[過去ログ] 猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系の総合スレ 第5章 (858レス)
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30: 囚われた少女エージェント2話 2006/04/14(金)01:44 ID:28DyPLQq(5/10) AAS
「誘発体移植の前処置として、被験体へ自白剤64号の投与を行う。これは被験体516号が当研究所へ潜入した国家機関のスパイと推定されるからで
ある。年少、稚拙な活動から下級のスパイと思われるが、丸一日尋問を行なっても身分を明らかにせず不明である。自白剤64号は自白剤54号の改良
試作型である。これまでの試験内容は投与例9、成功例4、被験体精神障害発症例3、被験体死亡例2である。成功率44,44%と低率である。被験体51
6号は下級のスパイであるとの推定から有為な情報を入手する見込みは低いと考え、試験の一環として当剤を投与する。誘発体移植後の適合処置で
延髄にコントロールシステムを埋め込むため、精神障害に留意する必要は無い。血圧、心拍数の急激な変化のみに留意する。」
恐ろしげなことを次々と口にしていく男を顔面を蒼白にしたアカリが見上げる。
「どっ…どんなことをされても、あたしは負けない…負けません!」
「タクヤ、投与しなさい。」
アカリの必死の抗いの声を意に介さず、男はタクヤに指示をする。
指示に従いタクヤはアカリの左腕に注射器を突き立てピストンを押していく。そして青色の自白剤は全てアカリの血管へ吸い込まれた。
つかの間の静寂、荒い息遣いがアカリの怯えを伝えている。
だが静寂は長くは続かなかった。
「アガガガァー!!」
突如、アカリが身を仰け反らせ、奇声を発した。拘束ベルト、いや台自体がギシギシと音を立てるほどの力である。
弱々しい光を放っていた眼は極限まで見開かれ、端麗な瞳を失い血走った白眼を剥いていた。
口も顎が外れそうなほど大きく開かれ、うなり声を上げる。
バンッ! バンッ! バンッ!
アカリは背中を台に叩きつけながらうなり声を上げ続ける。
「グルジィィィー!!ィィィイガアアァー!!」
口からは絶叫とともに泡状になった涎を吹き出し、彼女の裸体に降り注ぐ。
台の周囲に置かれたモニターの数値が急激な乱高下を繰り返す。
「ジュイヌウゥゥー!!ジンヂャウウゥー!!」
聞くに堪えない悲鳴はその後も続いた。
そして。
「ブベェェェー!!エヒュュューッグ!!……」
バスン!!
長い時間、アカリにとっては絶望的に長かったであろう時間が過ぎ、再び静寂が訪れた。
台の上で痙攣を続ける彼女の姿は惨たらしいものであった。
紺玉はまだ半ば以上瞼に隠れ、白眼は真っ赤に充血していた。
「ヒュ、カヒュッ、ヒェックッ」とかすれた呼吸音を響かせる開け放たれたままの口。
彼女の黒髪、苦悶の表情を張り付かせたままの顔、そして首周りは涙、鼻水、口から吹き出した涎のみならず黄色く臭いを放つ液、そう
胃液によってまで汚されていた。
両手足首の白肌、それを抑えつける拘束ベルトは血塗れになっていた。
そして、股から脚にかけては苦痛で括約筋が機能を喪失したため、尿、糞便にまみれていた。
「薬剤投与後、11分20秒で被験体516号の興奮状態は終局する。血圧は……」
目の前の惨状を直視しながら、白髪の男はモニターに映ったアカリのデータを読み上げていく。
「……である。以上の数値は平常値より高いものの許容範囲内と思われる。自白剤の効果の発現を待つため2時間安静にさせた後、被験
体への尋問を開始する。じゃあタクヤ、出ようか。」
そうして2人がフレームアウトし、アカリが取り残されたところで再び場面が転換した。
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