[過去ログ] びわこ京阪奈線スレッド Part2 (179レス)
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162: 2006/04/29(土)18:01 ID:I8rqSpvk(7/10) AAS
「鉄道が消えたら、魅力のない町になってしまう」と七三年から十六年間、町長を務めた宮脇武市さん(92)。国道1号から奥深く
入った地域性、住民が育ててきた鉄道という自負…。廃止反対のピケで先頭に立ち、国などに要望を繰り返した。
「将来を考えるとローカル線こそ、車に乗れない人も含めすべての住民が生き残れる交通機関」との信念は変わらない。地域振
興、生活路線として鉄道活用の思いが今も町に受け継がれる。
▽国道にバス走らず
列車衝突事故の現場に立つ石柱の横を通る列車。近くに慰霊碑も建立された
列車事故以降、一時は年間六十一万人に落ち込んだ乗車人員は、九九年度に六十九万人まで持ち直した。しかし、少子化の
影響で昨年度は再び五十九万人に減少。70%は定期の利用者。並行する国道には路線バスはない。町試算では鉄道がないと、
通学時間帯に八台のバスが必要になる。
だからこそ町は、町づくりと鉄道をセットと位置付け、全国ブランドの信楽焼を核に鉄道利用増と信楽駅前の活性化を目指す。
住民の活動も活発で、駅前陶商振興会は年一回だった駅前陶器市を一昨年から春、秋の二回に増やした。計十万人以上を集
める市への鉄道利用は10%以上になる。
「戦前、鉄道のおかげで輸送経路が確立し、火鉢の全国シェアが九割に達するなど産業として発達した。おらが鉄道。住民が
頑張らないと」と西尾千秋総務部長(70)。町商工会青年部は花いっぱい運動を展開する。
社員は十九人。七夕列車やサンタ列車、駅前イルミネーションなどの企画で、本年度四万人以上の利用を目指す。陶器製の企
画切符も好評。同社の広岡実総務部長(69)は「列車事故は今も心の中で尾を引いている。だからこそ、この鉄道でしかできないア
イデアを出し続けたい」。
≪メモ≫33年、旧国鉄の信楽線として開業。三セク鉄道として87 年7月に開業した。貴生川駅以外の5駅はすべて信楽町にあり、
町が株式の52%を所有する。町の人口は約1万4500人で微増傾向。三セク鉄道の中では、乗客の減少率が少なく健闘。昨年度
は4800万円の赤字。
・ はじめに
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