSFCのカセットの種類として、低速ROMと高速ROMがあるというのは既知の話だ。
これの違いはアクセスするバンクを変えることで速度の違いを実現している。
そして通常はこのバンク違いで同じデータが読み出されるようにミラー領域としてマッピングされている。

だがアドレスピンはそのままカセットに出ているので、ROM領域を別々にマッピングするのは
カセット側の配線だけで可能になる。もちろんその場合は対応した容量のROMも必要になる。
これを実際に使ってるのが4MBを超えるExHiROMで、公式として実在する6MBの製品は
うち2MBは低速ROM領域を使っているらしい。この方式で8MBまで拡張可能になる。
実際に存在する公式カセットはここまでらしい。

さらにもうひとつ、SFCには64KB全域をROMにするバンクと
RAMやI/Oをマップし、32KBがROMとして読めるするバンクがある。この場合に
マップされる32KBの共通領域も、通常は同じデータが読めるミラー領域になっている。

これも同様に別の領域のROMをマップすることがカセット側の配線で可能らしい。
ただしこちらはバンクごとに32KBしかないため、低速高速領域両方足しても
拡張できる容量は4MBしかない。

合計で、SFCで搭載可能なROMは最大で12MBになる。
ただし >>598で言ってるように、正確には12MB弱の少し少ない領域になる。

さらに8MBと4MBの2チップを搭載した場合は、ほぼすべての領域を使うように
配線することが可能だろうが、1チップで済ます場合は16MBのチップを使用し、
うち4MBがアクセスできない領域となる。マジコンがこのような構成になってるのは、
コスト的にその方が有利だったんだろうと思われる。
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