[過去ログ] 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第92章 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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708: UNNAMED 360 2016/01/14(木)01:44 ID:I00zRjzy(3/3) AAS
暫く洞窟の外の様子を伺った後、斑のリクビトに気付かれない様に、急いで荷車に荷物を乗せて街に戻ると、街はちょっとした騒ぎになっていた。
「お父さん!!」
「おおっ!モーズ!!戻って来たか!!」
「ジルバかっ!大変なことになったぞ!洞窟の外にリクビトが集まってきている!」
「なんだとっ!?」
ジルバは、あまりの衝撃で一瞬硬直するが、直ぐに思考を切り替えてモーズに話しかける。
「リクビトの奴らは、この洞窟に気付いているのか?」
「いや、その様子は無い・・・それに、あの体格ではこの狭い入り口を通るにも一苦労だろう。」
「お父さん、私怖いよ・・・。」
「大丈夫だペトラ、俺が付いている、連中がもし襲い掛かって来るなら鉄の斧で両断してやる。」
「早まるなよモーズ、徒にリクビトに危害を加えて敵対する様な事になれば、我らとて唯では済むまい。」
「分かっているジルバ、いくら短気な俺でもそれくらいは心得ているぞ。」
「リクビトの連中がこの洞窟に気付かないならば、そのままやり過ごせ、もし気付いたのならば様子を見つつ、接触を待て、こちらから赴く必要は無い。」
「盗賊の類ならば返り討ちにするまでだが、荒野の開拓民ともなるとやり辛くなるな。」
「リクビトは口封じのために問答無用で殺すことも平気でやるらしいが、我らは蛮族では無いからな。」
「お父さん、リクビト・・・・来るの?」
「まだ判らんな、だがしかし、あれ程の集団で洞窟に押しかけられては堪ったもんじゃない」
「面倒なことになったわい、まぁ、今まで山と魔獣や鎧虫に守られていたが、何時までも洞窟に身を隠す事も出来ないという事だろうの。」
「何にせよ、街の幹部連中を集めなければならんな、ジルバ、西側から声をかけてくれ、俺は東側から行く!」
「・・・・・。(リクビトは怖いけど、外の世界は見てみたな、どんな光景が広がっているんだろう?)」
取りあえず此処までです。
しかしこの展開・・・既視感が・・・ソラビt(ry
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