[過去ログ] レコードのクリーニング26 (310レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
271: 2023/11/16(木)07:33 ID:HaJSaLFO(4/5) AAS
昨日の音質改善のクリーニングで成果を上げたのは、次の二つの盤である。
〇ブルックナー:交響曲第7番 コンヴィチュニー/ゲヴァントハウスo.
〇ブラームス:交響曲第3番&悲劇的序曲 ケンペ/ベルリン・フィル
超音波洗浄のあと界面活性剤洗浄を行った。
ブルックナーの方は、ガキの頃に入手したがCD化に伴い手放したものをヤフオクで再入手。
このレコード発売の時にレコ芸で推薦されていたが、音質がか弱く、本当に良い演奏なのかよく分からなかった。
CDはさらに音質の如何がわからなくなっていた。
この度の音質改善で、なかなかの好演であることが判明した。
第1楽章の冒頭から弦楽合奏の歌い方が秀逸で、コンヴィチュニーがこんな風に味を出していたのかと感心した。
金管群も豪壮な響を出しており、ベルリン・フィルやウィーン・フィルのような圧倒感には欠けるが、ブルックナーの分厚い響きを味わうのに不足は無い。
誰だったか評論家が「コンヴィチュニーは意味のない音楽を奏でていた」みたいな酷評を行っていたが、実はなかなか味わいのある音楽作りを行っていたようだ。
それも音質改善をしたからこそわかったのだが、レコードをそのまま聴いた場合には、演奏の真価がわからない。
それほどこのレコードは線の細い音質なのであった。
ケンペ/ベルリン・フィルのブラームスは、快速テンポの中でデュナーミクはアーティキュレーションを巧みに加えて切迫感ある演奏を行っていることがわかった。
そもそもこのレコードのセラフィム・エクセレント・シリーズは、どれも音質が悪くて演奏の真価が伝わりにくい。
薄っぺらなサウンドのため、冷淡な演奏に聞こえてしまうのである。
しかし音質改善をしてみて、この演奏がとても熱い演奏である事が伝わってくる。
こんなに良い演奏をしていたのかと驚嘆したのである。
1-
あと 39 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.004s