[過去ログ] 白河ことりファンクラブ14学期 (1001レス)
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940(1): [age] 2006/06/20(火)18:01 ID:wqv1/OmI(4/6) AAS
日が差し込んでくる部屋に一人の男性が寝ていた。
"ジリリリリ"
「・・・やばい!!。」
純一は飛び起きた。これから仕事があるため、起きなくてはならない。遅刻する確立はかなり高い。
台所では白いご飯、香りよい味噌汁、ラッキーな事に二つの黄身があった目玉焼きが3人分用意されていた。
「・・・おは・・・よう・・・」
まだ眠気がさめないせいか、弱々しい声を少女は発する。
「ヒナ、ちゃんとボタンしめなさい。髪も整えないと男の子にモテないぞ。」
「あ、ランドセル・・・部屋に忘れちゃった・・・」
ヒナは服をろくに伸ばさないままもう一度部屋に戻ってしまう。
「まったく、誰に似たのか・・・」
ことりは主人が降りてこないので、呼んでみることにした。
「ねえ〜、純・・・」
「おわわわわ〜!!」
ズン、ドタ、ダダダダ
階段から転げ落ちる純一。
「大丈夫?。」
「ああ・・・早く飯食わないとな。」
「純一君、急いで。ヒナ、いつまでかかってるの?」
ヒナも慌てて部屋から出てくる。
「いってきま〜す。」
ヒナは友達との待ち合わせ場所へ走っていく。
「純一君も急いで。」
「おう・・・じゃあ、いってきます。」
純一も全力で仕事先へ向かう。
「いってらっしゃい。・・・さて、洗濯しないと・・・。」
ドアを開き、家に入る。彼女の薬指にはあの時の指輪が填まっていた。しっかりと、幸せの証として。
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