[過去ログ] 洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?Part28 (1001レス)
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371: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/21 02:08 AAS
一瞬頭のなかが真っ白になってしまった。
しかもよくみると ボロボロになった白いカミキレが
その辺り一面に バラバラ何枚も何枚も転がっていて
背中に強烈な寒気を感じたわたしは 肘や膝をぶつけながらも
なんとか自転車にまたがり家の門をくぐった

夕飯を「魔女岩」のことを気にしながらも食べていると
どうやら部活で遅くなった弟が帰って来たらしく
省6
372: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/21 02:17 AAS
動揺しながらも部屋に戻ろうとすると
「ばたん!」「ばたん!」
と階段の上から戸を閉めるような連続音が聞こえてきました
弟はまだ居間でテレビを見てるし…
嫌な予感がして階段をのぼるのを やめて 振り返ると、
私が歩いて来た廊下に無数の足跡と あの二色の繊維が!
(来るときは気付かなかったのか?)と疑問に思いながらも
省7
374: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/21 02:40 AAS
しかもその鳥と言うのが 私が借りているアパートの
大家の毎朝うるさいあの小鳥に 酷似していた。。正直殺したかった。。。
なんとも言えない空気が 我が家全体に重くのしかかった。

その次の日
何事もなかったかのように私は 懐かしい顔ぶれと酒の席を設けていた。
新車を自慢しながら 友人Kが
「帰り検問引っかかりたくないから Yの部屋に泊まろうぜ」
省4
375: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/21 02:46 AAS
できれば久しぶりに帰って来たんだし 気兼ねなく楽しみたいところだった
そうこう考えているとほどなくして Yの家についた
豪邸だった。
そして車を運転していたKが
「お!緊急車両だ、ちょっと寄せるわ」と言うと
前方からけたたましいサイレン と共に救急車が向かって来た
そしてなんとそのサイレンは 私たちの目の前で鳴りやんだのだ。。。
省3
378: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/21 02:57 AAS
(Yはもともと体の弱い奴だったし。。。)
と思いながらも 葬式を済ました私は 数日後アパートに帰った。
(まったく、とんだ帰省だったなあ)
一息ついていると『こんこん!!』とドアをノックする音
(大家だな。チャイムあるんだから鳴らせよ…)とドアを開けると
「いやあー、実はうちの鳥が逃げちゃってね、○○さん見てないかな?」
と言う 大家 の
省1
493: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/22 00:53 AAS
●●●●●●●●●噂話に酔うな!!(1)●●●●●●●●
私の地元に、廃墟マニア達が春先になると、にぎやかに集う
ある 繊維工場跡があった。
私も何となくではあるが、その「廃墟」と言うものに興味が
あり、にぎやかになる夜中を避け、昼下がりの姿を、何度か
カメラに収めていた。
そしてやはり廃墟にはお約束の、さまざまな「噂」があった。
495: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/22 01:00 AAS
●●●●●●●●●噂話に酔うな!!(2)●●●●●●●●
その「噂」というのがまたベタな物で、
「電源の入っていない縫製機が午前4時丁度になると
             ガガガガ!と音だけ聞こえる」
「合わせ鏡の真ん中に向かって写真を撮ると、写るはずの
                 自分の姿が写らない」
「落書きをすると鳴き声が聞こえてくる」
省2
496: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/22 01:04 AAS
その中で唯一偶然ではあるが私が体験した「噂」があった。。
それは、その繊維工場跡の裏の路地に、踏切があるのだが
24:14の最終電車がその踏切に近付きベルが鳴り始めると
「 ヂリリリリリリ!」と工場の角の、緑の公衆電話が鳴り、
出てみると、電車が通り過ぎる音に混じって
「うわ ばな によ な!」という意味不明な言葉が繰り返し
叫ばれると言うものであった。。
省4
506: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/22 02:39 AAS
AA省
509: Jねじん ◆Gv599Z9CwU 03/02/22 02:47 AAS
AA省
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