[過去ログ] 学園物語★KOVA 17歳★2 (954レス)
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917(1): 外伝・秋のソナタ〜波乱万丈編2 03/10/04 04:29 ID:+8ZAk+7O(3/6) AAS
至福の時を迎えながらも、家を飛び出して来たこと、不倫の恋に対する微かな罪悪
感、今までの生活の中での疲労感、保との20年振りの再会から来る緊張感に縛られ
ていた秋子の心は、小洒落た喫茶店に入るや否や、一気に解放された気がした。
保「アキちゃん、何飲む?」
リラックスした秋子を微笑ましく眺める保に、秋子は照れ隠しした。
秋子「えーっと、じゃあホットコーヒーでも戴こうかしら」
手を挙げて店員を呼ぶ保。50前後とはいえ、鍛え上げた逞しい腕っぷりである。
保「ホットコーヒー2つ、お願いします」
店員「かしこまりました」
白いワイシャツに黒いエプロンを下げたその店員が去った向こうをふと見ると、何や
らマサヲと同年代と思われる二人組みのアキバ風な男が、ショートケーキにかぶりつ
き紅茶をガブ飲みしながら語り合っていた。
男A「米帝の独走に盲目に追従するだけの小泉に、このまま続投させてはならない!」
男B「全くその通り!亡国政治の元凶たる・自由民主党は直ちに野党に転落すべし!」
男A「我々は立場を超えて一致したな。ここに共闘関係を結ぼうではないか!」
男B「おう!兄弟の杯、兄弟の契りだ!!」
吐き気をもよおし、秋子は思わず口に両手を当てて塞いだ。
保「…ど、どうかしたの?アキちゃん」
秋子「あっ、い、いえ…な、何でもないの」
保が心配そうに秋子の腕にそっと触れると、秋子の目から思わず溢れんばかりの涙
がこぼれ出し、すすり泣きを止められなくなった。
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