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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
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341
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ジャン
◆9FLiL83HWU
2017/02/21(火)19:58
ID:azsa/4+5(1)
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341: ジャン ◆9FLiL83HWU [sage] 2017/02/21(火) 19:58:31.30 ID:azsa/4+5 >「すなわち!――多少派手に地盤を割っても復旧に問題はないということだ!!」 ルーンロープの束縛をものともせず、ノーキンは足一つで石畳を砕いた。 さらにその衝撃はジャンのいる場所まで届き、吹き飛んだ石片が散弾のようにジャンの身体へぶつかっていく。 幸いアクアの大剣による防御と鉄の防具によってそれほど傷は負わなかったが、視界を塞ぐには十分な量だ。 石片と共に巻き上がる砂埃が収まったとき、ジャンの視界にいたのはノーキンただ一人だった。 ラテはおそらくノーキンの隣にいた少女と既に戦闘を開始したのだろう、二人ともここにいない。 ノーキンの後ろにいた冒険者部隊は既に別の順路で移動を開始したようだ。 つまり……ある程度こちらの狙い通りだ。 アスガルドの冒険者部隊はユグドラシアを囲む市街地に潜み、学園へ通じる裏道、裏口、通用門を全て確保している。 あの数ならば、いずれ学園にたどり着くまでに全滅するだろう。ここを知り尽くしているのはノーキンだけではないのだ。 >「そしてオークの若輩よ!貴様の持つ指環は吾輩が個人的に探し求めていたモノだ。 くれと言ってもくれぬであろう?ならば冒険者らしく、盗掘品の奪い合いといこうではないか!」 ノーキンは力強く堂々と名乗り、踏み込んできた。 見た目からは想像もできない俊敏さにジャンが思わず目を見張った、その直後。 >「吾輩の皮膚を断つとは実に業物である。だが剣を断ち切るモノもあると知っているか?」 ジャンの目の前に現れたかと思うと、両手で構えているはずのアクアの大剣を片手で掴み、止めてみせたのだ。 ハーフオークとはいえそこらの生物に負ける腕力ではないと自負していたジャンにとって、これは久しくなかったことだった。 (コイツ…!親父かそれ以上の腕力してんな!) さらにただの筋肉馬鹿ではない。そうジャンは直感で感じた。 ならば一旦引いて指環の力で対抗するしかない、そうジャンが考え距離を離そうとした瞬間だ。 >「――我が手刀だ!!」 ただの手刀によってアクアの大剣は容赦なく砕かれ、思わず構えが乱れた隙を突かれる。 >「そしてこれが我が足刀だ!!」 鉄の胸当てにはヒビが入るほどの衝撃が加わり、ジャンはあっけなく吹き飛ばされた。 通りにあった青果店の、先日までは売り物だった大量の果物にぶつかり、欠片の中にジャンは沈む。 だが、ジャンの身体には傷一つついてはいなかった。砕かれたアクアの大剣が圧縮された水流となり、 ジャンの身体をノーキンの一撃から守ったのだ。だが、鉄の胸当てまでは守り切れなかったようだ。 「……痛ぇなオイ、この胸当て結構高かったんだぜ」 ゆらりとジャンは立ち上がり、指環の力を再び解き放つ。 指環から放たれる激流はジャンの腕と足に纏われ、それぞれ美しい水の波紋を描いた紋様を持つ防具となった。 「こっちも名乗らせてもらう。冒険者のジャン・ジャック・ジャンソンだ。 指環は渡せねえ。あの世か牢屋、どっちかに行ってくれや」 荒波のごとき激流を体に纏わせ、滑るようにノーキンへとジャンは突撃する。 まずは姿勢を低くし、なめらかな動きで足払いをかけた。さらに姿勢を崩したところで膝蹴りを胴に叩きこみ、顔面に右手による殴打。 常人ならばまず昏倒するか骨を砕く一撃だが、さらに指環の力によって打撃を加えた箇所に水流をまとわりつかせる。 仮に意識を保ったとしても、意のままに動かない水流によって動きは制限される……はずだ。 (この筋肉野郎に小細工が効くかどうか分かんねえが……やらんよりはマシだ!) http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/341
すなわち!多少派手に地盤を割っても復旧に問題はないということだ!! ルーンロープの束縛をものともせずノーキンは足一つで石畳を砕いた さらにその衝撃はジャンのいる場所まで届き吹き飛んだ石片が散弾のようにジャンの身体へぶつかっていく 幸いアクアの大剣による防御と鉄の防具によってそれほど傷は負わなかったが視界を塞ぐには十分な量だ 石片と共に巻き上がる砂が収まったときジャンの視界にいたのはノーキンただ一人だった ラテはおそらくノーキンの隣にいた少女と既に戦闘を開始したのだろう二人ともここにいない ノーキンの後ろにいた冒険者部隊は既に別の順路で移動を開始したようだ つまりある程度こちらの狙い通りだ アスガルドの冒険者部隊はユグドラシアを囲む市街地に潜み学園へ通じる裏道裏口通用門を全て確保している あの数ならばいずれ学園にたどり着くまでに全滅するだろうここを知り尽くしているのはノーキンだけではないのだ そしてオークの若輩よ!貴様の持つ指環は吾輩が個人的に探し求めていたモノだ くれと言ってもくれぬであろう?ならば冒険者らしく盗掘品の奪い合いといこうではないか! ノーキンは力強く堂と名乗り踏み込んできた 見た目からは想像もできない俊敏さにジャンが思わず目を見張ったその直後 吾輩の皮膚を断つとは実に業物であるだが剣を断ち切るモノもあると知っているか? ジャンの目の前に現れたかと思うと両手で構えているはずのアクアの大剣を片手で掴み止めてみせたのだ ハーフオークとはいえそこらの生物に負ける腕力ではないと自負していたジャンにとってこれは久しくなかったことだった コイツ!親父かそれ以上の腕力してんな! さらにただの筋肉馬鹿ではないそうジャンは直感で感じた ならば一旦引いて指環の力で対抗するしかないそうジャンが考え距離を離そうとした瞬間だ 我が手刀だ!! ただの手刀によってアクアの大剣は容赦なく砕かれ思わず構えが乱れた隙を突かれる そしてこれが我が足刀だ!! 鉄の胸当てにはヒビが入るほどの衝撃が加わりジャンはあっけなく吹き飛ばされた 通りにあった青果店の先日までは売り物だった大量の果物にぶつかり欠片の中にジャンは沈む だがジャンの身体には傷一つついてはいなかった砕かれたアクアの大剣が圧縮された水流となり ジャンの身体をノーキンの一撃から守ったのだだが鉄の胸当てまでは守り切れなかったようだ 痛ぇなオイこの胸当て結構高かったんだぜ ゆらりとジャンは立ち上がり指環の力を再び解き放つ 指環から放たれる激流はジャンの腕と足に纏われそれぞれ美しい水の波紋を描いた紋様を持つ防具となった こっちも名乗らせてもらう冒険者のジャンジャックジャンソンだ 指環は渡せねえあの世か牢屋どっちかに行ってくれや 荒波のごとき激流を体に纏わせ滑るようにノーキンへとジャンは突撃する まずは姿勢を低くしなめらかな動きで足払いをかけたさらに姿勢を崩したところで膝蹴りを胴に叩きこみ顔面に右手による殴打 常人ならばまず昏倒するか骨を砕く一撃だがさらに指環の力によって打撃を加えた箇所に水流をまとわりつかせる 仮に意識を保ったとしても意のままに動かない水流によって動きは制限されるはずだ この筋肉野郎に小細工が効くかどうか分かんねえがやらんよりはマシだ!
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