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まほらば〜鳴滝荘のまろやかな十二時〜 (1001レス)
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901
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彼女とかくれんぼ
[sage タイトルはこれで] 2006/06/12(月)00:01
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901: 彼女とかくれんぼ [sage タイトルはこれで] 2006/06/12(月) 00:01:38 ID:GTzdqF5y 流石に僕もいつまで経っても「引越してきたばかりのヒヨッコ」というわけにもいかず、色々と学習はした。 した、筈なのに、前回のかくれんぼでは開始早々なんと沙夜子さんに見つかるという失態を演じてしまった。 なので、今日の僕は頭をフルに使って勝ち抜くことをモットーにして見る。 まず、人が住んでいる部屋はNGだ。 基本的に隠れるところは押入れぐらいしかなく、唯一の例外が朝美ちゃんの見せたダンボール隠れだ。 続いて空き部屋。これも勧められない。 四号室などは隠れるには絶好のコスチューム天国だけど、そもそも千百合ちゃん出現時以外は鍵がかけられている。 それをわざわざ開けて隠れては、ここに人が隠れてますぜダンナ、と言っているのと同意だから。 そもそもこの鳴滝荘は基本見渡しが良く、中庭ですら一回りすれば大体の位置が把握できるほどだ。 …これもまた例外だけど、珠実ちゃんの木登りや、灰原さんの潜水、…あとは論外として沙夜子さんの盆栽同化。 例外中の例外としては珠実ちゃん作、梢ちゃんの秘策中の秘策、「カモフラ柱」ぐらいか。 ………例外ばっかだ。例外ばっかだよ……… ぅぁぁ、と頭を抱えながら、そろそろ五十をカウントした珠実ちゃんから逃げるように鳴滝荘の中へ。 さっき言った様に、見晴らしの効く場所はダメ、と、なると……… 「さぁ〜早いトコ全員見つけるです〜♪」 そんな声が聞こえた頃、僕は第一物置の中に居た。 掃除用具やら妖しげなものやらがひしめきあってごったがえしている物置は、隠れるには絶好の場所だ。 それほど広くは無い物置の中、さらにその奥へいろんなものをどかしながら進む。 すると、ちょうどいい空間が。 壁に沿って置かれている棚と、部屋の角の所に、丁度人一人が収まるスペースが。 これ幸いと、僕はこの戦いが終わるまでココに潜むことに決めて、そこに座り込んだ。 それから三十分ほどが経ったと思う。 不気味なほどにこの物置に人が近づく気配は無く、ちょっと前に遠くで無念そうに叫ぶ桃乃さんの遠吠えが聞こえたぐらいだ。 ………あれ、ひょっとして僕、買っちゃうかも? などと浮かれている僕を、一瞬で現実に戻す、物音がした。 ―――がちゃり。 物置の扉が、開けられた。 「―――っ!!」 僕は身を硬くして、そのままやりすごすべく息を潜め、身をかがめる。 中に入ってきた人物は、十中八九珠実ちゃんだろう。 隠れる側の人間は、わざわざ危険を冒してまで途中で場所を移動しないからだ。 ガサガサと、部屋のものをどかしながら、確実に。 ―――こちらへ、来る。 ああ、短い夢だった。とか、やっぱり珠実ちゃんには勝てないな。とか思って諦めモードに移行していると。 最後の壁、身を隠すために置いていた僕の身長よりも大きな板が、取り去られた。 「し、白鳥?」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142000681/901
流石に僕もいつまで経っても引越してきたばかりのヒヨッコというわけにもいかず色と学習はした した筈なのに前回のかくれんぼでは開始早なんと沙夜子さんに見つかるという失態を演じてしまった なので今日の僕は頭をフルに使って勝ち抜くことをモットーにして見る まず人が住んでいる部屋はだ 基本的に隠れるところは押入れぐらいしかなく唯一の例外が朝美ちゃんの見せたダンボール隠れだ 続いて空き部屋これも勧められない 四号室などは隠れるには絶好のコスチューム天国だけどそもそも千百合ちゃん出現時以外は鍵がかけられている それをわざわざ開けて隠れてはここに人が隠れてますぜダンナと言っているのと同意だから そもそもこの鳴滝荘は基本見渡しが良く中庭ですら一回りすれば大体の位置が把握できるほどだ これもまた例外だけど珠実ちゃんの木登りや灰原さんの潜水あとは論外として沙夜子さんの盆栽同化 例外中の例外としては珠実ちゃん作梢ちゃんの秘策中の秘策カモフラ柱ぐらいか 例外ばっかだ例外ばっかだよ ぅぁぁと頭を抱えながらそろそろ五十をカウントした珠実ちゃんから逃げるように鳴滝荘の中へ さっき言った様に見晴らしの効く場所はダメとなると さぁ早いトコ全員見つけるです そんな声が聞こえた頃僕は第一物置の中に居た 掃除用具やら妖しげなものやらがひしめきあってごったがえしている物置は隠れるには絶好の場所だ それほど広くは無い物置の中さらにその奥へいろんなものをどかしながら進む するとちょうどいい空間が 壁に沿って置かれている棚と部屋の角の所に丁度人一人が収まるスペースが これ幸いと僕はこの戦いが終わるまでココに潜むことに決めてそこに座り込んだ それから三十分ほどが経ったと思う 不気味なほどにこの物置に人が近づく気配は無くちょっと前に遠くで無念そうに叫ぶ桃乃さんの遠吠えが聞こえたぐらいだ あれひょっとして僕買っちゃうかも? などと浮かれている僕を一瞬で現実に戻す物音がした がちゃり 物置の扉が開けられた っ 僕は身を硬くしてそのままやりすごすべく息を潜め身をかがめる 中に入ってきた人物は十中八九珠実ちゃんだろう 隠れる側の人間はわざわざ危険を冒してまで途中で場所を移動しないからだ ガサガサと部屋のものをどかしながら確実に こちらへ来る ああ短い夢だったとかやっぱり珠実ちゃんには勝てないなとか思って諦めモードに移行していると 最後の壁身を隠すために置いていた僕の身長よりも大きな板が取り去られた し白鳥?
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