[過去ログ] まほらば〜鳴滝荘のまろやかな十二時〜 (1001レス)
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903: 彼女とかくれんぼ 2006/06/12(月)00:05 ID:2W0pI8W9(6/6) AAS
「ん?………う、わっ!!?」
見れば、頭ひとつ、僕より身長の低い早紀ちゃんが、真っ赤な顔をして僕の胸に顔をつけた形でこちらを見つめていた。
………………………ヤバい。すっっっっっごく、ヤバい。
だって早紀ちゃん今にも泣きそうだしすっごく顔赤いしああやっばい僕の心臓なんかスゴいことにしかも上目遣いは反則―――!!!
ボシュンボシュンと頭からイカれた機械のように煙が立ち上る。
「ご、ごごごごっごごごごご、ゴメンっ、早紀ちゃん。こ、んなことっするつっもり…じゃなかったんだけど………」
すると早紀ちゃんは赤らんだ顔で俯いて、ぽつりと。
「あ、あたしは…へいき…し、こんなに暗いとこで、急に…だから、びっくりしたけど…白鳥は…その…あたし、の…恋人…だし………」
―――――――――。
オ手上ゲ。コレハ反則デス。可愛スギル。
でも、このままだとナニか凄くヤバいので、早く切り抜けないと―――あ、アレ?
「あれ?い、板がどかない………?」
片手で早紀ちゃんを抱いて、もう片方の手で板を押しても、なにかが引っかかっているようで、外れない。
「ど、どうしよ………ねぇ、早紀ちゃん?」
尋ねると、早紀ちゃんは、
「ぅ?」
と、熱に浮かされたようなうっわー超ヤバい。
だってモノスゴク可愛いしやっぱり上目遣いは反則だよああ何か柔らかいものもイロイロとあたってお互い顔が真っ赤だよおかーさーん!
「ぁ、あたしは………このままでもいいか、な」
―――――――――。
二度目ノオ手上ゲ。
ソコデ、ソコデニンニコハ反則デスヨ。
「じ、じゃあ僕も…このままでも…いいかな………?」
ぎゅっと、両腕で早紀ちゃんを抱きとめる。
「…え。へへ…」
―――――――――。
三度目ノ、オ手上ゲ。
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